ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

梅雨明け?

2006年06月30日 | 文化・芸術
ネザーランド・ダンス・シアターを観てきましたー♪ (6月29日新宿文化センター)

やはりダンスの観客はダンスをやってる人が多いのか!?客席も美男、美女だらけ。も~舞台もそこらあたりも眼福、眼福

ステキでした

7時からの開演をちょっと押して、7時15分くらいから3演目のプログラム。各プログラムの間に20分の休憩を入れた豪華!プログラム♪

3演目のうち、最初のプログラムはチラシの写真にも使われたフォトジェニックな振り付け「トス・オブ・ア・ダイス」。

ヤザワ的には、この演目はあまりにもエイティーズ(80年代)感覚。なんというか、キメすぎなの。あまりにスタイリッシュでくつろげないイタリアン・コンテンポラリーな家具でまとめたデザイナーズ・マンション、という感じでした。

やはりネザーランド・ダンス・シアターのダンサーは、選び抜かれたバレエ・エリートたちなので、カッコいいことをストレートにすると、決まりすぎるきらいがあるなー。ピナ・バウシュのダンサーたちと違って、明らかに天性のバレリーナ、もしくは親子3代目くらいのバレリーナ家系といった風情の小柄ながらも9頭身というスタイルが勢揃いしているのは、それだけでも圧巻。ホントにパリのオペラ座バレエ団にしても、レニングラードにしても、名門バレエ団のダンサーたちというのは同じ人間とは思えないスタイル。

よくこんなに粒ぞろいで才能あるダンサーを集めたよな!と感心することしきり。

ヤザワの「喜び隊」なんて、大募集かけても1人しか応募してくれないし。。
でも1人は応募してくれたんだから その貴重な1人の気が変わらないうちになんとか結成してお披露目までこじつけたい(「こぎつけたい」でないところがミソ)ものです自薦、他薦、たくさんのご応募、心よりお待ちしております!

脱線したけど:今回のネザーランドで素晴らしかったのは、何といっても2つめの演目「サイニング・オフ」(音楽:フィリップ・グラス)と最後の「ウォーキング・マッド」(音楽:ラヴェル「ボレロ」、アルヴォ・ペルト「アリーナ」)。

「サイニング・オフ」は観ていて胸が熱くなりました。本当に素晴らしかったです。グラスの音楽はもともとヴァイオリン・コンチェルトなんだけど、この振り付けのために作ったとしか思えないほどマッチしてるし

1つ目の演目でちょっと白けたエリート感覚が、ここではまるで逆の「真摯に芸術に日々精進する芸術家」という後光が射すような気高さに溢れてました

バレエはソロ・ダンス公演でもない限りオペラと一緒の「総合芸術」なので、どんなにダンサーが上手に踊っても、振り付け、全体の構成、照明、衣裳、音楽に印象を左右されてしまうんだなー、ダンサーが主役とはいえ、総合芸術の中では歯車の中の1つにすぎないんだなー、とかいろいろ考えさせられました。

最後の「ウォーキング・マッド」はもう観てビックリの楽しさ

中華料理の赤い丸い円卓を見ると「ボレロ」が聞こえてくる(←ヤザワだけ?)、というくらい有名な故ジョルジュ・ドンがベジャール・バレエ団で踊っていたボレロ。シルヴィ・ギエムの「ボレロ」にしても、「ベジャール振り付けのボレロ」を超える「ボレロ」はもう創作できないのでは?と思っていたけど。評論家とかよく言うじゃん、「バレエは死んだ」とか「今世紀最後の巨匠」とか。まるでもう後がないような。真に受けちゃいかんね。新しい芸術はどんどん生まれてるんだから。

