ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

秘密の花園 by カイヤ・サーリアホ

2024年06月19日 | 現代音楽

自分でも変態だと思うボリューム調整。グレン・グールドはミキサー室に向かって指揮をしたらしいけど、現代ではこういう作業。

 

ヤザワのCD2枚組アルバム、Flash Pointに「秘密の花園( Jardin Secret )という悩ましいタイトルの悩ましい音楽、エロクトリック・アコースティックの曲が入ってます(エレクトリック当然)

元はチェンバロとエレクトリック・サウンドの曲を、作曲者と打ち合わせ了承の上、プリペアド・ピアノでチェンバロのような音色にして録音しました。2005年の話。その録音をリミックスどころか部分録音から立ち上げて再編集したという。

 

去年の11月には出る出る〜と告知していた配信アルバムは、今のところ2枚目のFlash Point_1だけが配信されている状態で、2枚目はこれからマスタリングのやり直しをして仕上げるところです。

父の死とその前後の雑用と訪問、ついでに自分の肋骨ヒビと打撲による体調不良で延び延びになってましたが、本腰入れ始めましたよ

肋骨は全快しました。完治2ヶ月でした

ピアノも練習したいとこだけど、まずはPoint_1を仕上げないとです。さすがに半年以上の延期で担当さんからの連絡も途絶えました 

 

しかし「半年延期」だけではないような手土産が要るよなあと考えて、また高ハードルなことを思いついたという

ただただ苦痛を耐え忍んでた(のが8割とは思う)だけではなく、この時期に閃いたこともあるわけです。巻き返します

身体は順調に年輪を刻んでるんでしょうが、なんか自分は進歩というか進化してるんですよ。死ぬまで成長しつづけるというマンボウ体質なのかね

 

ピアノはしばらく弾いてなくても弾き方を忘れるということはないけど、オーディオ編集作業は「えーと・・どうやるんだっけな」の連続で、相変わらずマニュアルを読み返しながらやってる泥縄式なんですが、進歩するとマニュアルの隅々まで読んで理解出来るようになるので「これは今はいいや」と思ってたことを試したり、初心者の域を遥かに脱した域に到達した感がある。

センスがあれば5年ほどやれば仕事になると思う。そう思うとピアノはどんなに才能あっても5年でプロにはなれないから大変だよなと改めて思ったり。

ピアノで磨かれた反射神経とか聴覚が遺憾無く発揮されてるし、そういう能力が必要だと思う。

「こう弾きたい」ということをピアノ以外のデバイスで作り込んでいくんです。

結局、ピアノを弾くということも、その逆で、編集作業のように弾きたい。

「ここはリバーブで遠くで響いてるように聴かせたい」と編集することをピアノで表現するわけだから。

あまりに夢中でやると編集作業も腱鞘炎になるので、そろそろ『フリンジ』でも観るかな

シーズン2の17話まできたんですが、17話「白いチューリップ」が難解で、この先ついてけるのかと初めて思いましたー

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岩塩(ガーン!エ〜ン)

2024年06月04日 | 世の中のこと

シヌ タヒぬ と虫の息で苦しんでいた1ヶ月強、24日の夜中に突然・

「あ、今、胃に血が通った」という血流の流れを感じ、内臓の痛みが消えたのでした。肋骨はまだ少し痛むけど、咳も消えつつあります。まだ時々、むせるようには出るけど。

徐々に痛みが薄れていったのではなく、突然・治ったという。

そういえば以前にも膝の皿にヒビがが入った時、治療の整体後に猛烈に苦しんで・翌日に全快してたことがあったのを思い出した。

昼間は車を運転して買い物に行き、夜に1杯飲みながら土鍋でごはんを炊こうとして研いだ米を入れ、同時に洗濯機を回してあとは干すだけになっている状態で、突然・筋無力症に襲われ要介護になった父と体質が似てるんでしょうか

「オレの遺作だっ」と呟いたFlash Point_1のマスタリングを東京でやることにします。こんなに往復 してるなら、もう1日2日延ばして東京で立ち会って仕上げればいんだよなと痛みが消えたら思いついたという。そんなことも思いつかないほど瀕死状態だったのだよ。

1番苦しんでた時期に、引っ越してきた方がお菓子を持って犬連れで挨拶にいらしてくれた時も、呼び鈴で激痛で身をよじりながら起き上がって、書類か宅急便かと・息も絶え絶えで・ハンコを持ってドアを開けて、「あ、今ちょっと・・食べ物は大丈夫です(けっこうです)」と檄・失礼な対応をしてしまったという。治ったらお詫びに行かなくちゃ、でも一体いつ治るのやっぱ死ぬのと気になりつつ寝込んでたという。

近々、もう少し咳が取れたらご挨拶に伺おう。と思えるようにもなったという。

仕事も編集なら根を詰めても大丈夫に。座ってるだけでも吐き気がするほど痛かったからね。

久しぶりにスタジオ入りするなら、他の新作も間に合う分だけミックスして持っていこうという気にもなり、編集を始めました。まだピアノを弾くのはちょっと痛むので、治るまでの間に仕上げてしまおうかと。

ピアノが弾けない分はフリンジを観てます。シーズン2に突入

毎回、予測不能な事件が起きる、水戸黄門とか時代劇とは真逆の脳内活性化ドラマ

時代劇相撲というように、ボケは進行するらしい。そういえばインテリだった祖母もニュースを見なくなり、時代劇を見なくなり、相撲しか見なくなった時はだいぶボケてたなーと思い出した。もうドラマのストーリーは追えないし登場人物も覚えられないしで、毎話同じ展開の水戸黄門系しか分からなくなるそう。野球もルールが分からなくなり、相撲しか理解出来なくなるらしい。

年配の友人に「フリンジ」を勧めたんですが、「めんどくさーい」という反応で、えすでにその老境なのかと驚いたという。ヤザワより年上とはいえ、仲良しで一緒に旅行とかもしてたのに、もうという気持ち

全シーズン、全話観るわ 怠けてるわけじゃなくて脳トレとしてね

と地道にシーズン2も観ています

そんな折、このまるで「フリンジ」のようなポストを見て

エエーヒエー 岩塩てニンゲンなの化石カニバリズム オエー

でもそれならピラミッドは太古の昔の今より高度なテクノロジーで作られた、音波、周波数で石を持ち上げて積み上げた、etc..という説やら宇宙人が作った説やらより納得できる。

だいたいナゼ、そんな高度な文明下の人々が、ピラミッドとかナスカの地上絵のようなトライバル感覚溢れるものを残したのかという疑問があった。文明が高度になると芸術とか建築はピカソ化するのかという素朴な疑問。

しかし巨人説なら分かる。納得できる。それならピラミッドなんて積み木みたいなもんだろうし、恐竜もトカゲと変わらん。

すると植物とか木もこうなるわけで、それなら地球の人口は5億が適正(←陰謀論)、それでも多すぎる、というのは分かる。でも今の人類はアリみたいに小さいからもうちょっと多くてもいいと思いませんか?

神よ。岩塩はもう食べません

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