虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

教え子の親父さんからの手紙

2009-11-11 | 塾長日記
毎月、塾通信を配布しているが、今月のお返事用紙にこんなコメントをいただいた。

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いつも大変お世話になっています。
『将来自分は何をやるのか、大人になってどういう仕事をするのか』
目指す大人像が少なくて戸惑ってばかり。
もっと子どものための大人にならなきゃ・・・と思います。頑張っ!!
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我々が子どもの頃は、「こんな先生になりたいな」「こんな会社の社長になりたい
な」って、自分の周りの大人を尊敬したように思う。身近な父親や母親も家族の為に、一心不乱に働く姿を見せてくれていた。

今、自分も含め大人の威厳が薄らいできている。新聞やテレビで大手会社社長が深々と頭下げる姿を目にする子どもたちに、『夢を持て!将来はこんなに明るいんだ!』と言ったところで、いったいどれくらい響いていくのだろうかと感じる。



こんな社会を創ったのは、我々大人達。『もっと子どものための大人にならなきゃ』と書かれた親父さんの言葉を今日は何度も読み返した。



同じ塾屋の本田先生もこんなことを綴ってみえた。
『子どもたちは我々大人からすれば、未来の先輩である』・・・と。
未来の先輩と接する我々塾屋はこの仕事の重みを感じなくてはならない・・・。
そんなことを思って、塾生の親父さんからの手紙を読ませていただいた。
コメント (4)
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