なんたって「ウォーキング・マッド」は、「ベジャールのボレロ」と匹敵する出来映え

なんで「ボレロ」ってタイトルにしなかったんだろうベジャールとジョルジュ・ドンに敬意を表してやめたんだろうか?バレエ関係者でないしがらみのないヤザワとしては、タイトルが「ボレロ」でも良かったのに、とか思ったんだけど。公演プログラムは完売(!)していて解説見そびれたからいきさつが分からないんだけど。ホント、来て観て良かった

なんか、頑張るぞー!って気分になるし

昨日(もう一昨日か)は1年ぶりくらいでお琴の八木美知依さんとお食事。八木さんのお仕事にシンパシーを感じていたヤザワは、八木さんへの尊敬が前提としてあるということで:あけすけに色んなこと聞いたりお話したりできて、すごく楽しかった

「ねー、なんか一緒にやりましょうよ」っていうくらい盛り上がったの。

じとじととして今イチ調子でなかった梅雨も、ようやく明けたかな?

←毎日クリックして?
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バカもつらいよ。。

2006年06月22日 | 日常
先月のGW明け以降、過酷な頭脳労働が続いているヤザワ。

アタマは使えば使うほど良くなる、とは言うけれど、あんまり使いすぎるとアルツハイマーになるという話しを聞いたことがあるんだけど。それは本当

実はIQ値がかーなーりー低いヤザワ。

今でこそ英語や仏語で仕事のメール書いたり電話したりというのが、さほどストレスにはならなくなったものの、やはりかなり消耗するというのが本音。難しい内容(←ヤザワにとってね)の話しを英語で書いたり話したりする日々が続くと、明らかにデコが広くなってくるの。前髪の生え際にクルみたい。。

そういう時というのは、毎日が微熱気味。唇もカサカサ。もう自分の容量と能力以上のことを明らかにしているので、体がオーバー・ヒートしてるわけだ。アルツハイマーにならないかしら

ヤザワが知恵熱を出して火照った顔でよろよろとなんとかやっている仕事も、IQ値が高い人がやると楽々とさっさと終えるんだよね。そして爽やかに飲みに行ったり違うことをしてたりするわけだ。IQ値が高いというのはメモリの容量とかと同じ気がする。ヤザワが1Gとかで色んなソフト入れてコンピュータが重くなってしまってノロいのに対して、IQが高いと80Gとか300Gでスムースに仕事をするという雰囲気。なんか分かってくれるかしら?

知恵熱を出しながら色んなことをする度に:「うう~・・継続は力なり~・・」と自らをハゲますわけだ。そして辛い時期を超えたら南の島に休暇に行く。すると生え際も復活するという。女に生まれてよかった。

IQが高いとちょっとやそっとの難しさでは熱なんか出ないし、そもそも難しいと感じていないのでストレスも少ないみたい。ヤザワの友達でも本当に勉強ができる人というのは髪もたっぷり、ツヤツヤで白髪も少ない人が多いの。男性は遺伝とホルモンの問題があるから当てはまらない場合もあるけど。でも若々しい人というのはたいがいアタマがいい人が多いね。「難しい」というストレスから1つ解放されてるんだもん。いいなぁー

本格的にプロトゥール(音楽波形編集ソフト)を始めたことも微熱の原因の1つ。

コレを始めた時は1時間で発熱したものだった。GWから初めて6月1週目までアタマのあちこちのツボが痛くて、髪をとかすときにブラシがツボに触っただけでも痛かったの。なんだか頭のツボが腫れてて、アタマ全体的にぶよぶよした感じになってたのよね。足ツボマッサージみたく、頭ツボマッサージもあればいいのに。自分でもゲンコツでアタマを押すと、少しラクになるんだけど。

ジャワ島で地震があったり、インドネシアには友達もいるので心配だったり、連絡がしばらくつかなかったりとフツーなストレスもいっぱいありました。父親は4月の術後以来10キロ以上痩せて「オレはいつ死ぬんだっ」と元気いっぱいで騒いでるし。

