ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

スタンダード:暗譜?

2009年09月30日 | 音楽

Geisha Farm HP、更新しました!→ Geisha Farm

CabaretとTransitionのとりあえず2枚がアメリカでの再販を開始しました。

とか

11月1日のカーサでのライヴの内容を今日、明日で煮詰めたり(笑)

しながら、読書づいてます。 美容本だけじゃなくて音楽本も読んでます。

ピアノの誕生 ~楽器の向こうに『近代』が見える ~西原稔著

ピアノ科の学生に大人気だった音楽史の先生です。専門はロマン派でしょうか。ヤザワは学生時代、日本音楽史(邦楽)と現代音楽史を取っていたというヘンなピアノ学生で、卒業してから初めて西原先生の本を今ごろ読んだという。面白いです。授業も面白いと評判でした。しかしピアノ科の学生をどう思っていたのだろうか?ピアノ教師よりお針子になって世のためになり、自立するのだ。みたいな文が当時の文献から抜粋されています。これはピアニストを目指す人への警告本?まあヤザワの学生時代はバブル真っ盛りだったので、ピアノ科の学生はそんな話をされても、マリー・アントワネットが『セビリアの理髪師』をプチ・トリアノンで自ら上演したように笑い流していたことでしょう。


ピアニストが見たピアニスト ~青柳いづみこ著~

お父様かおじいさまが高名なフランス文学者で、お嬢様かお孫さまの(ああなんてテキトーなの。ファンなのに:笑)ピアニストで著作家の青柳いづみこさんの本です。中村紘子さまより著作はずっと多く、硬質な語り口です。ドビュッシーで博士論文を書かれた初のピアニストで、ドビュッシー本は私も拝読させていただいてます。ごく近所にお住まいのはずなのですが、お会いしたことがないというのは、お互いノーメークで近所は歩いているということでしょうか(笑)

第1話:リヒテル。しょっぱなから「暗譜」の話題です。

つい先日、先輩のピアニストと電話で話していた時:「芸大の学長(ピアニストであらせられます)が、『暗譜をして弾く、ということにこだわらないで、譜面を見て弾きましょう!暗譜が怖くて演奏会をしなくなるなんて、もったいないです!』と仰っているそうよ。本当にそうよね。どうしてピアニストだけが暗譜しなくちゃいけないのかしら単旋律の楽器ですら譜面見ながらなのに!ピアノはオケみたいなものだというのに、こんな理不尽なことはないわ楽譜を見て弾きましょうよ」と仰るので

「ワタシは見て弾いてるけど?楽譜持って行くの忘れなければ(笑)。それと主催者に譜めくりの人の謝金、交通費とかの予算がない場合はしょうがないから覚えるけど」と言ったら黙ってしまったのでした。どうも電話の2日前に英雄ポロネーズとかさんざん暗譜で弾いて疲れたらしい。他の出演者でフルート。とかが譜面立ててメロディーだけ気楽に吹いてる(ように思えたらしい:笑)のを見て、不公平さに猛然とご立腹されたそうだ。

「見ればいいじゃないですかー」と言ったら「見ると『覚えてないんだ』とか言われるのよ」「こんなにいっぱいの音覚えてるほどアタクシ、ヒマじゃないんです。とか言えば?だって忙しいんでしょ?」と言っても黙ってしまうのでした。

要するに愚痴るだけで、やっぱりこれからも暗譜で弾く気なわけだ

だいぶ以前、ヤザワがプロデュースしたコンサートで、ドビュッシーのフルート・ソロ「シリンクス」(3分ほど?)を頼んだことがあるんだけど、その時に「譜面台をお願いします」と言われて:「はあ 何言ってるの こんな短い曲のために舞台転換なんて出来ません 暗譜で吹いて下さい」と言った覚えがある。その時は「暗譜しないなんてどういうことしかもメロディーだけで3分だというのに」と思った思った(笑)

