ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

China Gates チャイナ・ゲーツ by John Adams

2016年10月26日 | 現代音楽

こんにちは 

11月20日に弾く曲と作曲家の紹介をしてますのん

 

コンサートの詳細は数日前のブログ Talk Concert 矢沢朋子 Piano+plus

チケットペイ http://bit.ly/2e17PDNでもコンサートの詳細がアップされています。

 

今日は:China Gates の曲と作曲家のジョン・アダムスです

 

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ミラノの風景をビバリーヒルズに変えてしまうジョン・アダムスの音楽  

 

『ミラノ、愛に生きる』予告編

 

この音楽はこの映画のために作られたものではないので、こうなるんでしょうね。

よく使用許諾したなぁ〜 商売人だなぁ〜さすがハーバードの経済学部卒の作曲家だけのことはある

 

と・ミョ〜な感心をしたものです

ヤザワの友人の作曲家、キャロリン・ヤーネルの先生のジョン・アダムス。

経済学部卒で作曲家で指揮者で大学の先生。ウェスト・コースト出身をプンプンと匂わせながらも(爽やか&ドラマチック)、ハリウッドのムービー・ミュージックとは一線を引く芸術音楽を創出しております。アンタはエラい

 

ヤザワの新譜[Tomoko Yazawa Piano Solo Absolute-MIX]に収録したChina Gatesは、『中国の門』というようには訳せません。

 

Gates/ゲートは:コンピュータのゲート理論のこと。ゲート理論を和声に転用して作曲された曲。70年代の曲で、シリコンバレーの創設期を彷彿とさせます。

 

でもなんでチャイナなの という疑問は、70年代当時のアメリカ文化全体を見通すと分かる。

『チャイナ・タウン』『チャイナ・シンドローム』といった同時期の映画で、「チャイナ」というものが混沌としたカオスなイメージで使われている。ちょっとした差別用語だとは思うけど、むかーしの日本の「トルコ風呂」(← 現ソープランド)よりはヒドくないかな?

 

『China Gates』は:2進法を超えて曲が発展していくあたりが『チャイナ』なんでしょうなーおそらく。iTuneでも試聴できるので聞いてみて?

 

東海岸ぽい爽やかさ&チャイナのエッセンスがちょっと。サン・フランシスコの風景がやはり似合う。

 

映画の感想ブログ ミラノ、愛に生きる

 

2012年4月のブログで、この2ヶ月後とかに突如・ヴィーガンになる決意を固めて実践したヤザワ。人生最後の『卵料理』ですた。

そして2015年には小麦アレルギーを発症して、ヤザワの生活からパンが消えました

元・医者妻で料理上手な年下の男に走った友人の1人は:去年・再離婚しました

 

人生いろいろぉ〜〜〜 

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