ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

熱中症ちう

2010年07月25日 | 日常
          ヤザワの寝室(注:イメージ画像です)


このような風通しの良さげでそよそよと木が風になびく音が聞こえるような所に住んでいたら熱中症になることもないと思うのですが。


「こまめに水分補給をして休憩」していたのになりました。


帽子を被っても日傘をさしても水を飲んでもダメですね。

金曜日:歩行時間もホームでの電車待ちの時間を入れて(片道)30分以内だというのに、昨日は目眩がして座っているだけでも気分が悪く、「写真のような部屋で避暑中」というイメージ・トレーニングをしながら寝込みました。

クエン酸を溶かした水を何杯もこまめに飲んで、本日は起き上がれました。

「首に保冷剤を凍らせたものを巻き付けると良い」とニュースで言ってたのを次からはすることにします。もう「みっともない」とかゆってる場合じゃないですね。。


岩盤浴でガマンしすぎて熱中症(←頑張り屋が裏目)になって以来です。

みなさまもどうぞご自愛下さい。


****************


写真のドレッサーを買いました

なんとこれまでドレッサーを持っていなかったのですよ。

4~5年前までは旅行の多い暮らしだったので、化粧品はバニティに全部入れて、折りたたみ式の鏡でテーブルとか机とかでメイクしていたんですが、最近はずっと東京にいたので「そろそろ持っててもいいかも」と思ったのでした。

友人の家に遊びに行って、ドレッサーが置いてあるのを見ると「いいな~。ドレッサーってなーんかラグジュアリーよね~」と羨ましがっては「ナニ持ってないの 」と驚かれていた女の必需品。このトシにしてようやく持てました。

買う気になって探してみれば、婚礼家具のようなどっしりとした重厚でないものもいっぱいあって、「アンティークっぽくてシンプルでオーバル型の鏡のドレッサー」というイメージにほぼドンピシャだったのが、このドレッサー。可愛くて気に入ってます


早速、香水を並べたり、ブラシを並べたりと長年の夢を叶えてます。

当分は「日焼け止め」を塗るだけなんですが。

いろいろ塗っても汗で流れちゃうからね。。

いっそ眉毛をアート・メイク(入れ墨)にしてしまうか

という気にすらなりますよ。この暑さは。。。

でわ~~






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保守より先進

2010年07月15日 | 音楽
街が静かになりました~ 


選挙も終わってみれば:『蟹工船160万部突破!』『時代を超えて若い人に読み継がれるプロレタリア文学』とか2年前くらい前に騒がれていた「世相」とは何だったのだ

という結果でしたネー 

東京都は現職の共産党議員が落選し、タリーズ・コーヒーが当選。

こんな展開でなく、2人とも当選して欲しかったわ~・・

根っから日本人は変革嫌いなんですね。。



もう何年もお世話になっている整体の先生が音楽好きで、毎月いっぱいCDを買ってて、整体の間、流してくれるんですが、どれもこれも「往年の巨匠シリーズ」なんです。

「今日はロシア・ピアニズムなんてどう?」とか聞いてくれて、ネイガウスとそのお父さんのなんちゃらというモスクワ音楽院の教授を親子で2代してたとかいうピアニストの古ーい録音のCDとか(そのくせ孫のブーニンのはない)、ホロヴィッツとか、ルービンシュタインとかかけてくれるの。リパッティとかケンプとか。

ヴァイオリンの時も:ハイフェッツとか。

「今日はジャズがいいなー」と言えば、モンクとかマイルス(の古いやつ)とか。

「なんで先生はわざわざ古ーいガサガサした録音の死んじゃったヒトのCDばっかり買うんですか?」と聞いてみたら

「だって新しいのだとハズすかもしれないじゃない 」というお答え。

別にハズれたって死ぬわけじゃないのに?たかがCDじゃん?」

「・・・こわいんだよね・・(ハズすのが・・)」

というお答えでした。ロックもツェッペリンなんだよーーーー

堅実なんだか手堅いのかよく分からないけど、毎月10万は買わないようにしてる。どんなに買っても。というヒトなので、ケチというわけでもないし、よく分からない。だいたい堅実でもないよね?月10万をCDに使うって(笑)。新譜なんて1枚3000円で消費税程度じゃんーー(先生の購買額のね)