その後、考えが変わったというか、コンサートの形式がお話付きだったり、照明が入ったりと色んな要素が増えるにしたがって、「出番前まで舞台の袖で楽譜を見て暗譜のチェックをし、ステージに出たらお辞儀の後は集中が途切れないように弾きだす」という無言で登場、退場、ということがなくなったのと同時に暗譜にもこだわらなくなってきたという。「こんなに長くて難しい曲を暗譜で弾いてすごい!」というスタイルは19世紀のものと考えるようになったというか。ヴィルトゥオーゾ、ということよりエンターテインメントを聴衆が求めていると思うのよね。19世紀とはクラシック音楽の客層も違うわけだし。

楽譜を見てると音を外しちゃう、というような曲は難しい所ほどよく練習して暗譜してるので、簡単なページ(←だからあんまり練習していないので覚えてない:笑)だけコピーして見て弾いてもいいしね。例えばショパンのバラード4番なら最初の3ページ見れば後は要らない、という感じ。プログラムの楽譜全部持ち歩くのも重いし。なんたってソロなら60~90分弾くんだから。もう学生でもないし試験で10分とか1年かけて60分のプログラムを勉強するだけの生活じゃないから、音楽の質とかで勝負でいんじゃない?と思ってるんだけど。暗譜が前提だとプログラムも毎回新しくは出来ないので、いつーも同じ曲+「1曲だけ新しいレパートリー」になりがち。暗譜も「芸」だけど、記憶力を披露することが芸術じゃないでしょう?認知症テストじゃあるまいし。

ヤザワもン十年前に暗譜で同じ場所を2回ほど弾いた曲のことをずーっと覚えてる人(そんな人もピアニストに決まってる:笑)にそのことを言われたり書かれたりしているようだけど、まあそんなことは同業者の足の引っ張り合いと思ってあまり気にしていません。でもずっと言い続けているというのは、その人にとってやはり暗譜がピアニストにとっての生命線なんでしょうね。ご苦労さまです。暗譜に気をとられて萎縮した演奏にならなければいんですがネー。。

あ、でも学生は暗譜ですよ!

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スタンダード:美容編

2009年09月28日 | 美容、健康
この週末、一気に読んだ本 →ビューティー・ジャンキー


コワかったです


ヤザワの友人のアメリカ人はほとんどニューヨーカーなので、ピューリタン的ストイシズムを漂わせているアメリカ人がほとんど。この本に登場するような人とは別の人種ですが、そういう友人たちの方が実は希少なのかと思わせるアメリカ現代社会を描いた本、と言ってもいいと思う。

アメリカで起こることは10年後には日本でも起こる、と言われて10年以上経ってます。こんな日本になるのでしょうか


まあそれで、ボトックスはあきらめました。(←読後結論:笑)


私は基礎化粧品:化粧水、クリーム、リップクリーム、パック等、長年手作りしてます。その方が安全で肌にいいから、という理由もありますが、逆説的に「化粧品ではシミ、シワなどは絶対に消えないので、どんな高級化粧品でも効果は変わらない」と考えているから。

化粧品は「医薬部外品」に分類され、医薬品のように傷を治したりシミを消したりするような効能のないもの、と法律で定められているため、シミやシワを消すような化粧品を創れない、というのが「医薬部外」の運命です。そうでしょう?法律なんだから。国によって含有量の規定が違うので、輸入出来ないサプリメントとかあるようにね。とりあえず日本で販売されているものは、日本人のシミは消えないように作られているはず(笑)

「シミに効く!」というような広告も、本来は誇大広告として罰則があってしかるべきなんですが、確かに「効く」成分がシミが消えないほどには混入されているんでしょうね。本当にシミが消えたとしたら、それは違反商品ということになるんですが:

『信じる者は救われる』『病は気から』とも言うように、自己治癒力&「ほんの少しの成分」で消えるはずのないシミとかシワが薄くなる、ということが起きることもあるでしょう。それはほぼ自己催眠による自己治癒だと思うんですけどね。

なので、本気でシミとかシワを治療するとしたら、美容医療だと思っていたわけです。

でも、もういいです

やはりリスクのない処置というのはないようですよー・・

それと、美容治療は精神的に依存性があるということ。マイケル・ジャクソンのようになりがちだそうです。「もうやりすぎだ」という判断がつかない精神状態になっていくらしい。

