ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

創傷治療完了!

2007年09月27日 | 美容、健康
芸術の秋、読書の秋とはいえ、闘病中だったり病み上がりの場合は、あまり小難しいモノを読んだり聞いたり見てはいけません。

ヤザワが電車とかの移動中に読もうと思って買ったものの、10ページも読むと具合が悪くなったり傷がズキズキと痛んだ本。↓

マキアヴェッリ語録 塩野七生著/新潮文庫
人生論ノート 三木清著/新潮文庫

なんだか突然具合が悪くて、電車降りてホームで休もうかしら?と本を閉じて目も閉じるとだんだん具合が良くなるという。小難しいもの、新しい知識みたいなことが身体に悪いのかな??

ということで、本棚を整理してたら出て来たサガンなんかを読む。だいぶ昔に読んだのでストーリーは忘れてたけど気分悪くならないし。聞いてるのは:椎名林檎の「平成風俗」。

久しぶりにファッション雑誌も買ってみました。この秋も「引き続き:カーヴィ・ワンピースがキテる」んだそうな。まるで妊婦服だなー。いっぱい食べても苦しくなさげでいいかも。

とか秋のファッションもチェック。欲しいものは何もありませんでした。

新しい本読みたいよー

でも傷に悪いし。 そうだ!すでに持ってる着物の本を見て着付けを頭でおさらいしておこう!新しい知識じゃないから身体にもこたえないはず。

コレは楽しいですしかも見てるうちに、もう使わなくて持ってるだけの母親とか祖母のブローチを帯留めにしてみよう、とかアイデアも湧いて。けっこー力技(ブローチの金具をペンチで取り壊す)でしたがアタマを使うより身体にはずっといい様子。とかしているうちに治りました。

バニラもすっかり治りました!

しばらくキル・ビルとか見れません。かなりトラウマになりました。状況を書くのもイヤ。思い出すとまだズキズキして。

だいぶ前に人のブログで紹介してた治療法。今回、バニラにも実行しました。かなりひどいケガでしたが、病院にも連れて行かないで治しました!

まずはこれを→ 傷治療の非・常識

興味があったら→ 新しい創傷治療
お医者さんのサイトなんで「患部」「経過」の写真とかありますから、食前、食後は避けてね!

ヤザワが常備してるバンドエイド→薬局で買える創傷治療用バンドエイド
↑まだ高いので、もっと使用者が増えれば安くなるのに?とか思ってるので紹介。

この治療法で気になったのは水道水。日本だから大腸菌とか水道水にいないんだよね?じゃ、消毒の塩素とか、そういうのって・・・

と検索してたらこんな記事が。→ミネラルウォーター比較

ヤザワは買うときは「アルカリイオン水」派だったんだけど。
とりあえず竹の割り箸は危険(漂白剤)なんだそうなので、マイ・箸派になりつつあります。

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インドネシア地震

2007年09月13日 | 日常
ジャカルタ市内の北部、バタビア地区の路上。オランダ統治時代の面影を残すコロニアル建築や街並。

昨日は色んなニュースがありました。

ヤザワがジャワ島観光中の同じ頃にジャカルタを訪問してた首相が辞任表明したり。またスマトラ島でM8.2の地震があったり。ジャカルタ市内も相当揺れたようです。当初、M7.8とかいう報道でしたが時間が経つと8.2になっていて・・

まだお土産も渡していない友人もいたり、楽しかった旅行を反芻したりしてこうやってブログを書いていたからショック。

日本でも新潟に頻繁に地震があったり。どうしてこう同じ地域に・・・

地震はエネルギーを発散するとしばらく大丈夫だ(こない)、といううろ覚えの知識は間違ってるのかな?

実はスマトラ島に最初は行こうと思っていた旅行。ジャカルタの友人がスマトラで避暑をするというので合流しようかと思ってたんだけど。ガイドブックを見ているうちに、やっぱりビギナーとしてはボロブドゥールとかを見ておこうという気分になったわけだ。バリ島とスマトラ島は今度にしよ、と。

これだけ大きい地震だとまた電話も繋がりません。心配。メールはしたけど・・

どうかどうかスマトラに行ってませんように。

サリナデパートでヨシエちゃんが楽器を買おうと試弾してたら、売り場の人があちこちから集まって来てセッション!カメラを向けたら顔だけマジメになっちゃったけど、ヨシエちゃんのようにノリノリで叩いて、教えてくれました。

この階は確か6階。怖かっただろうな。。高層ビルではビジネスマンがパニック状態になったという報道もあったし。。

昨日はケーブルTVで放送してた「あの日を忘れない9/11」「ホテル・ルワンダ」と見たけれど、天災にしろ人災にしろ、その国、その地に友人がいるか、というのは世界観に大きな差を生むんだなと改めて思いました。9・11の時にはヤザワんちにはNYからのゲストが滞在中で、しかもパーティをしてて、腰を抜かさんばかりに驚きながらビル崩壊までの映像を見ていたのでした。それも友人のNYの家族からの電話でテレビを見たという。

