虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

こっそり大腸検査

2011-04-28 | 塾長日記
今日は大腸内視鏡検査日。

実は3月末に下血し、検査をするように言われていた。
新年度のスタートもあったので
もしも自分が現場に立てないようなことになったら皆に迷惑をかける。
今は別に身体に変調を来しているのではないので、
5月の連休前の検査に延期していただいていた。

4月の峠も見えてきた今日は朝からスクリットと言う薬・・・
いわゆる下剤を午前6時から2時間かけて2リットルを飲んで
大腸内をすべて空にする。
塾屋の仕事は夕飯がどうしても午後11時過ぎになる。
軽い食事ならばと思って少々いただいた。
こんな日に限って「から揚げ」
もう少し食べたかったが今日の検査に支障があるといけないので
ぐっと我慢した。

スクリットはポカリスエットに少々粘り気を加えたようなもので
とても飲めないというものではないが好んでいただくような味でもない。
規定のマニュアル通りに準備を済ませて病院へ。

今日の病院は混んでいた。駐車場が一つもない。
3周ぐるりと回っているうちに運よく1台の車が動き出した。
そこに車を停め病院に入る。

検査なので待ち時間もほとんどなく
カメラ室に通される。
いつもの看護師さんが
「上野さん、大腸検査何回目なの?」って。
毎年1回胃カメラでこの病室には来ているのでこんな言葉が返ってきた。
私は「大腸は初めてです」・・・こんな元気に言えてはいない。
更衣室で検査着に着替えベットに横たわる。
血圧を測る・・・上150。
脈拍を測る・・・100。
看護師さんが苦笑い。
上野は根性ありそうでもこういった身を任せるのは
めっぽう苦手なのです。

カメラが大腸内に突入。
何とも言えない不快感。
看護師さんが
「足元にカメラ映像が見えますよ。よかったら見てください」って。
そんな余裕があるはずもない。
ひたすら目を瞑って『早く終われ~~』って心で叫んでいた。
検査の先生が大腸の先端まで行きましたからこれから復路になります。
『往路だろうが復路だろうが早く終わってくれよ』

しばらくすると、『あれっ?何これ?苦しくないや~』
思わずカメラ映像を見れる余裕が出てきた。
検査の先生が
「きれいな大腸ですよ。ポリープはないですから。安心してください」って。
私は『やれやれ、これで解放される』

検査が終わり寝台から立ち上がった私は検査の先生に
「あの3月の下血はなんだったのでしょう?」って尋ねた。
先生は「痔でしょう・・・」
私「・・・」

最後に私の主治医のK先生のもとへ。
K先生は「良かったですね。何もないことが何より」って。
それはそうだけどこの経験はできればしたくはなかったな。

まぁ心配なしと言うことで
今日も元気に授業開始となります。
みなさん、上野は大丈夫ですから。
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