ボトックスくらいなら安全でしょう?と思ってましたが、毎日鏡で見る自分がスタンダードになると、『デスパレードな妻たち』での完璧主婦役の表情が全く変わらない人形のようになるまで打ちたくなっていくそうですよ。確かにあの女優さん、口が動くのが奇跡に近いほど表情動いてないわね。実際、ほうれい線に打って口が動かなくなって食事が出来なくなったり、首のシワに打って気管支に刺さって生命維持装置をつけないと呼吸ができなくなったり(4~6ヶ月は効いてるのでその間入院)という事故もあるらしい。そりゃそうだ。顔がつるつるなのに首にシワがあったらヘンよね、と思って打つわけだ。

要するに、キリがなくなるわけです。分かります。おでこがつるつるなのに、口元にシワが・・とかね。


これまで通り、手作り化粧品、パック、顔ツボ押し、顔蒸しタオルとスタンダードで行きます~(←若造りのおまじない:笑)
何も手入れをしないよりは、すこ~しは効果はありますよ?それも「儀式」とビューティー・ジャンキーの著者は蔑んで表現してましたが。何者も時には逆らえない、ということか

マドンナとかどうよとは思いましたが、昔のビデオクリップを見るとやはり「若く」はないわけです。今もキレイだけど。色々痛~い治療もいっぱいしてるだろうけど、それよりエクササイズの成果のほうが目につく、という感じ。


生活にスタンダードを持つって大事だし。このままもう行くわ~~


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クローゼット検索

2009年09月24日 | 日常
11月1日(日)、久しぶりにソロでカーサ・クラシカ赤坂でライヴをします。

詳細が決まったらアップしますね。カーサのHPでは出演だけ決まっていて内容はまだ未定です。固まりつつありますのでもう少し。

先日Bunkamuraで観たベルギー幻想美術館に触発されて、澁澤龍彦の「秘密結社の手帖」とか読み返してみたりしてます。このへんはやっぱり面白い。ゴシップのレベルが違うというか。再びハマります。ライヴのテーマはこのあたりの感じです。語りたいこともいっぱいありますしね(笑)

私は基本、物事は「形」から入るタチなので、まずテーマが決まってなんとなーく曲目が見えてきたら、当日着るドレスを決めてから本腰を入れて練習をするという。やはり気合いの入り具合が俄然違ってくるんですよ。(そうは言っても前日に突然、ドレスを変えたりすることもあるんですけどね)

4年前に7分の曲の出番で1度着た後は眠っているギャルソン(ジュンヤ・ワタナベ)のドレス(ワンピ)にしようか。サロン(小箱)だし照明がナチュラルだからディテールが凝ってるものがいいわよね。

と思ってクローゼットを探してみるものの、見つかりません。

裾がプリーツになっているかなり分量のある服なのに。どこにいるの

こんな所にしまった覚えはまるでないような所まで探してます。引き出しになんか入るような服じゃないのに引き出しの中まで探して。おかげで何枚か「こんなものも買ったよね」というものも発見しました。

ものすごい服持ち(だと思う)なのに、いつも同じような格好をしてるヤザワ。あまりにも服が多くて、引き出しとかの奥や隅や重ねてある下の方まで見るのを忘れてる結果、いつも同じ服を洗濯し終わると着用するという事態になっていました。流行にはあまり興味なく、気に入ったものが目についた時に買うという感じなので、どれも別に流行遅れではないし「好きで買った」ので捨てられません。しかも自己管理の賜物で体型も長年さほど変わっていないから、よほど古くならないと捨てる理由がないというのも服が溜まっていく理由。

6年ほど前に:「今ある服だけで今後は過ごす。今ある服がボロくなって捨てて3分の1になったら、新しい服を買う」という誓いを立てたのですが、2年ほどしたらリバウンドがきて、あるシーズン「私は中村うさぎのようになってしまうのかしら」という買い物の仕方をして以来(と言ってもシャネルに手を出すほどの狂気ではなかった:笑。バーゲン漁り、という程度ですね)、あんまり無理はしないことにしたのでした。