NYの空港は閉鎖されて帰れなくなるかもしれないし、大使館の電話はパンク状態だし、毎日涙ぐんでるし・・・

アンゴラやソマリアの内戦のことも当時、雑誌や報道で見ていても「怖いなー・・」終わり。という感じだったのは、そこに友人がいなかったせいだと思う。映画でまさに、危険を冒して惨状を記録した記者が「これがトップニュースで全世界に放映されても、安全な世の中の人はディナーを食べながら『まあ怖い』と言って、次のニュースを見ながらディナーを食べ続けているんだ。誰も助けに来ない」という言葉が痛かったです。

出かけて久しぶりにNewsweekを買いました。イギリス人の東京特派員がどのように日本に関する記事を書くか、それがどのように編集されたりして雑誌に載るのか、という苦悶が特集されていました。それからルワンダの大虐殺の後、レイプされて生まれてきた子どもが愛せなくて悩む母親とか。アメリカの雑誌なので、アメリカの視点で書かれているから日本とアメリカに関する記事にはかなりムカつくことも多いNewsweek(日本語版)。今週号は良かったかも。日本人的に。


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ジャワ紀行:古典芸能鑑賞

2007年09月10日 | 文化・芸術
ジョグジャで観たワヤン・クリッ(影絵芝居)。この影絵の人形は水牛の皮に手で細かくパンチングして作るんですよ、とか終わると作ってる所まで見せてくれます。そしてウチにはシバ神ともう1人の神様の人形が壁におります(笑)。「大きいから・・」と断ったら小さいハーフ・サイズの神様を次々と見せてくれました(笑)

ストーリーは例によって魔人に誘拐された姫を救う王子の物語。助けた暁には「魔人とデキてないと証明しろ!」とか姫に火に飛び込んで身の潔白を示せ、とかゆうヤツ。インドの一大叙情詩だそうな。

今だったら「それは2次被害というものです」という内容(笑)

注:被害に遭った、という人に「それはあなたにも落ち度があったんじゃなーい?」とか軽率に言うのは加害行為の一部です。

この物語はその後、踊りを観た時も同じストーリーだったので、良く分かって入り込めて鑑賞出来た、という利点はあるものの:家来何人も死なして助けた挙げ句、大丈夫?とか気遣うこともなく火に飛び込め、ってか!?

別れちゃえ、こんな王子!こんなヤツと結婚なんてしない方がいいよ?

とか2回とも思ったんだけど。結局、姫は火に飛び込んで火傷も負わなかったので、潔白だ、とかいうことになって2人はシアワセに暮らしましたとさ。

というストーリー。なんだかなー。だめんず・うぉ~か~の古典版かな?

影絵の向こう側。オケのようにガムラン楽団が。セリフの間、お茶を飲んだりタバコを吸ってたり。いちおー本番でしょ?(笑)

まーもう観光客しか観ないんだろうね。有名すぎて。ベーシックすぎて。王宮のガムランはそれなりに気合いが入ってたけど。王宮のガムラン・メンバーは女性ばかり。

左から2番目が誘拐された挙げ句、火に飛び込まさせられる姫です。野外劇場。

こちらはバティックの工房を訪ねた時。2次干しのバティックを見せてもらいました。

バティックは女性が模様のデザイン、模様を描くのが仕事で、染めるのが男性の仕事なんだそうです。王宮の展示物の中に王や王妃が着用したバティックが展示されてるんだけど、全部女性の顔写真が付いていて、その写真の女性が柄をデザインしたということ。男性の写真はありませんでした。

バティックは表、裏と手描きするので、表と裏でちょっと違うのが本物のバティックの証。(バティック)プリント地は裏を見れば色がないのですぐ分かるということ。模様が細かいほど値段も高くなっていきます。詳しくなったでしょ?

1枚買いましたから(笑)。

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ジャワ紀行:ソロ

2007年09月06日 | 文化・芸術
ジョグジャカルタから1時間ほどの古都ソロからまた1時間ほどの山岳地帯にあるチュト寺院に飾ってあった・・・(何というの?)お米で作ったお祭り用のモノ。ツメまであって迫力です!8月17日が建国記念日だったので、こうして祝ってたらしい。ジョグジャカルタもすごい賑わいだったそうな。ジャカルタはテロを警戒しての厳重警戒態勢で、独立記念塔のある広場には軍隊が出動。街中いたるところに警官と軍隊がいたという。脱出して正解!