ヤザワもケンプとかリパッティは持ってるし好きだけど、やはりテクノロジーの進歩というのはすごいものがあり、録音物(CD)というのはアーティストとエンジニアの合作みたいなものなので、最新の録音を聞く喜びというのはガサガサした古い名演の録音に勝ってしまうことが多々ある。

だいたい私はアシュケナージを生で初めて聞いた87年まで、たいしたことないピアニストだとずっと思ってましたから。「いや~・・たいしたことないと思ってたのは録音がまずかったのね~・・なんて恐ろしい・・」と思いましたよ。。

ナマを聞いてレコーディングを聞いてみれば、確かにアシュケナージらしき個性が聞き取れるという感じ。(ライヴの)思い出をなぞりながら聞くので聞き方も違うしね。古い録音にはこういう思い出が必要。


新しいモノに慎重な先生に、ハズれてないと思うものを勧めてあげることにしたら、すごく喜ばれてます。

まずサックスはジョン・ゾーンのネイキッド・シティとかエレジー。
スティーヴ・ライヒのテヒリウムとかエレクトリック・カウンター・ポイントなど聞きやすいミニマルも勧めてと。

5月に買って愛聴してたマイ・アイドルのラッベクお姉さま

Shape of My Heart / Katia Labeque

サティも素晴らしい Erik Satie

ラベックはバルトークの『2台のピアノとパーカッションのための』とメシアンの『アーメンの幻影』が素晴らしいですね。昔の録音ですが。出世作の『ラプソディ・イン・ブルー』(やはりメシアンではメジャーは遠いのね:笑)の録音は当時の最先端の技術で、世の中の録音レベルを変えたと思います。

演奏もルックスもファッションもプログラムも全部好き。天才よね

いまだにステージ衣裳が80年代(リバイバルじゃなく)という感じなんだけど、美人だしスタイルいいから、いい(笑)。買いに行く時間がないのよ、きっと。

**************


ヤザワの近況:8月にするミックスの下準備ちう。


**************


時間はあるので(笑)新宿高島屋を覗いたら、レペットが30%offだったので 買ってしまいました 


縫って組み合わせた後、ひっくり返すという製法だそう。つま先が沿ってるでしょう?これが軽い履き心地の秘訣らしいですよ!


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やってしまった。。。

2010年07月10日 | グルメ

金曜日。アフタンーン・ティーにて。




明日死ぬんなら、もうこれでいい。


生クリームも全て完食。美味しかったです。

レッスンをした帰り、のども渇いてお腹も減って、アフタンーン・ティーの前で悩みましたが、つぶやきませんでした。

つぶやいたら:「負けるな!がんばるのだ!」とRTされるかもしれないと思って、黙って入ってもぐもぐと味わいながら食べました。


これからが第2の人生となるのかな~ 


「まだワンツイートもないですね」とメールをいただきました(笑)


ツイ登場はいつになるのか


痩せたら大声でつぶやきたい。

「減った減った減った減った減った減った~い~ジュ~」って


Xデー 近日公開予定 


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七夕に母を偲ぶ

2010年07月08日 | 日常
7月7日は母の命日。今年で9回忌(8年目)となりました。


といっても、特に法事などもせず、ごくフツーな日常なのですが、お花を頂きました。

良かったね。ママ

ピアノ教師だったヤザワの母の自慢は:「私に習ってピアノとか音楽を嫌いになった子はいない」というものでした。


娘は別だけどさ


「もうヤだーーーーっやめるーーーっ」と泣きわめいてはぶたれたり、つねられたり、包丁が飛んできたり、体中アザだらけの幼少時代を過ごしました。

「何回言っても聞いてないし、弾けないから、つい手が出たのよ。それに子どもの皮膚は柔らかいから、ちょっとぶっただけでもすぐアザになるのよ」とオトナになっても恨んでるヤザワに言い訳してましたが、「あれは英才教育でもなく、スパルタ教育でもなく、単に教えるのが下手なので思うように上達しない私に八つ当たりをしていたのよ。サイテーな教師ね」とことあるごとにねちねちと復讐された晩年でした。

成長してみれば背丈もピアノの腕前も母親よりずっと高く、思索的な人間で、かつ美的センスも母よりずっと良いのに、服を買いに行けば:「そんな服はダメ。コレにしなさい。似合うから!」とダサイ服にさせられたり、真っ赤っかなチクロ入りアイスバーが食べたいのに、牛乳臭い手作りアイスクリームを食べさせられたり、なぜあのような過酷な幼少~青年期をこのような凡庸な母親によってもたらされたのかという理不尽な思いでいっぱいでした。