ダイエットもショッピングもなかなか難しいですよね。どちらもストレス発散の要素があるので、その行為自体がストレスにならない程度に行うというのが大事なんですね。服もいっぱいあると、その管理にうんざりしてきてタンスの奥深くにしまい込みだすという。まるで(庭付き)わんこのおやつのホネ隠しのようです。あのおやつが掘り出されることはほぼないんだそうですよ。(笑)

ちなみにこの春~夏は:アウターにもなるブラキャミ1枚とTシャツ3枚と、日傘の代わりになるマリア・カラスのようなつば広の帽子2つを購入。他はバッグも靴も買ってません。少し靴入れに余裕が出来てきました。

それと:ちぃ姐からやはりマリア・カラス帽をいただいて、つーこからキルティング地のリュックをもらったのでした

まだ日傘もバッグも持てないだろうという心遣い。

こうしてこの夏は突然、帽子持ちとなって服と気分に合わせて帽子をとっかえひっかえして楽しんでいたのでした。あ!それと!帽子に付けるコサージュを2つほど購入。

これくらいだったら徐々に服も減ってすっきりとした暮らしになっていくのではないかと思われます。?毎日着る服も多様化してくることでしょう

夏物のスーツとかクリーニングに出して・・

ギャルソン、見つからないかしら


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アニマル・コミュニケーション:ノエル編

2009年09月20日 | ペット
最近では講習会も開催されているアニマル・コミュニケーション。テレビの番組で迷子のペットにテレパシーで話しかけ、捜し出したコミュニケーターさんを見た人もいるはず。このレベルのほぼサイキックなコミュニケーターさんだとテレビからもお呼びがかかるのでしょう。そこまでサイキック・レベルでなくても嫌いな食べ物を聞いてアレルギーの食べ物が分かった、という話題でドッグ・カフェで話に花が咲いたりしています。


ノエルの出身(ブリーダー犬舎)は分かっているので、最初の質問は以下のようなものでした。


ノエルさん
1:足先が痒いの? 
答)痒いんじゃなくて気になる(チクチク・むずむず感)
2:身体の調子はどう? 
答)まぁまぁ
3:ウンチもハウスでして? 
答)・・・・・。(お返事がありませんでした、別の質問の仕方やお願いが必要だと
思います)
4:部屋の温度(湿度)はどう? 
答)大丈夫!
5:欲しいもの(おもちゃとか何か)ある? 
答)ひっぱりっこして遊ぶやつ
6:オスカルのことをどう思ってるの? 
答)時々すっごく怖いけどうまくいきそうかな・・・・・。
7:雨とか雷の時に何か私にできることある? 
答)ぼくねてる
8:私にして欲しいこととか、自分でしたいこととかある?
答)まだ、特にない
9:寝る場所の希望はある?(ここにクールマット敷いて、とか?)
答)まだ自分の場所が決められない(落ち着かないようです)

*********

オシッコは必ずハウスのシートの上でするのに、どういうわけかウチに来て3ヶ月くらいからウンチをハウスでしなくなったノエル。ハウスを睨みながらハウスの前でしようとするんです。(←見つけるとハウスに連れ込むのでほぼ未遂に終わるけど、自主的にハウスではしようとしない) なぜなんだ
ウンチもハウスでしてよ!

とか

わんこ同士、上になったり下になったりしながらマウントして遊ぶのが好きなノエル。それが嫌いなわんこもいるので、相手を見て遊べそうな相手とだけにして欲しい。

とか

人間にはそういうマウント遊びをしないでちょうだい。


以上、3つのお願いをノエルに伝えて下さい、とコミュニケーターさんにお願いしました。

すると:「オシッコと同じところにウンチするのは嫌だ」とか「オシッコより先にウンチならうまくいくと思う」とかゆってるそうです。

「じゃあ先にウンチしなさいよ!」 と伝えてもらったら、黙ったそうです。「あの・・・話題を変えませんか?」と言われたので、「人間にはマウントしないように伝えてください」と言ったら:「『なんで?』と聞いてますが・・」「人間はね犬と違うの」「人間は:マウントされるのが嫌い、で伝えてみましょう・・」と仰り、