まーそんな独立記念日前日にジャカルタに行くというみごとな平和ボケ・ジャパニーズぶり(笑)。まー警戒中だったから逆に強盗やら泥棒にも遭わずに安全(!?)でした。

コレが秘境(?)チュト寺院のなんちゃら!です。ちょっと浅草の雷門系をグロ・ポップにした感じ。お米で作ったみたいですよ。

コレは神輿?神楽??というの???なんと!刺してあるのはサテ(お肉やイカとかの串焼き)です!そして白いレースのパラソルやらは肉の脂の部分で出来ています!

けっこーグロいです。。標高が高い山岳地帯なので、ニオイもあまりしないし虫もたかってません。ガイドブックには必ず載ってる寺院で絶景ですが、四駆かバイクでないと来れないため、観光客も少なくて静かで神秘的です。マヤ文明と通じる文化遺跡だそうで、ここの村の住人の99%はヒンドゥー教だそうです。支離滅裂な説明ですが、それだけ神秘的、ということです。こういったお祭りのものは普段は見れないだろうから貴重。絶景の写真はいっぱいあるから。

現在ジャワ島の人口の90%はイスラム教だということを考えると、確かにここは秘境かも。イスラム教との宗教闘争に負けてバリ島に移り住んだヒンドゥー教の忘れ形見の子孫たちがこの山岳地帯で暮らしているわけだ。この村では女性も髪を隠したりしていません。

スクー寺院。ここも精霊崇拝の寺院。ここも四駆かバイクでないと来れません。ちなみにヤザワたちは四駆のタクシーをチャーターして行きました。お値段は:応相談(笑)。ジョグジャカルタの駅で営業していたタクシーにボロブドゥールまでを交渉して以降、3日間頼みました。何事も最初が肝心(笑)。交渉が成立すれば本当に親切で礼儀正しいし。当たりだったのかな?人徳かも(笑)

ここはまたハイキングで来たいです。またここは来ると思う。別に理由が:色んなHな像がいっぱいあるから、というワケじゃなくて(笑)。それもとっても気に入った理由の一部ではあるにしても。写真はR指定なんでアップしません(秘)。むふふ。

ここではいたる所で湧き水があって、空気がキレイで景色が素晴らしくて。初めてヒンドゥー式トイレもいたしてきましたですよ!湧き水で!気持ちよかったです!

山なんでティッシュなんか捨てられないしね。お水は湧き水でキレイで冷たくて気持ちいいし。アナログ・ウォシュレットってゆんでしょかね?ヒンドゥー教徒じゃないんで、その後右手でゴハン食べたり握手したりもしましたが(笑)


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ジャワ紀行:プランバナン

2007年09月01日 | 文化・芸術
   プランバナン遺跡正面。雨ではなくて日傘。暑かった~~

とかゆっても、ジャカルタに着いた途端に東京より涼しかったんだけど。東京が酷暑真っ最中で36度とか40度とか?その時インドネシアはだいたい30度くらいで夜は24度とか。日中は日差しも強いけど東京のが暑い、ってどういうことなんだろうね?結果、避暑旅行となったのでした。


9月3日(月)PM7:30~~ velvetsunにてライヴ。

ヤザワの曲目は:Walk Man, Far Away From Here, 他Frank ZappaにG.Ligeti(←増えてるし),Thomas Yorke(radiohead),などを40分ほど弾きます。メキシカンが美味しそうなお店なんで、飲みがてらいらして下さい!お待ちしてます♪


ここの寺院遺跡も迫力です!ボロブドゥールよりビジターがずっと少ないのは現在修復中だから?

この前のジャワ島地震の痕跡。

現在寺院の中には入れません。こうやって通行止めしてるの。外側から眺める方がなんでも美しい・・とは思いつつ、ちょっと残念。・・・あれ?

落ちたのか!

ひょえぇぇぇぇ~~~!今、地震来ないでくださーい!!

なるほど。ここでは物売りも閑散としてました。それでも駐車場前の屋台レストランではまた一斉に呼び込まれて(笑)。メニューを見てみれば全部同じメニューに同じ値段。農耕民族の血筋?工夫をしないことで共存してる?(笑)
スープとライスを食べましたが美味しかったです!

ちなみに遺跡内出口近くに素敵なレストランがありました。もうお腹いっぱいだったので寄らなかったけど、遺跡から離れた安全な場所(笑)で寺院が展望できるステキなレストランでしたよ。今度、震度4でもあったら倒壊してしまいそうな寺院もあるので早めに訪れた方がいいかも???

てゆーか、世界遺産なんだから、入場料収入を外国人は3倍くらいにして、修復費用に充てましょうよ!?それくらい払うってば!この美しい寺院を消滅させてはいけません。


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