3年続いてきた長墓遺跡発掘調査お助けマン。
今年は、今日から10日までの予定で新たな地点を発掘することになりました。
が
爺は、明日からの長期遠征でお休みとなりました。来年があればですが。
それでも、現地とスタッフを表敬訪問し、来年の再開を約してまいりました。
今年はハドソン先生を除いて新しいメンバーに変わり、後着のスタッフも遅れるようでお会いできませんでした。
先生にいただいたRISEC News(持続的環境文化研究所ニュース)にこの遺跡の発掘意味が載せられていましたのでご紹介します。
宮古島の先史文化は、我々が知らされてきた縄文・弥生系文化とは全く違う文化で、土器がなく、代表的な道具は貝斧(かいふ)でした。
この遺跡では大きな貝塚が発見され、上の岩陰で生活しながらゴミを前に捨てていたと考えられます。
特に、他の島々とは異なって、農耕による生活を持たなかった先島諸島と沖縄諸島は狩猟採集が生活のすべてでした。そのことは、島の環境破壊が確認されていないことが物語っています。
それでもなにがしかの植物を採取して食べていたはずです。
しかしながら、この遺跡では植物摂食の痕跡も発見されておらず、どのような戦略で自然と共に暮らしていたのかを知ることが重要と考えています。
この遺跡ではイヌの骨も2点確認されています。宮古島で一番古いイヌの発見です。
ここからは爺の推測ですが、狩猟採集民はイヌを食することを忌み嫌うといわれていますが、ここに埋められていたイヌはゴミ扱いだったのでしょうか?
とするとひょっとして食べていたかも!?
いただいたNewsの一部をお見せします。
発掘メンバー(2011年)に、知ってる人は一目でわかる、さる人物がいるさぁ
では、以後は、旅先からの投稿となります。