虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

上野塾西郷校閉校 ②

2023-12-25 | 塾長日記
西郷校を閉めさせていただきます。
今までありがとうございました。
......
......
これだけで終われるものではない。
これから中3の受験期に入っていく子どもや、
これから中学へと進学していく子どもへの導きができてこその説明会だ。

塾屋の勝手な判断で、2月末や3月末に「塾を閉めさせていただきます」は
子どもたちに対しても、親さんに対しても失礼なことである。
来春のことを考える時間を確保できるようにすることは大切に思う。
そのことを思って私はこの12月に発信した。

来春卒業して行く子どもたちを除いて、
今、西郷校に通っていただいているお子さんが34名いる。
塾は星の数ほどある。この西郷校近辺には自宅から歩いて行ける塾だってある。
進学実績のある塾も多くある。

しかしこの34名の中には、上野塾でないといけない子どもがいるのも事実。
じっくり丁寧に教えてくれるこの塾がいい。
学校になかなかいけない子もこの塾は来れる。
苦手な勉強もここだと頑張れる。
やっぱり数学は黒田先生に習いたい。
・・・・・・
そんな声に応えようと、私と黒田は本校移籍計画を考えた。

本校は西郷校から北へ車で20分ほど離れたところの山県市にある。
夏は暑く、虫が飛び交う。冬は寒く、岐阜市よりも雪が多い。
そんな田舎の教室だけど、温かい気持ちで子どもたちを迎える教師がいる。
本校は黒田と私、上野塾卒業生の現役大学生で来年から運営する。
今の黒田と私だからこそできる塾。
子どもたちときちんとした人間関係を作った上での指導。
親御さんとの関係も黒田の細やかな気配りで強固なものになっている。
やさしさ、厳しさ、温かさ、励ましがある。
人の厚みと深みのある空間での時間共有。
心を込めて子どもたちと親御さんに本校移籍の話をさせていただいた。

(つづく)




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