ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

虹の橋を渡りました。。涙

2022年04月29日 | ペット

先週の金曜日まで調子の良かったアガタが、土曜日から突然、調子が悪くなり、日曜日には食べれなくなり、月曜日のAM4:30に亡くなりました

 

火、金とCS60マッサージを受けるたびに回復していたアガタが、最後の金曜日のマッサージの後に容態が悪化し、「ええなぜそんな唐突に」と驚いてる間に、緩やかに危篤状態になってしまったのでした

 

酸素ルームにも入らなくなって10日近くになり、「もう解約してもいいのかな?」と思うほど、呼吸も安定してたんです そして利尿剤すら10日ほど飲まなくても大丈夫で、「このまま小豆の煮汁とペーストと、枇杷の葉とコンニャク湿布で大丈夫そうだな」なんて喜んでいただけに、ショックでクラクラしています

 

ただ、木曜日に:「あれ?ちょっとお腹がたぷたぷしてるなー。今日は久しぶりに利尿剤を飲ませないとダメかなー」と思って飲ませました。土曜日にもお腹が膨らみ始めていたんですが、ものすごく調子が悪そうだったので、薬ではなくコンニャク湿布にして小豆もあげました。金曜日の半分しか食べられず、「まあ、こういう日もあるよね」とはこれまでの感じで思ってはいたんですが・・

 

日曜日は朝から「これはまずい・・」というぐったり加減で、かろうじてニンジンジュースは飲んだものの、「これ以上の水分はもう止めたほうがいい」という苦渋の判断をすることになりました。

 

「安心して旅立つ(死を受け入れて恐れない)」レメディを、本人とヤザワとマロンもクララも全員で飲み、不安そうになるたびにレメディを溶かした水を耳とか唇に垂らし、ヤザワも飲み、ぐったりしてるアガタを抱っこし、「ね、この曲練習してたでしょ?」とNHKのラジオを一緒に聞いたり、色々アガタの好きなCDをかけたりしました。

 

それから枇杷の葉を当ててコンニャク湿布をしたら、オシッコが出たので「良かったね〜」と言ったら、本人も「楽になったわ」と尻尾の先を振ったのでした。この時は「オシッコ出たから回復するかも」と本人もヤザワも思ったのでした。

 

PM9:00に「ピアノ聞く?」と聞くと、「どっちでもいい」という返事ではあったけど、「まあそう言わず。他にすることもないでしょ?」と言って、グラスやらメシアンのまなざし15番やらを11時頃まで聞かせ(ヤザワの練習)、「聞いてる?」と時々聞くと、「うん」と尻尾の先だけ振って返事をしてました。

 

弾き終わると「苦しい。一緒にいてよ」と言うので、「これからゴハン食べるから待ってて。アガタもなんか食べる?」と、一応聞いてみたけど「要らない」ということなので、1時間ほど作って食べて洗って、アガタのハウスの横にマットを敷いて、付き添いのスタンバイをしました。この時もまたオシッコが出たけど、体を軽くして旅立つんだな、という気がしました。

 

危篤の時のマラソン状態のように意識なく呼吸が早いわけではなく、「アガタ、大丈夫?」と声をかけると「ダメ。苦しい」と尻尾の先だけ、嫌な時にするブンブン振りをするのでした。体をゆっくりさするとゴロゴロと喉は鳴らすんですが、「もういい。苦しい」と言うので、頭を指でガリガリ〜として、そこに指を置いてました。離れると不安がるから。

 

スッスッスッ・ハーー、という4つ目が深い呼吸を3時間ほどしてる間:「目も治って、頬の膿もかなり出て腫れも引いたのにね。世の中ってうまくいかないよね。胸水もなくなって呼吸も深く出来てるのにね。アガタまるで出産してるみたいだよ。出産も死ぬのも同じような感じなんだね。大丈夫。怖くないから」とか、「アガタがウチに来た時さ、オスカルが怖くてノエルの近くにいたの覚えてる?鏡を見たら犬のノエルが映ってて、横に猫の自分が映っててビックリしてたよね。それで自分は猫だ、オスカルと同じ猫だ、って分かったのよね」

 

とか色々話しをしてました。AM4:00頃から唸るような声が入って、本当に出産でも始まるのかという感じでしたが、27分頃、3回ほど痙攣して四肢を伸ばし、そのまま絶命しました。

心臓が止まったあと、1分ほどは感覚があると聞いているので、体をさすりながら「よく頑張ったね。偉かったね。もう苦しくないよ」と5分ほどそのままでいて、それからマットをしまったり、アガタの体を拭く重曹を溶かしたお湯を持ってきて体を拭いて綺麗にして、目につく毛玉はカットして、ブラシもして、見開いてる目を閉じさせて包帯で目と口を固定して、体を眠ってるような体制に整えました。

金曜日

11月から使い出したインドの目薬で、目もこんなにキレイに治ってたんですよ

もとの緑色の目が見え出してたんです。視力はなかったけど。

摘出しなくて良かった

 

月曜日はもうアガタをキレイにしてから眠れなくて、部屋で呆然としてたんですが、突然、部屋のカーテンが「辛すぎる」と思えて、変えることして、開店時間を待ってニトリに行きました。同じ風景の中で、ノエル、オスカル、パリスが消えて、アガタまで消えてしまうのに、同じ風景、というのがもう無理で。

「布は人の気持ちを吸うので、洗うなり変えるのはいいと思います。空気が変わりますよ。分かってらっしゃるんですね」と火曜日のアガタのマッサージの時間にお別れに来てくれたユミちゃんも言ってくれました。それは初耳でしたが、なんか本能の赴くままに

ありがとう。さようなら

空気というか雰囲気がかなり違う。ブルーの方が好みなんだけど、もう無理。

ミニマリストみたい。全然・違うのに。

 

水曜日に火葬しましたが、もう沖縄は29度だったので、完全に硬直していないのに、死臭が漂いだして、それも悲しかった。まだ手も動かせて眠ってるようなのにね

 

火葬の後、変えない部屋のカーテンは洗い、付け替えました。除湿かけてたけど汗びっしょり。こういう時は一心不乱に体を動かすのがいいんだけど、畑もないしね

 

まだアガタはウチにいます。オスカルとパリスも迎えに来たままいます

 

アガタの匂い?というような焦げたような匂いが、私がキッチンに行くと匂いも移動するんです。前に、ユミちゃんに「なんかウチ、焦げ臭いニオイしない?」と聞いたことがあったんですね。「えーそうですか?まあCSすると毒素出て来て色んな臭いはしますよー」と言われてたので、そうか、アガタの匂いなのかな?と思ってた臭い。

しばらく気の済むまでゆっくりしてってピアノも聞いて。

ユミちゃんがくれたお花。ヴェジタリアンのマロンが狙うのでセロハンを取れません。

 

火葬の朝にアガタにメシアンの眼差しの15番を弾いて聞かせてたんです。耳があるうちに、とか思って。そして棺に入れる花を買うのを忘れて、ウチの犬猫にして初めて、添える花もなく、おやつもなく、そのまんまアガタだけで、送り出してしまいました。

火葬場の人が驚いた顔をしてるのを見て我に返ったという。なんてこと

 

月曜日から夜は飲んで電話して 泣いてます

肝臓のあたりがカチカチになってしまったので、木曜日は自分がマッサージに行きました。

もうちょっとアガタが回復したら、ビーチに連れて言って「砂浴」をさせてみようと思ってたんです

自分がしてみます

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4/17と4/24(日曜日) NHK-FM【現代の音楽】放送(朝8:10)

2022年04月14日 | 文化・芸術

去年の12月のAbsolute-MIX2021, ProgramB @さいたま芸術劇場がNHK-FM「現代の音楽」でオンエアされます

 

曲目などは番組HP   https://www4.nhk.or.jp/P446/

聞き逃しもインターネット「らじる らじる」で1週間聞けます。

 

プログラムノートなどは私のHPよりダウンロード出来るようにしてあります。

 

4月は「女性アーティスト」特集なのでしょうか

 

志田笙子さんの「僧侶が海に向かって【人生とは】と思慮してる作品」とか、深淵な曲を「らじる らじる」で聞いておりますよ

 

その前の週はヤザワの高校時代のソルフェージュの先生で、大学の日本音楽史の先生、増本伎共子先生。懐かしいなぁ。音楽史の試験で能の小鼓のリズムとか先生の前で叩きました

 

4月前半2回とだいぶ趣向が違うけど女同士ってことで

解説は西村朗先生が「分かりやすく」説明して下さるそうです。楽しみです

 

志田さんの曲は解説も難しい&高尚な感じで、「そういう曲ね」とよく分かりました

自分で、コンサートの広報活動の時にさんざん苦労したので、どのように解説して下さるのか興味津々であります

 

早速・タイトルから「Absolute-MIX 」が消えております。誰のコンサートなんだか分かりにくいのかもしれません 今後の参考にいたします。しかしリサイタルではないのでな。ヴィオラの甲斐さんのソロもあるのに、いいのかしら?というちょっと後ろめたい気も

 

ところでこの動画が素晴らしい 西村朗先生の生徒さんだったそうです。

 

【現代音楽とは】解説1 構成、解説:薮田翔一

 

全ての「現代音楽」の疑問に、実に分かりやすく、師匠の語り口を引き継いだような節回しもあり、笑顔(爆笑)ナシでは観られません。

 

NHK「現代の音楽」で取り上げていただき、誠に有難く、感謝の念しかございません

 

みなさまもドゾ、今からでも「らじる らじる」で「滅多に聴けない音楽」を毎週、是非・お楽しみ下さい

 

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自然療法で

2022年04月12日 | ペット

東城百合子さんの本を読んで自然療法をアガタに実施中

 

新しい本から読み出しました。東城さんの自然療法の本は1978年のものからあり、2002年に亡くなったヤザワ母も、もしこの本を読んでいたら助かったてたのかもしれないと思いながら読みました。ご本人は亡くなられても(大正生まれ)成城の教室は続いてるのかな。

 

アガタもヤザワ母も「余命1ヶ月と3ヶ月(←母)」と余命宣告をされて、ヤザワなりに必死で色々と調べました。母の時に東城さんの本と出会わなかったのは、当時のヤザワは西洋医学の医者か漢方医くらいしか思いつかなかったのと、自然療法とか民間療法なんてカルト。くらいにしか思ってなかったような気もする。

 

しかしヤザワ母は63年も生きて、結局・自分で調べたりする習慣もなく、テレビの情報と自分の友人(主婦業)に聞いた話くらいが情報源で、かといって友人と会う時は・ほぼバカ話しかしてなかったと思う。帰ってきて報告がてら牛が反芻するように話してたことを話してたから

 

ボランティア活動をするでもなく、かといって自分の友人知人からは「良い人」と思われる程度には善良だった。いくらマーガリンは食べちゃダメだと言っても「あらそぉ」と聞き流し、入れ歯にするのを嫌がって過酷なインプラント治療をして、会うと口からセメダインの臭いがするので、話してるとヤザワが気持ち悪くほどだった。「こんなことやめなさいよ」と言っても馬耳東風。寝る前には頭にカーラーを巻きつけてうつむくような首の形で就寝してたから、あと10年生きたとしても頚椎がおかしくなって車椅子だったり、どのみち健康では生きられなかったとは思う。寿命なんでしょうね。母が生きてる時には東城さんの本は出版されてたんだから。出会わなかった。日頃の生き方が反映されたんだと思います。

 

まあそれで

アガタには枇杷の葉を当てたりコンニャク湿布したり。猫には選択の自由がありませんのでね。でも気持ち良さげな様子ですよ

顎は月桃

無農薬の枇杷の葉をいただきましたので、治療に使ったり泡盛30°に漬け込んでエキスを作ったり

本州なら焼酎かな?

♂ワンコ用マナーベルトが「葉っぱ療法」に絶妙に使いやすいという

枇杷の葉を肝臓のあたりに

着用中

 

東城さんの本はどれもオススメです

 

自分も久しぶりに玄米を炊いて、自家製のぬか漬けと味噌汁で食べたら:「今の自分に必要な栄養は玄米だったのか」という満足感がありました。味噌汁の出汁は自作の切り干し大根だけ。昆布も干し椎茸も使わない。

東城さんの本では煮干しで出汁を取ってますが、私は動物性は使わないので。菜食の本ではないけど、動物性はほぼこの出汁の煮干しくらいで、玄米と漬物と味噌汁を腹八分で食べることを推奨しています。それに梅干しとか。

 

「むくみは小豆と黒豆の煮汁を飲むと利尿作用があるので良い」というのを読んで、小豆を茹でて煮汁はアガタ、小豆はヤザワの玄米ごはんに。黒豆も煮てデザートにしました。

 

