虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

一生勉強、そして人との出逢い

2015-03-13 | 塾長日記
水谷の兄貴の影響で吉田松陰の書籍を手にした。
そこに松下村塾五か条があり、目に留まった。



1.両親の命、必ず背くべからず。
1.両親へ、必ず出入を告ぐべし。
1.晨起盥梳(しんきかんそ)、祖先を拝し、御城にむかひ拝し、
  東にむかひ天朝を拝すること。
1.兄はもとより年長又は位高き人には、かならず従ひ敬ひ、
  無禮なることなく、弟はいふもさらなり、品卑き年少なき人を愛すべし。
1.塾中においてよろづ應對と進退とを切に禮儀を正しくすべし。

親への感謝、年長者への感謝、礼節を重んずる塾風土は
共感できることである。

また私は親が子を思う気持ちを塾生たちに代弁することもある。
親の気持ちは誰しも同じだ。
それを私は塾要項表紙に書き記している文言がある。

親にとってわが子は「宝者」です。
だからと言って、ぬるま湯に浸るような人生にさせたくありません。
人から頼りにされる人、また人を頼った時に支えてもらえる、
可愛がられる人へと成長して欲しいと思うのが親心ではないでしょうか。


松陰流の勉強のコツも記されている。
1.自分の得手・不得手を見極める。
2.誰にだって1つや2つの才能がある。
3.継続すること。やったりやらなかったりがいけない。
4.1ヶ月でダメなら2ヶ月。それでもダメなら100日

これもイチローさんの
「小さなことの積み重ねこそとんでもない所へ行く唯一の道」と
相通ずる点である。その時代で名を挙げた人の行動規範は共通点が多い。
私は子どもたちに人が成長する3要素として
「素直さ・謙虚さ・勉強好き」をよく口にする。
50歳を超えてもまだまだ勉強しなければならない。
一生勉強だ。




今日は月1回の伊吹の滝へとお参りに行ってきた。
穏やかな心で手を合わせることができた。
気負いなく自然体で。

どれくらいだろうか。
1分前後だと思うが手を合わせてひと月の報告をしていたら
掌が熱くなってきた。私は霊感など持ち合わせていない。
不思議な現象だった。



私は「伊吹の滝のお不動明さんからの熱いエネルギーをいただいた」と
良い方に解釈した。


2000稿まで、残り1稿

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