ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

変態の宴 (Absolute-MIX 2011 in Okinawa)

2011年09月15日 | 現代音楽

                                           ホンモノ~!!直筆~~~!!

 

サイン入ってるし!

 

打ち合わせに伺ったサトウユウ子さん家にさりげなく飾られてありました。

 

こんな感じで

 

こーゆー時に限ってカメラを持ってきてないし。ケータイで撮りました。しかも驚きすぎてユウ子さんも撮らず、ステキなしつらえのお家の中も撮り忘れたという。

 

10月15日にご一緒するジャズ・ピアニストのサトウユウ子さんは、スクリャービンとかシェーンベルク、現代音楽、ジスモンチがお好きで澁澤龍彦好き、マンガ好き、ゴダール好き、ご自身も絵を描かれるし、旦那は澁澤龍彦系のイケメン・アーティストであります。まだダンナは写真でしか拝見しておりませんが。

 

遊びに(飲みに)行ったジャズのライヴのお店で、沖縄の民謡を洒落た和声感でインプロするユウ子さんにすっかり痺れてスカウトしました(笑)。

後日、お家に伺って色々お話をしてたら・・

 

「ねえ。もしかして変態?」と聞かれたのでした。

 

「なんですって アタシは良識あるピアニストよ という顔になったらしい。

 

すると:「あ~ アタシも変態だから。分かるわかる」と言って澁澤龍彦の写真集を見せてくれたり、美味しいカシス・ジュースを出してくれたのでした。

 

美味しい ヘンタイの飲み物なのネ 

 

お互いピアノを弾きながらプログラムを考えたり、音楽とか美術や映画の話になると:「もうアタシとピッタリなんで こんな変態( ←ヤザワ)に沖縄で会えて嬉しい」と言われたのでした。

 

澁澤龍彦の写真集を見ながら:「萌えるよね。。。」とか呟いたら:「こんな変態でいい男はいませんよ」とユウ子さんも同意するのでした。

 

そんなアタシ達が繰り広げる Absolute-MIX 2011 in Okinawa

 

チラシが出来ました! Geisha Farm " what's New? " 

 

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Tomoko Yazawa - Etude No.6 / Gyorgy Ligeti

2011年09月12日 | 現代音楽

Tomoko Yazawa - Etude No.6 / György Ligeti

 

若さと美しさに輝くありし頃のヤザワをお楽しみいただけましたでしょうか。

 

久しぶりの投稿。半年ぶりくらい?編集の仕方は覚えてましたが、時間が経ち過ぎてリンクをしてたMySpaceやらFacebookには飛ばなくなっていたのでした。

リンクの編集こそ忘れていて 1歩進んで2歩下がる人生は若い頃から変わりませんっ

 

3年前の夏には腕を壊して、もう2度とリゲティなんか弾けないと思ってました。それより日常生活に戻れるのかすら分からないほど痛みにのたうちまわっていました。もう今後はサティ弾きになるしかないと本気で思いましたよ。。

 

それこそサティからリハビリを始め、ショパンなどのロマン派、スクリャービン、ノーノやミュライユも弾けるまでには治ってきていたとはいえ、読譜は簡単でも同じ筋を酷使するミニマルや、深層筋肉を酷使するポリフォニーの曲はまだ深層筋が痛くて無理でした。

 

今年に入ってからも、まだリゲティとか平石さんの長大なミニマルは無理。もう卒業なんだわ。。 芸風(プログラム、ですね)を変えなくちゃ。。。

 

と思っていたのが、引っ越しだ手続きだでピアノをサボる日々が続き、南国に来てみれば暑さで血管が広がったようで血流が良くなり、1週間ほど前に無性にリゲティが弾きたくなって、おそるおそる弾いてみたら・・

 

痛くない 弾ける 

 

ということになっていたのでした。南国に来ると高血圧が治るとかゆうもんね。

 

3年間、徐々に良くなってきたとはいえ、本当に苦しみました。こんなことなら、もっと早くに沖縄に来るんでした。だいたい肩がこらないんですよ!

