戦いを終えた身体判定

今日はいい天気だ。
車の中にいるとポカポカしてくる陽気だ。

戦いを終えた私は主治医の元へ。
一年寝込むことなく動き回ることができたことに感謝し、
身体の変調がないかを見てもらった。

病院が今回新しくなったので、少し早めに向かった。
駐車場も広くなり院内も天井が高くなって開放感がある。
この病院は私が高校3年の時に胃潰瘍で初めてきた病院。
親父の他界が青年期の私の心をいじめたのか入院する破目になった。

その当時の病院はこじんまりした町の小さな病院だった。
あれから30年以上経過している。
見事なまでの病院に進化した。

待合室で昨日の入試の問題を見ているとレントゲン技師の方が
「上野さん」って呼ぶ声が聞こえた。
そうだった、今日は胸部のレントゲン撮影があるんだった。
すっかり忘れていたが新聞をそのままにしてレントゲン室に向かう。

撮影も終わり今日は時間通りに主治医からお声がかかった。
大抵30分程度待たされるが今日は定刻通り。
病院が新しくなったからか？？

主治医から
「胸部のレントゲンは問題ありませんよ。
　でも上野さんはタバコを吸われますから下の方が少々白っぽいですね。
　このまま行くと70歳くらいで病気がでるかもしれませんね」と。

私は
「私は今、健康の為にタバコを吸っています。
　止めたら返って体に変調が出ます」と自分なりの見解を述べる。

今度は血圧。私は血圧が高い。
今日は上が138、下が98。
薬を飲んでいるので上は落とすことができる。
でも下はなかなか落とせない。
そこで主治医が
「下を落とす方法は二つ。
　一つは塩分を取りすぎないこと。
　もう一つは息の切れる運動をすること」だと。

辛い物大好き。香辛料大好き。
塩分控えめでは食が進まない。
ならば息の切れる運動・・・。

よし、走るか！
芥見校の階段を毎日一気に駆け上がる。
本校の駐車場から教室まで荷物を持って全力疾走する。
このくらいでも効果はあるそうなのでやってみる。

そんな姿を見られたら上野は
血圧を下げる為の運動だとお察しくださいませ。