今となっては感謝していることの1つに:ママの手作りアイスクリームとかプリンとかクッキーがとても不味かったので、すっかりスイーツ嫌いになり、中学生になるまでほぼスイーツを食べなかったため、肥満体質にならなかったということと、歯が丈夫になったということです。

第2は:手抜き大将のママが作る・料理は、本当に簡単で美味しかったので、料理を面倒くさいと思わず、ささっと作れるようなレパートリーが豊富ということでしょうか。

3番目は:土、日曜しかテレビを見せてもらえなかったため、読書をする習慣がついたということ。本は好きなだけ買ってくれました。画集も名画集を揃え、絵画への興味も持たせてくれました。反面、週末の弟とのチャンネル争奪戦で、流血も辞さない武闘派になってしまったけど。文武両道ってやつかしら

ありがとう。ママ

なんとかこの母が作り上げた美点(ちなみにヤザワ母は5頭身で電柱のような体型)をキープすべき、ダイエットの最中です。

2週間ほど前、お腹が空いているということが認識できず、倒れそうになりました。とてもお腹が減っているというお腹じゃなくて、ぽんぽんだったんですよ。。

体重計に乗ってみれば、あっと驚く過去最高値を更新していました。

た~い~へ~ん~ 

ということで、アルコールはやめてKirin Free、和食中心、スイーツもくず餅やらあんみつにして、なんとか1キロ落としました。

「こんなに節制して2週間で1キロかい」とぶちギレそうなところをぐっとこらえて取り出したのはコレ。


おいしくて太らない 簡単で失敗しない ケーキの天使 マドモアゼルいくこ著

高校の時に大流行していた本。懐かしいです。まだ持ってます。絵が可愛くて。

もうケーキは作るしかない

レモンパイとチーズケーキとチョコムースが食べたくて

Twitterのアカウント作りました。
まだつぶやいてないんだけど(笑)よろしくね
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6月に読んだ本観た映画

2010年07月04日 | 文化・芸術
もうすぐワールドカップも終わりですね。

サッカーに興味のないヤザワはずいぶん読書ができた時期でした。
(このご時勢に)珍しくパーティもあって行ったり。ロックフェラー基金の日本支部代表を18年間務めた方の送別会で、久しぶりに華やかな顔ぶれのパーティでした。といっても芸能人がひしめいてるワケではなく(笑)、朝倉セツさんとか美術家とか建築家とか音楽家とか。3年くらい前にロックフェラー家の方がいらした時のパーティには村上隆さんもいらしてました。そんな感じ。


読書はホメオパシー関連が4冊に文芸書は1冊ですが。『癒しのホメオパシー』と『逝きし世の面影』がボリュ~ミ~だったので充実。


もともと比較文化論とか好きなんですが、すごく面白かったです。これ↓

『逝きし世の面影』渡辺京二著

以下、抜粋


「日本に貧乏人はいるが貧困は存在しない」

「安い版画、青や白地の手ぬぐい、ありふれた湯呑み急須、農家の台所で火にかけられる大きな鉄瓶、こういったものがすべて、大名の蔵をみたしている高価な縮緬や、銀の線香立てや、精妙な磁器や最も優美な漆器と同様に、それぞれにきれいで趣味がよい」

「日本の職人は本能的に美意識を強く持っているので、金銭的に儲かろうが関係なく、彼らの手から作り出されるものはみな美しい」

「日本のもっとも貧しい家庭でさえ、醜いものは皆無だ」

「ありふれた家具がまるで宝石職人が仕上げたようだし、畳は絹を織るように作られ、桶や籠は象牙細工のようだ」

「この国においては、ヨーロッパのいかなる国よりも芸術の享受・趣味が下層階級にまで行きわたっているのだ。どんなにつつましい住居の屋根の下でも、そういうことを示すものを見出すことができる。・・・・・・ヨーロッパ人にとっては、芸術は金に余裕のある裕福な人々の特権にすぎない。ところが日本では、芸術は万人の所有物なのだ」

***********

この本を読んで:先日、吉祥寺で映画を観た帰りにユニクロ・シューズで見かけたバレリーナ・シューズ¥1990也のことは忘れることにしました。夜9時過ぎだったので、片付けていた店先に出てたけど試し履き出来なかったバレリーナ・シューズ。夜目には可愛かったけど、「つつましい家」の玄関に脱いであったら趣味が良くないかもと思って。

