宮古島の子供たちが恐れている「片足ピンザ」の伝説についてお話します。
「ピンザ」とはヤギのこと。島ではたいていの農家はヤギを飼っていました。
このヤギはハレの時に刺身、ヤギ汁、ヤギ肉野菜炒め等に変身して食卓にのぼることになるのですが、普段は家の脇の小屋に押し込められて草を食んでいます。
自分の運命を知ってか知らずか、生まれたての子ヤギにも厭世感が。牛ほどの覚悟はないみたい。
ちょっと昔の事(昭和40年代とも云われております)、島のヤギの中に人を見るとジャンプするのが好きな大変元気なヤギ(がんずうピンザ)がおりました。ある時、着地に失敗し、捻挫して片足(3本足)でしか歩けなくなり、「片足ピンザ」といわれるようになりました。
それ以来、夜になるとこのヤギがどこからともなく現れて人の頭上を飛び越え、飛び越えられた子供は魂を抜かれるという言い伝えがあり、子供たちは決してこの交差点を通らなったそうです。一緒に働いている40代がそう言ってました。
そのヤギが頻繁に現れるのがこの「ガングルユマタ」とよばれる恐怖の四つ角。
「ユマタ」は四辻のことですが、前半の「ガングル」には調べた中では二つの説があり、
「ガングリ・ガングリ」という音を出してどこからともなく現れるという説と
歩く姿が「ガングリ・ガングリ」だという説とがあります。
また、「片足ピンザ」とは関係なく、「ガン」は死者を運ぶ道具で棺のようなものでそれを納めていたガン小屋があったという場所という説もあります。
いずれにしても、子供の夜遊びを戒める寓話であるというのがもっともらしい起源です。
蛇足ですが、ここのユマタには通りをはさんで理容店が2軒向かい合わせで立地しており、左の理容店は三線教室もやっているみたいです。
なかなか闘う意欲満々の四辻であります。あなたも片足ピンザに会いたいですか?
ヤギさんの目って、もともと、ちと怖いと思っていたので...
今日、夢に出てきませんように...
報告ジャム達、GET!
ここ通ったよね!!??あれ?通ってないっけ?
河村市長、たーけーかどうかわからんさー。興味ないしねー。天パーいやなん
HULALIさん
これからしばしばこわーい話を持ってきますのでチャマの寝不足にならないよーに
「元焼き」さん、これでつないでおこうね
ガングルは通ったと思うよ。
頭上を片足ピンザが飛んでいたし。
9年間この辺住んでるけど何も起こらないし、でも、この話は、僕は、前からこの話しは気になっている。