ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

スコット・ジョンソン(作曲家)のピアノ/シンセ・パート

2022年11月06日 | 現代音楽

超高速!変拍子の嵐!超絶スリル!そうは聞こえない楽しさに溢れた曲

 

Scott Johnsonで検索すると、AppleでもSpotifyでも沢山のミュージシャンがヒットします。「山田太郎」みたいなポピュラーな名前なのでしょう。カントリーからエレクトロニカまで沢山のスコットがおりますな〜

 

クリックの1拍目にアクセントがついたことで、「あの肝が冷えるような日々はなんだったのか」という喉元過ぎれば状態で、練習も楽しくなってきました。てかようやく練習できるというか

 

FREUDEに掲載していただいたインタビュー記事

ピアニスト矢沢朋子が追求するエレクトロ・アコースティック・カルテット

 

この時はまだ1拍目が分かるクリックが出来てなくて、「高速で変拍子で超絶難しいロック」みたいなことを答えてるんです。一難は去った

 

と思ったら:プログラムのRockで

 

左から譜めくり用ペダル、サステイン・ペダル、右がエクスプレッション・ペダルという3つのペダルの練習をしてるという。特に!大変なのが右のエクスプレッション・ペダル。pからffまでクレッシェンド、ディミネンド、sf(スフォルサンド)も含めてダイナミクスを右足で作るという。ということはサステインは左足。サステインを左足で踏む日が来るとはな。。左利きでもないのに左手で箸を使うようなもんですよ。。

 

そしてこれが!

右足につられて踏みっぱなしになったり、逆に右足が左につられて上げてしまって急に音が小さくなってしまったり

 

その合間を縫って左足はさらにAir Turnを踏むのだよ。なんだかオルガンを練習してるような感じ。足の感覚を左右で分離させる脳の回路が新たに必要なので、毎日・ものすごーく眠いです。新たな神経というか血管に血を通す作業。成長期ばりに眠い

 

最初は全然・出来なくて「ひゃー・・こりゃ大変だ せっかくテンポで間違えずに弾けるようになったと思ったのに」とまたワナワナしたけれど、とりあえず・またゆっくりから練習してペダルのタイミングを確認しつつ(知恵熱を)発熱するまで練習して、一晩寝て起きたら、「全く足が言うことを聞かない」を脱していたのでした

 

睡眠て大事。なんでも寝てる間に脳のなんちゃらという液が脳を洗う?そうで、記憶や思考なんかが整理されるらしい。とりあえず出来なくても練習して、眠れば進歩するのだなと安心したので、気長にやってます。と言っても迫ってきたけど

 

このようにエクスプレッション・ペダルをクラシック音楽のように使うというのも、「ロックとクラシックの融合」なのだなーと分かった次第。ロックとかポップスではクラシックのようなダイナミクス・レンジはないからね。インタビューの時に分かってれば答えるんだった。プログラムノートに書かないかな?というのも、プログラムはスコット自身が「書く」と仰ってくれてるので 当てにして今回は準備しておりません

 

とはいえ英訳の時間はある。ソフトで翻訳して、おかしいところは直さないと。

 

JazzTokyo でも紹介していただきました

11/22 矢沢朋子 Absolute-MIX presents Electro-Acoustic Quartet

 

「配信付きチケット」はFREUDEもJazzTokyoも書いてくれてるんですが:

配信だけのチケットもあるんですよ

Streaming は e+ (イープラス)

 

5カメだそうです

 

 

 

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