こういう靴は豪華な家の玄関にあると民主的な感じがしてよいのかもしれません。

高島屋に入ってるレペットのバレリーナ・シューズはどこの家の玄関にあってもどんな服に合わせてもボン・グゥ(良い趣味)だと思うんだけど、3万近いんですけど
セールで少しは安くなるのかな?フランスの倍か3倍の値段。飛行機に乗って買いに行くよりは安いけど・・・バレリーナ・シューズがそんなに高いということ事態が既にシックじゃないのよね。履きやすいけどバカバカしい感じ。それならミハマのカッター・シューズにしようかな?素足だと皮が硬いんだけど、値段といい品質といい日本のレペットと呼ぶにふさわしい。

と思いつつもやっぱりレペットのが夏は履きたいかな・・・

***************

映画も2本観ました。

『告白』と「Sex and The City2」

ヤザワが教えた生徒が小学校とか中学校とか高校の教師になってるはずですが、『告白』を観て、つくづく自分は小、中、高の先生にならなくて良かったと思いました。
みんな、頑張れ~~

ってソレが感想かい

と言われると、更に!「子育ては大変だ・・・子どものいない人生は気楽でいいなぁ~」という感想もあります。


この映画に登場するのが生徒(ガキ)、女教師、生徒の母親と、「男性の不在」が目につくように、少年法の整備もそうですが、少年犯罪の背景にある家庭環境を整えることが問題の根本的な解決なんでしょうね。母親が子育てを1人で抱え込むからこうなる。(と思った。子犬でも発狂するぞ)しかし専業主婦願望が20~30代の女子で増えているそうなので、ますますこんなガキが増えるのかもしれません。核家族化で働きに出るにも預ける所はないから家にいるしかないし。相談しやすい人も手伝ってくれる人もいなけりゃこーなるわなー

女が幸せでない社会というのは必ず不幸な社会をつくりますから。怨念を込めて子育てしてしまいますからね。女性は大事にしましょう

『逝きし世の面影』で当時の日本の子育てについても書いてあるのですが、まだ日本が農業国だった頃の子育ての感覚と変わっていないから、ひずみが生じるんでしょうね。子どもは自分で育てる。親は看取る(←介護)というのは現代では無理がある。子どもに着せて食べさせて寝かせるだけなら親である必要は全然ない。お金で雇えるシッターが出来ること以外の価値を子どもにもたらすのが親の務め。という先進国の子育て理念が日本ではまだ希薄なんだと思います。他人に子どもの世話を任せることにも罪悪感があるのではないでしょうか。そうだとしたら一家全員、農業に転業するしかない。そうなれば幸せになれるはずです。本によると。

Sex and The City2で、アメリカ人女性が家事をせず、子育てをシッター付きでなんとかこなしていても、誰にも後ろ指さされず、さらに愚痴をこぼしながら女友達と飲んだくれてるのを観たら、大手を振って生きていていいのだ!という気にもなることでしょう。

それでいいのだ 

サラ・ジェシカ・パーカーはシェールのようになっていましたね。。

アメリカ女優は歳を喰ってもギャル恋愛モノのヒロインの仕事で気の毒です。かつて明治維新以前に日本を訪れたアメリカ人に「日本の(民衆)芸術は、教養のもっとも低い多くの人びとの低級な欲望を煽り、しばしば野卑に駆り立てる働きをするものに見える」(逝きし世の面影より)と言われたその言葉、そのままたたっ返す

面白かったけどさ 

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ホメオパシーとは何ぞや?

2010年07月01日 | 美容、健康
去年の1月に14歳10ヶ月で亡くなったバニラは6歳の時に:「もう手のほどこしようがありません。この外耳炎が中耳炎になり、脳にいき、痛くて狂うようにして死ぬのがウエウティではよくあります」と3年通った東大付属家畜病院で言われました。原因はアトピーの悪化でした。

「そんななんてこと言うんですか治療は上手くいってると言ってたじゃないですか

と怒ってみても、現代医学の限界でした。東大でダメと言われたら、もうそのへんの獣医じゃ全然ダメだと絶望しつつ、なんかサイババみたいなヒトは東京におらんのかと悶々としていた時に、ホメオパシー治療の獣医さんのことを聞いたのでした。

それがナニかも知らず、とりあえずバニラを連れて行き、処方された「レメディ」なる薬を飲ませ、グジグジしていた耳は水にイソジンを1滴たらしたもので洗ったら、耳は1日で治ったのでした。「長年処方されていたあの洗浄液は一体何だったのだ