 

楽器(Steinwayを潮風の吹く沖縄に運ぶんですか。。と調律師さんに呆然とされました)と犬猫には申し訳なかったかもしれませんが、ここでやり直せるような気がしてきました(リゲティのエチュード:笑)。

 

私は小児ぜんそくも海で治ったので、海の近くにいれば私は大丈夫!という思いが強くて、休暇といえば海に出かけていたようなところもあります。

 

毎日ノエルの被毛チェックをしてダニを取り、床や壁を歩いてるダニを見つけるとセロテープにくっつけて取るのが日課になりました。

 

近所のわんこで:「ん?ダルメシアン・ミックス?」と思うと、血を吸って1cm以上になったホクロのように巨大化したダニが水玉状に付いてるコもいます。。小型室内犬だよ? 

それこそ「黄金虫が壁にいる」と思ったらダニだった。という世界ですよ。。

 

こんなにダニとノミの多い所に連れてきてしまって悪かったなー。という気にもなる分、あぐーとかちょっと美味しいお肉も食べさせて可愛がっていこうと思います。

 

そして私は10月15日にリゲティのエチュードの6番を弾いてみることにしました。

 

まだ無理は禁物ですから、今回リゲティはこの1曲だけ。でもまた弾けるようになって嬉しいです。

 

 

 

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沖縄便り:ダニ

2011年09月11日 | 沖縄

ノエルに張り付いて吸血していたマダニ。沖縄では公園の草むらはもとい、歩道、家の中もダニが横断ちう。

 

南国ですから・蚊は多いです。虫もね。夏ですしね。

散歩に行く近所の公園にはマングローブ林がありますしね。

 

ノエルが背中を掻いているので・「あ・(蚊に)刺されたな~。アタシも痒~い」などと自分にはキンカン、ノエルには月桃の蒸留水を吹きかけたりしていたのですが、よくよく見てみればダニなのでした。。

 

こちらのペット・ショップに何種類もの『マダニ取りピンセット』なるものや、『ノミ取りクシ』が売っているのを見て覚悟はしていました。そして・こんなこともあろうかと軍事用マダニ取りピンセットを念のため購入していました。(ウソ。医療用)

 

毛をかき分けてみれば、いるわいるわ!   30匹くらい取ったぞ!

別に標本を作ろうというワケではなく、捕獲したダニは潰したりしないで、このように粘着テープに貼付けて動きを止めた上、可燃ゴミに出すのだそう。潰すとアレルゲンとなる病原菌が飛び散るからだそうです。家の中歩いてたのはクモじゃなくてダニだったとはクモ科らしいけど。蚊とか食べてくれると勘違いして野放しにしていたのが仇になったわ。 遅まきながら殺戮してやる

 

夏の間はなるたけ草むらには近づけないようにして、身体にあまりよろしくないフロント・ラインなる『ノミを24時間、マダニを48時間以内に卵ごと駆除」する点皮薬は使いたくなかったのですが、もうそんなこと言ってらんないーーーー

 

公園でお話した人が:「東京から来た人が、やはりホリスティック医療にこだわっていて、ワンちゃんにフロント・ライン付けさせなかったら、ダニが耳から頭の中に入ってしまって、そのワンちゃん亡くなったんですよ。気をつけて下さいね」

と見るからに観光客の延長で住んでるような服装のヤザワに教えてくれたのでした。

と態度 で東京モンはすぐ分かるらしい。だいたい肌を露出してサンダルなのが観光客。

地元の人は夏でも長袖、長ズボンか日傘に靴。あまり日光に当たると日光過敏症になるらしい。3泊4日のホリデーならともかく毎日のことなので、日焼けは極力避けないと免疫が落ちて深刻な病気になったりするそう。もう10年くらい海なんて行ってない。というのが地元の人。一体、どこでナニして遊んでるんでしょねまーもうすぐAbsolute-MIXやるから観に来てよね。海も行かないんでしょ?音楽会もそうないしさ。

 

それにしても

せっかく沖縄に居て海に行かないなんて    しかも来年はここだって放射能が来てもう泳げないかもしれないし

 

ということで:ラッシュガード(手の甲まで隠れる長袖、フード付きの水着の上)と、長ズボンのスイム・パンツを購入しました。ビーチにはギャル水着の観光客がいっぱいの中、長袖・長パンツで泳ぐアタシ。

フッ。そんなの(ギャル水着)着てたら被曝焼けするわよ。 観光客ねぇ

とまさに・この悪魔ちゃん絵文字のように全身真っ黒で・うそぶくヤザワなのでした。少し地元民になったかしら(笑)

 

日焼け止めのSP値が高いものは肌にも相当負担です。日焼けこそしないものの肌荒れするのよね。このラッシュガードと長パンツはおススメです!