「『ええガーン。びっくり。『一緒に楽しんでると思ってた』と言ってます」「ヤなの。ヤメて」「『分かった。もし時々忘れてしてたらその度に言って』と言ってます」

「それから犬でもそれが嫌いな犬にはしないように」「ああー・・難しいわー・・仲良しとだけして、はどうでしょう?」「それでお願いします」「仲良しはダレなんですか?」「ビーグルの三吉とヴィーゴと茶イタグレのジェノバとベージュ・パグの寛吉と白プードルのレオとフォックステリアのマロンとゴールデンは割と誰でも」「ビーグルは他の子はどうですか?」「ビーグルもイタグレもプードルもパグも他の子は全然ダメで、その子たちだけが遊んでくれるんです。なのに他の子にもしつこくするから飼い主さんが嫌がるんです」「・・・分かりました・・

「すでに『そうすると怒られてる』と言ってますが?」「だからするからよ」「んー・・よく分からないみたいですよ?合点がいかないというか・・こちらも根気強く言い続けてみてはどうでしょう?」

ということでセッションは終わり。


いやー「話せば分かる」というものではないのは動物も一緒です。カルチャー・ギャップ以上のギャップを超えて一緒に暮らしてるわけですが、基本的に動物に悪気はないので、なんとか気持ちを汲んで歩み寄りたいもの。やはり愛は全ての障害を乗り越えるのだ。
こんなに話が通じないのに心から愛しているの。

と思っていたわけですが、なんと!

ノエルが人間にマウントしなくなったのです!

会う人会う人「あらーノエルーお利口さんになったわねー。去勢したんですか?」「いえ・・まだ検討中で・・」「まあーエラいわねーノエルー。躾けるの大変だったでしょう?」「・・・・」

それこそごくたまーに、しがみつくことがあるんですが「ダメ!ノエル!」で止めるんですよ。以前とは別の犬みたい。

他の犬には・・まだダメですねー・・「誰とでも友達になれるなんて思っちゃいけない。相性というものがあるんだからね。噛みつかれちゃうよ」とか道や公園でその度言い聞かせてはいるんですがネー。「こんにちはー」とどのわんこにも行ってしまうのでネー・・

ウンチは基本外派なので、梅雨とかざーざー降りの日でないと分からないんですが、とりあえず人間へのマウントを止めたという報告を後日コミュニケーターさんにメールでお知らせしたら:

「ノエルさんなりに頑張っているんだと思います」と。ありがとうございました。

動物は身体に合わない食べ物(アレルギー)が嫌いな食べ物、ということが多いので、嫌いな食材をコミュニケーターさんに聞いてもらって食事を変えたら、すごく調子が良くなった、という飼い主さんもいました。


どの分野にもサイキック・レベルという人はいるものですが、サイババでなくても手をかざして温めて治療する気功やレイキで効果があるように、アニマル・コミュニケーターさんでも迷子を捜し出せなくても、動物とのより良い暮らしを手助けしてくれるというのは嬉しいです。

何より動物さん(コミュニケーターさんも最近の獣医さんも「さん」付けで呼ぶことが増えてきました)本人がサイキック体質なはずなので、人間よりずっと歩み寄る努力をしてるはずなのよね。


健気よねっ



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アニマル・コミュニケーション:オスカル編

2009年09月18日 | ペット
涼しく爽やかで過ごしやすい季節になったと思いきや:

鼻水と目が痒いです

新型インフルの影に隠れてますが、今時分はブタクサの花粉シーズンでしたか。

「ま、新型インフルは滅多には重症化しないようだしぃ~」と秋の気配を楽しんでいたのもつかの間、マスクとうがいの日々です。うがいは鼻もするとすっきりしますね。5%食塩水でゆすぐと目も鼻もつんとしません。鼻と目の粘膜に付着した花粉を洗い流すだけでなく、粘膜も丈夫になっていくので鼻毛が濃くならないそうですよ。空気がキレイでない所に住んでいると、身体の自衛本能で鼻毛が濃く長くなるらしい。フィルター代わりなんでしょね。