と思って以来、自分も市販の歯磨き粉はやめて重層で磨き、シャンプーも石けんシャンプーにし、リンスはクエン酸にしました。すごく調子良くて、お風呂場も洗面所も余計な物がなくてすっきりするし、お金はかからないしと好いことづくめ。そのうち台所も重層水で拭くとすっきりキレイになることに気がついて、洗剤も買わなくなりました。フライパンも重層水を吹き付けて洗えばいいし。洗濯は柔軟剤の代わりにクエン酸で十分だしね。地球も汚さないし。

なんて世の中になったら:製薬会社や石鹸会社が潰れてしまうので、泡立ちはいいけど汚れの取れない爽やかミント味の歯磨き粉で歯を磨き(汚れが取れたら歯医者も儲からないしね)、界面活性剤入りのシャンプーで地肌と海を汚染しつつ、薄くなったらヅラを買う。という完璧な出口戦略(ヅラとか歯医者)の用意された経済社会のサイクルを回しているんですね。

話は戻って・・・

まあそういうわけで、バニラのことがなかったら色んなことに気がつかないまま生きていたわけです。

ホメオパシーをバニラに使いつつも自分はアトピーではないので関係ない。くらいにしか思ってなかったのですが、ここにきてオスカルもホメオパシー治療を受けさせることにして、初めて自分も本を読んだりして勉強することにしました。これもバニラの導きのような気がします。

下線を引きつつメモも取り、読みきりました。

『癒しのホメオパシー』渡辺順二著

↑1冊目に読んだけど、2冊目としてがいいかな。非常にインテレクチュアルな筆者で、スクリャービンの神智学について触れていたり、サラブレッドのブリーディングについて触れていたりと、読みものとしても読み応え十分で非常に面白かったです。ものすごく知識が増えた感じです!

『病気をその原因から治すホメオパシー療法入門』渡辺順二著

↑3冊目に読みましたが、これが一番分かりやすくコンパクト。実用書。

『心の処方箋 ホメオパシー』渡辺順二著

↑2冊目に読みましたが、これが1冊目だったらホメオパシーなんて眉唾だと思ってしまったかも(笑)。著者の深く幅広い教養があればあるほど宗教チックに感じてしまうのですが、確かに不定愁訴のほとんどはストレスと愛情不足ではありますね。。

『はじめてのホメオパシー中村裕恵著』

↑写真付きでお洒落で女子向きですが、レメディの選び方が渡辺順二先生と微妙に違うものもあるので、何人かのホメオパス(ホメオパシー治療士)の著書を見比べてみるのも必要かなと思いました。

この4冊を読んでみると、オスカルが受けた治療はホメオパシーに似た「ホモトキコロジー」に当たるようだということに気付き、正統派ホメオパシー治療にするため、またもや獣医さんは変えたのでした。反射的に亜流はイヤ。という反応をするのは職業上培われた性質かも(笑)。ホモトキコロジーでも効いたかもしれないんだけどね。

この正統派ホメオパシーの素晴らしい点は、薬がとても安いこと。人間で医療保険が使えて3割負担ならタダみたいなものよ?

既にドイツやフランスではホメオパシーは医学部の必修になりつつあり、フランスでは医者の50%がホメオパシーを処方でき、患者人口の3分の1がホメオパシー治療を受けているそうです。フランス政府がホメオパシーを後押しする理由の第一が、薬代の安さ。これで医療負担が大幅に減るわけだから。

導入に際しては製薬会社と癒着した政治家の猛反対があったとは思うけれど、財政赤字の医療負担を削減するには導入せざるを得ない。ということも背景にあったことでしょう。「カラダと地球に優しい」なんてなまっちょろい理由じゃ通らないのが世の中ですからー

オスカルだって体重5キロの猫とはいえ、全額自己負担医療なので、まともに外科手術、抗がん剤治療をしたら・・・人間とほぼ変わらないのです。

しかも猫や犬が抗がん剤とか手術とか辛い治療を受けてまで生きていく意味というのが人間ほどあるのだろうか?

と思ったわけですが、自分もこの時勢、医療がいつまでも自己負担3割でいけるわけがないと思うようになったので、いい機会だと思って知識を深めることにしました。


バニラよ。オスカルとノエルとヤザワを守って導いておくれ



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