 

ギャル水着がちょっと苦しくなったので、ミョ~に「大人のオンナ」系水着というのも、あきらめきれない感が漂い過ぎてイヤです。スポーツ系着るほど泳ぎも上手くないしさ。。。

というスキー・ウエアを選ぶ時のような悩みが水着にもありますね。それもこの長袖・長パンツで解消であります。

 

ちぃ姐から引っ越し祝い(?)をいただきました。

出た!ちぃ姐ワールド!濃ゆカワ~

『そちらはいかがですか?台風が多くて雨も多いのでは?雨の日が楽しくなるグッズ送りますね。三橋千鶴』

傘でした! 超・軽量!

 ありがとー!

 

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霊長類南へ

2011年09月03日 | 沖縄

真栄田岬の『青の洞窟』。夕方5時頃はこの色でした。朝~夜で色が変わるらしい。

 

暗い洞窟の中なのに、こんな鮮やかなエメラルド・ブルーだなんて、おかしい

海底に照明でも仕込んでるんじゃないか

と目を凝らして見ましたが、海底は暗いんですよ

放射能じゃあるまいな と不審そうな顔をしていたら、ガイドさんに「紫外線ですよ」と説明されたのでした。

なんでも紫外線で最後に残る色素が青だそうで、洞窟への光の差し具合で青が残るんだそう。それでもまだ人工なんじゃないかと疑っているヤザワでした(笑)。オトナになるって、こういう疑い深い感性を持つようになるってことなのさ。

 

洞窟の前のダイビング・スポットは、これまでの海体験の中でも特に素晴らしいものでした。

水族館で見るような、カーテンのような大群のカタクチイワシに囲まれて泳いだり、熱帯魚、毒魚、ウニ、毒ヒトデ、etc.と、大型魚とマンタ以外はほとんど見れたのではないでしょうか。

 

みなさま夏休みはいかがお過ごしでしたか?

 

ヤザワは沖縄に住居を移しました。 マジで。

 

「いつかは住みたい南国」「老後は沖縄」「金持ちになったら沖縄に別荘」と以前から漠然とした夢を持っていましたし、休暇といえば南国の海に出かけていたので、友人たちは:「ついにヤザワも隠居か」「とうとう夢を叶えたか」とわりとすんなり納得したようであります。『金持ちになって別荘を持った』ワケではないのですが(笑)。

 

ヤザワの夢は:海岸沿いの家に白馬のようなオトコと住んで、白い動物をいっぱい飼う。起きたらシャワー代わりに泳いで、夜中もハダカで白馬のようなオトコと泳いでシャンパンを寝酒にする

というものでしたが、震災のことを考えて、海岸沿いはやめ、比較的高台に住むことにしました。白い動物はすでに3匹いるので、あとは『白馬のような男』であります。

と言ったら:「なんで本土から連れてこなかったのこっちの男は毛深くて猿みたいだよ?」と言われたのでした。。

別に米国人でもいんだけど?でもみんなアーミーか。。

 

しょうがない。先日テレビで見た真っ白いクジャクを白馬の代わりにするかな。。。

鳥(←クジャク)をベランダで飼うならいいよね?大家さんには面談時に:「これ以上(犬猫)増やさないでね」と念を押されているのでね。。

 

と:ビミョ~に現実。なのですが、新生活をスタートさせました。

 

親戚も友人も誰もいない沖縄に1人できましたが、ペットがいれば寂しくない!(← ヘンな女。と思われてるっぽ)友人も出来つつあります(類友:笑)。

ここを制作拠点として、ヤザワのプロジェクト"Absolute-MIX"は今秋から沖縄で発表します。

Geisha Farm Tokyoは:ちぃ姐が東京に残ってるのでー・・そのままでいくか。

ウィークリーとかマンスリーじゃなくて本気度が分かるでしょ?ナンバーも練馬から沖縄へ。

もう人生とっくに折り返しているので、悔いのないように、有意義で充実した時間を過ごしたいと思います。

 

今後は沖縄の美味しいお店とかも紹介していきますね

 

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