そうそう、アニマル・コミュニケーションをしてもらったんです。

写真と質問を10問ほどコミュニケーターさんに送って、あらかじめテレパシーで(!)コミュニケートしてもらった報告から、さらに聞きたいことを電話で聞いてもらいました。

まずはオスカル。去年のクリスマスに近所(とは後日知った)をさまよっていたのを保護(捕獲)され、交番に2泊した後、保健所に移されるところを不憫に思った方が救出し、杉並、練馬、中野、世田谷と4区の保健所(動物愛護センター)に連絡、ペットショップや獣医さんへの「迷い猫」チラシの張り紙したそうですが、飼い主は現れなかったため、里親募集に踏み切ったわけです。掲示板で見て連絡をしてみたところ、ウチから徒歩5分という距離のお家で保護されていたという。2月中旬にノエルと面談に行き、相性が良さそうだったのでウチに来てもらうことになりました。ヤザワの前に一度決まった里親の先住猫2匹にいじめられ、1週間で保護先に出戻った2度目の募集だったそうです。

いろいろ聞いてみたくなるでしょう?でもコミュニケーターさんにあらかじめ「動物さんが答えを選ぶような質問をした場合、飼い主さんが望んでいない答えを選ぶということも考慮してください」と念を押されているので:「もとのお家に帰りたい?」とか聞いて「うん」と言われたらショックです。しかし、どこから来たのかくらいは聞いてみたいのが人情というもの。

以下が質問。

オスカルさん
1:耳の下は痒くない? 
答)そんなに痒くない。でも猫は掻くのよ。
2:身体の調子はどう?
答)夏だから少しよわってる
3:ウチの食事はどう? 
答)食べやすい(大きさ等の意味で)
4:何を食べて育ってきたの? 
答)缶詰やドライなど(ごちゃまぜな物)色々な物。虫も捕ってよく食べちゃうの。
5:好きな食べ物は?
答)缶詰が食べやすい
6:何歳なの? 
答)・・・・・5歳になる少し前(と、言ってはいますが多分7歳くらいだと思います)
7:どこから来たの? 
答)ちばのおうち
8:前も犬と暮らしてたの? 
答)少しいたこともあった
9:仲良しはだれ(だった)? 
答)いない、一人が好きなの
10:散歩は嫌いなの?
答)猫は散歩しないし、普段はじっとしてるの 
11:なんで以前、布団にウンチとオシッコしたの?
答)お布団でするの気持ちいいの。あと匂いがきになったからついつい・・・・・。
12:私が選ぶ食事は健康にいいので食べてくれる? 
答)はい
13:何か私に希望ある?
答)ママになるの?

************

「他に何か聞きたいことはありますか?」と聞かれて:

「あの、『ちばのおうち』というのは、『千葉さんのお家』なんでしょうか?それとも『千葉県』なんでしょうか??」と聞いてみたところ

「うーん・・生け垣みたいなところにオスカルさんが潜んでいるのが見えるんですが、ご本人(オスカル)が『ちばのおうち』という認識しかないのでなんとも・・」

今は「とうきょうのおうち」にいる、ここは東京だ、という認識があるのだろうか?と思ったのでこの質問は打ち切り。

「犬が『すこしいた』というのは?」と聞いてみたところ、「短い期間だったのか、1匹とか数を『すこし』と言ってるのかは分かりません」

「なぜ本人(オスカル)が5歳と言ってるのに7歳と思われたんですか?」「答えまで少し間があったのと、年齢より2歳ほど精神的に練れているような感じがした、という私の肌触りみたいなものでしょうか」と仰ったので:「獣医さんは歯石の不着具合から見て2歳くらいではないかと言ってたそうです。それに去勢もされていなかったそうです」と言ってみたら「まあ。。。じゃ、やっぱり5歳でいいのかもしれないです」と。