挙げ句、「ママとオレとオマエ(ヤザワ)の位牌を作っといてやったゾ」と。「ぎょえ~ナンだ、それアタシはまだ先があるんだよ!パパはまあいいとして・・」とかゆったら「ママは金文字だけど、オレとオマエは生きてるから赤文字だ。まーオマエなんか金文字にしちゃってもよかったんだけどなー」だと。

うっかり「パパはまあいいとして」と言ったのがカンに触ったよーだ。本人10キロ痩せて、思いのほか鬱になってるらしい。ブラザー夫婦と暮らしてるパパが鬱のうえ攻撃的なので、ブラザー夫婦にも疲労の影が。お嫁さんのユリちゃんは実家に帰っちゃうし。ブラザーも淋しそう。アンタもパパに位牌作ってもらうか?(←いぢわる)

やはりヤザワはパパにとっては娘なので、何かと心配してくれるのはありがたいんだが。「オマエの骨壺も買っといてやるぞ」と言われた時にはさすがにムッとして:「まだいいってば!」と睨んだらようやく静かになりました。それよりエアコンでも買ってくれや

んもーパパに似てバカでこんなに苦労してんだから、これ以上ストレス増やさないでよっ

とは言えない。そんなこと言ったら、さらなるストレスが待ち構えているから。ふー・・

そんなヤザワが楽しみにしている魂の洗濯、ネザーランド・ダンスシアター。来週です


←毎日クリックして?

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青汁入り豆乳クリーム・トマトパイ

2006年06月15日 | グルメ

『青汁入り豆乳クリーム・トマトパイ』

先日、シバちゃんに勧めて拒絶されたトマトパイ。また新宿に行ったので、買って帰ってきましたー♪

サウンド・テリブルな「青汁入り豆乳クリーム・トマトパイ』。そんなモンを友ダチに勧めるなんて、ヤザワってば意地悪!

とか思われたよーで。ブログランキングもぐーんと落ちて、ただ今80位~100位。

ホントにヤザワはただのイジワルンなのか
美味しかったらどーなのよ

ということで、試食です

パイ生地にはバナナが練り込んであるそうーな。そして一番下層のグリーンの部分が青汁、1つ上がって赤い部分がトマトのジャム、そして青汁が隠し味に入った豆乳クリームに、京プチ・トマトのトッピング。緑の粉は抹茶だって。(←青海苔かと思ったわ

クリームの中にもカット・トマトが。

まずはプチ・トマトを。

コレは「フルーツ・トマト」というヤツね? 不思議な味。確かにトマトの味だけど甘いの。キュウイの親戚だと思えば美味しいし。

クリームは、軽くて爽やかです 青汁のせいか、青汁の味は全然しないのに、スッキリとした後味。なのに軽くて甘くて美味しいの

そういえば最近、近所のイタリアン『欧風酒場ShiRou』( tel:03-3398-4769)で始めた「豆腐クリーム・パテ」も確かに豆腐の香りがするんだけど、こっくりしつつも軽くて美味しかった。お料理でもこういった「フュージョン」のセンスのレベルが上がったなーと思う。

「洋食」のコロッケ、とかとは全く違うコンセプト。コロッケとかデミグラ・ソースというのは、欧州の料理を日本ナイズさせたものだけど、豆乳クリームとか豆腐パテというのは、駐在日外国人シェフとかが開発しそうな感じ。その国の食材を使って、フレンチに仕立てるという。日本人も日本人シェフも、第2世代を通り越して第3世代、本場と同じ味が美味しいと思うようになったということ?

それで、また『青汁入り豆乳クリーム・トマトパイ』だけど:トマトのジャムというのも清涼感がありました!クロワッサンとかには合わないかもしれないけど、ヨーグルトにはすごく美味しいと思う 欲しい

結果:ヤザワはリピーターになります

シバちゃんとおりーぶ様も是非、お試しください そして・・

ランキングもクリックしてくださーい →

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする