アジ練
今年最後のアジ(リティー)練(習)の日は、17°というこの冬1番の寒さでした。
手持ちの中綿ジャケット(ダウンではない)をはおって出かけました。写ってませんが:このジャケットは、10年以上前に中野のサンロードを歩いていた時、寒くてティーンズ(SUZUTANだったかな?)のお店でテキトーに買ったもの。3000円とかだったと思うのですが、毎年ヘビロテして沖縄にまで持ってきたという。
胸ポケットのボタンもちぎれてないし、襟のゴムも伸びちゃったし、新しいジャケットを買うかな?と5年以上は毎年思ってるんですが、買うに至らず。
寒い日に防寒のため買ってその場で着たジャケットなので、やっぱり便利なんですね。それと安かったので、ダウンやフェザー素材ではなくポリエステル中綿というのも動物愛護の点からも評価できる。
新しいダウン(中綿)ジャケットは、鳥の羽ではなく、やはりポリとかハイテク素材がいいと思うのですが、なかなかいいデザインがなくて、ついモンクレールのサイトを見たり検索してしまいます。中身が鳥でなければいいのになぁー
『生きたまま羽毛を抜いたダウンはリコールすべき』とスイスのTVが放送しました。 ダウンのことなら!
世代的に:これまでさんざん毛皮も買ってしまっているし、お肉も普段に食べているので、せめてこれから買う新しい服は動物虐待でないものにしたいです。やっぱりモンクレールはやめよう。すごく寒いわけじゃないからね。沖縄だし。
中国製の毛皮は生きたまま剥がされた毛皮 リアル・ファーの現実
毛皮産業の本場、カナダの業者の取材をかつてNHKで放送したと思うのですが、は一瞬でした。電気を流す棒を口にくわえさせて高電流を流すのです。日本の保健所(動物愛護センター)で行われている犬猫殺処分の方が、よほど残酷だと思いました。こういう点で、日本を含むアジアはまだまだ後進国だなと思います。あの殺処分室を設計した人の精神鑑定の結果が知りたいとフツーに思うし。ナチス崇拝者なのかな?
ところでユダヤ人は祈りを捧げてをした「コーシャー・ミート」しか食べません。
以前、こてこてに近いユダヤ人の家にうっかりホームステイをしてしまった(笑)ことがあって、感心しつつも6日目でおいとましたのでした。すでに滞在3日目にして移動先を捜してたと思います。
というのは:チキンの丸焼きのハーフを買ってきて、電子レンジで温めていたら嫌がられたのです。「コーシャー・ミートでないミートをレンジで温めたり、調理器具を使ったりしないで欲しい。お皿も紙皿を使って、食べたらすぐ捨てに行って欲しい」と言われ、驚き、そこで初めてユダヤ教というものを体験したのでした。
金曜日の夜から日曜日までは電気を使ってはいけないので・電話を使わないで欲しい。とか、TVもエアコンも付けないで。とか。
今から思えば:金~日曜日まで電気を使わないということも、必要がなければ良いことだし、悶絶しながらされた家畜の肉を食べるというのも身体に悪そうではあります。生きながら剥がれた毛皮も怨念がこもっているでしょうから、身にまとうと不幸になるかもしれない。理は適ってるよね。
いろいろ考えることもあり、観てみました いのちの食べ方
台詞も音楽も一切ナシ、映像だけが淡々と流れるドキュメンタリーです。大量生産のトマト、レタス、鶏肉、牛肉などが食品になるまでが淡々と流れます。ある意味、生物の一生を淡々と見るわけで、グロくもキモくもありません。ブライアン・イーノを聞いてるような感覚というんだろうか。映像美と言って差し支えないと思う。
見終わって:ヴェジタリアンにはなりませんでした。
ただ、口に入れる食品は「仕方なく食べる」「なんとなく食べる」「大量に食べる」ということはしないようにしたいと思います。美味しく感謝して幸せに食べたい。映画で食肉産業で働く人がランチタイムに無表情で食べているのが気になりました。俳優や女優ではない普通の人だから、撮影に緊張したせいかもしれませんが、仕留めた獲物を食べるライオンやチータが幸せなように、幸せに食べて欲しいなぁと思いました。
「大量に食べる」のを止めるのが最大の課題であります。
来年は断食にも挑戦しようと思います。