「よくやってるよね。そんなにはなかなか出来ないよ」というようなことを看病話題の時に言われるんですが、結局・自分のためにもなってるし、消耗するのは「(アガタ)死ぬかも」という恐怖感からの心労で、知識も増えて工夫する知恵もつくので、無駄な時間ではない。必要なことだと思ってます。結局・どう生きてどう死にたいのか、という究極の問題に向き合うことだから。

 

穴が空いた顎は、グラニュー糖での創傷治療でだいぶ塞がったけど、歯根が腐ってしまっているので膿が出てくるための穴がどうしても開いてしまう。東城さんの本では「ドクダミの葉の絞り汁を(怪我とかだと思う)膿んでるところに塗ると治る」と書いてあるんだけど、沖縄にドクダミは自生してないんですよ。北海道の南部と九州まで。

 

それで:「何かドクダミのような効能のある植物が身近にあるはず」と考えて、殺菌作用と言えば月桃と思い立ち、絞って傷口に塗ってみたり、モリンガを乾燥させた粉を塗ってみたりゴハンにかけてみたりと応用してます。

 

アガタのためのCS60の出張マッサージの方に:「わー目に力が出てきましたね」と言われて、自分も「持ち直して快方に向かってる」と思いたいんですが、毎日・様子が違うので、「昨日の元気はもしや消える前のロウソクだったのか?」と浮き沈みの毎日。

 

そうこうしてるうちに、自分も顎関節炎が再発し、玄米なんぞ噛めなくなってしまいました

原因はストレス

病院に行っても消炎鎮痛剤を処方されて、「硬いものは噛まないで、しばらく痛みが引くまで柔らかいものを食べて下さい。ピアノの練習とか顎に力が入る時にはマウスピースして下さいね」で終わり。なので、自分でホメオパシーを飲んで、快方に向かってます。

 

ホメオパシーはオスカルの「肥満細胞腫」の時に始めたのでした。きっかけはウエスティのバニラのアトピーだったけど。自分はやはりペットの犬猫に導かれてると思う。なので心を尽くして手当しようと思う。

 

沖縄は今、人参のシーズンなので、毎朝・低速ジューサーで人参ジュースを作ってみんなで飲んでます。このジューサーはアガタが2015年の大腸癌の時に買ったもの。

当時のブログ ゲルソン療法

 

同時期に買って、まだ読めてないけど、「食べられる草」も実践したいんです。

「ロシアに制裁を」とか言ってるけど、どっちが制裁されるのか分からないですよ

芋はいいとして、青菜がない まさに戦時中の配給食事ですな

シャケなんか出ないと思うし。生息地の川の近くに住んでる人しか無理でしょ。野生化してるミドリガメとかカミツキガメを食べるしかないかもです。

こうなったら雑草とか野草を食べるしかないけど、けっこうフツーに毒草も生えてるので知識が必要。

 

精米では栄養不足で脚気になってしまうので、玄米食。それに雑草と芋とストックの味噌と梅干しで乗り切りましょう。

沖縄の自給自足率は案外低く、40%ないくらいです。農作物のほとんど、80%がサトウキビだそうです。まあ黒糖は栄養あるけど腹の足しにはならんわなー

という自分も畑がない今、プランターで育てられるのはせいぜいニラ、ネギ、ハーブ類(バジル、タイム、ローズマリーなどなど)くらい。

 

備蓄は貯蔵庫がないと無理ということが分かりました。ゴキが袋を食い破って米粉やら黒糖のストックを食い荒らすのです。袋に潜まれると狩上手なクララとマロンでも見つけられないし、気がついた時には減ってるという

 

ロシアはエネルギーと食糧が自給自足出来る国だそうです。

「制裁」ってヴィトンとかシャネルが買えなくなるってこと

それでしたらヤザワも十分、制裁を受けてるようなものですので、せめて食糧くらいはなんとかして欲しい。国益を考えてウクライナには一切、寄付はしません。

ステージでもたまに着用してた、ヤザワに非常に似合うボンデージ系ファッションも、ネオナチと思われるかもしれないと思うと、それも腹立たしい まるでアゾフ大隊の極東レディース支部ですナ😑

ン10年後に畑や味噌を作るとは

ハーブやら薬効のある雑草もウェルカムなダーチャが欲しいな

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