色々チンチラについて調べてみたところ、目がグリーンになるのが3歳くらいだそうで、それまでは子猫時代のブルー・アイらしい。ということは、獣医さんの2歳というのは歯の年齢で(缶詰とか歯石のつきやすい食事をしていない可能性が高い)3歳以上ではないかと思っていた、という私の見解をお伝えしました。「私も3歳にしては練れた猫だと思うので、5歳以上ではないかと思ってました」と。

コミュニケーターさんからも:「『ママになるの?』と聞いているので、返事してあげてください」と言われたので「そうよ。ずっと一緒よ」と伝えてもらいました。

「あまりお役に立てませんで・・」と仰るので、ノエルへの質問を工夫することにしました。

12の質問(というよりお願い):「私が選ぶ食事を食べて」が、ある時ガバっと起き上がって「分かった(ニャ~)」と言って食べだした瞬間があったのです。「ん?もしかして今、コミュニケートしてたんだろうか?」と思うような。それで「ね~ね~あのね~なに~言ってること分からないわけ~?(ニャーニャーニャニャーン)」と話しかけられたんですよ。報告以前に。

得意なコミュニケートの話題というのがあるのかもしれないと思って、このコミュニケーターさんが得意そうな質問をノエルにしてみることに。

結果は!

つづく

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ベルギー幻想美術館とシャネル

2009年09月12日 | 文化・芸術
ル・シネマで上映中の『ココ・シャネル』と3日から始まったベルギー・幻想美術館を観てきましたー♪

涼しさ第一で乗り切る夏服でしたが、コーディネートに悩んだり考えたりしているということは秋なんですよね。秋物を見に行く感じでシャネルの映画を見てみたいと思ってお出かけしました。

セカンド・ラインのないシャネルは真のデラックス・ブランド。いつかは着てみたい憧れの服。春に発表されるクルーズ・ライン(←ちょっとだけ「買いやすい」お値段)じゃなくて、やっぱりツイードのシャネルスーツを着てみたい。

と何十年もどうどう巡りで思ってるわけなので、とりあえず映画へGo!

ステキ

全部揃えたら200万くらい?バッグは別で。。

お正月には「シャネル&ストラヴィンスキー」、「ココ・アヴァン・シャネル」と続々とシャネル映画が封切られるそうなので、そちらも是非観てみたいです。いつかスーツで着てみたいわ。。

ドゥ・マゴでタルト・タタンとコーヒーで休憩。ここのタルト・タタンは美味しすぎ。来る度に食べたくて、「ココ・シャネル上映記念メニューのケーキ・セット」とかなかなかオーダーに至らないという(笑)

ベルギー幻想美術館は、マグリットやビアズリーもあったりして、ヤザワ好みのコレクションでありました。PRに使われているクノップフの「ヴェネツィアの思い出」が小さくて!モナリザを初めて見た時のような驚きを久しぶりに味わうし

全体的な感想としては、このテーマに関心がある、またはかつてあった人には非常に面白いコレクションだと思います。私は澁澤龍彦とか神秘主義に高校生の頃ハマったので、四谷シモンのお人形にも通じるこの世界観はかなり好きです。実際、ゴスロリのロリータの格好の女子が熱心に鑑賞してましたよ。
姫路市立美術館所蔵のコレクションらしいけど、いいぞ~

高校生の時、部屋をビアズリーのプリントの壁紙にしたんです。その時はビアズリーを知らなくて、壁紙の見本を見ていて「あ!コレがいい!」と主張して、両親に「また!こんなヘンなの!」と流されそうになったところを「この絵の人は有名な人らしいですよ」と壁紙屋さんが割って入ってくれて、それで両親も納得したという。当時、著作権とかの意識も皆無だったろうから、あんな素晴らしい壁紙(笑)があったのね。

壁一面、The Savoyのプリント(サロメとかのシリーズね)になった部屋で、澁澤龍彦を読んだり、スクリャービンを聞きながらセルジュ・ルタンスのメークを研究していたのでした。だいぶして『ビアズリー展』が開催された時は嬉しかった。画集と絵ハガキ、他いろいろ買いました。

懐かしいやらやっぱり好きやらで、スクリャービンとかサティとか神秘主義に傾倒した作品を弾きたくなりました。秋らしいよね?


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