ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

6月に観たRockな映画2本@桜坂劇場

2022年09月27日 | 文化・芸術

       ヴィーガン・スクランブル・エッグ&ベーコン朝食。ソイ・ラテと

 

今ごろ〜 3ヶ月以上前に観た映画の忘備録ですよ

それほど忙しかったってことで

 

ようやく落ち着いて色々作業出来てるんです。もう全然泳ぎに行けてないです なんのために沖縄に住んでるんだか。目と鼻の先には青の別世界が広がってるというのに 潮の香りだけ嗅いでます。台風の余波で波は高いしさ

 

【本編映像】映画『スージーQ』5/6(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開

 

東京のアップリンクとかユーロシネマでやるような映画を観れる桜坂劇場

毎月テーマや特集があって、6月は「6月9日=ロックの日」にちなんでザッパやらリンダ・ロンシュタット(カントリー歌手だと思ってた。当然・観てない)の映画がありました。ヤザワが観たのはスージーQとフランク・ザッパ。ザッパは軽く書いたっけ。

 

スージーQもザッパも、反抗的なロック=不良というイメージは保ちつつ、ごく普通に努力家で頭脳明晰。生まれ育った家庭も中流。スージーは結婚もしてるし子どももミュージシャンで共演してたり。ザッパもね。クスリもやらずアル中でもなく、練習や制作に明け暮れてツアーの生活。

 

相変わらずクスリで若くして死んでくアーティストも多いけど、長続きしてる人たちはほぼヴェジタリアンやヴィーガン。

 

ローリング・ストーンズのミック・ジャガーも「不良」をある日卒業し、ヴェジタリアンになり、身体を鍛え、70代になってもステージを2時間走り回ってロックをしてるという。お父さんは大学教授だったはず。ポール・マッカートニーはアニマル・ライツ活動もしてるし娘のステラ・マッカートニーはヴィーガン・ラグジュアリー・ブランドのデザイナー。

マドンナもメジャー・デビュー後にヴェジタリアンになり、筋トレをしてるのは有名。

 

こう考えると

 

現代において反抗的で不良的というのは:ヴェジタリアンになり、健康に気を使い、体型をキープし、環境問題に関心を向けたりすることなんだなー

ということが分かります

なので自然栽培の家庭菜園などしてると、これはもう反社会的行為なのではないかと思わずにいられないっすね

 

そんな人間こそクラシック音楽をやってたり聞いたりしそうなものだと思うけど真逆で、そんな人間は実際にほぼいないのです。

早死にする演奏家が少ないのは貧困家庭出身のクラシック演奏家というのはありえないからか。厳格な家庭環境で友人たちも礼儀正しく品が良い。

 

それなのに・なぜクラシック音楽と健康志向や環境問題は相性が悪いのかというのは:超保守だからなのか。それとも体に良い音楽を浴びると反動として体に悪いことをしたくなるのが人間の性というものなのか。

 

電磁波をバリバリ浴びる体に悪げなロッカーやポップスのアーティストが反動で熱心に健康志向になるのでしょうか

 

そう考えると:やはり音楽で電磁波を浴びることが多いヤザワが反動から健康志向に走るというのも納得がいく。添加物の入ってる調味料とか家にないし。合成洗剤もシャンプーも使わない。

髪はブルーですけど。これもケミカルフリー 不良中年さ

 

クラシック音楽の環境で育ち、音大なので友人はもちろんほぼクラシックなわけですが、ヴィーガンとかヴェジタリアンとか会ったことないです

 

お洒落もさほど興味がない人が多いし。アスリートみたいなものだから、ジャージ系みたいな練習服と清潔感のあるお出かけ服。これも学生の頃からずーーーーっと不思議だったけど、映画を観て思ったのは:「クラシック音楽の演奏家は基本・自分で作曲はしないで他人の作曲家が作った曲を弾く」から、こだわることより極めることの方が大事で、匠の陶芸家とか腕のいい大工とか有名な寿司職人みたいな気質に近いのかもしれない。プロ野球選手とか。サッカー選手はお洒落だけど。サッカーはロック系なのか

野球選手もイチローくらいしか太ってない選手っていなかったよね。。

 

なんでこうロックについて考察してるかというと、11月のAbsolute-MIXはロックだから。テクノとも違う。

 

ちょっとロックなテイストを感じる演奏家

絶世のハンサムクロード・エルフェは「いーかーにーも鍵盤の貴公子」だったけど、グレン・グールドはちょっとロッカーみたい かてぃんも音大にいたらピアノに集中できないほど女子に(男子にも)追いかけられたかも

ルックス渋谷系ぽい

 

 

              

別に演奏家じゃないんだしいいじゃん。ヤザワはジョリヴェ大好き

とは言え

「まず、私はこの人の顔が好きだ」という作曲家はいる

スコット・ジョンソン(ロックギタリスト / クラシック音楽作曲家)

 

曲がまた・・このヴィジュアル通りでロックで知的でセクシー

11月に弾きますよ〜

 

詳細は:Absolute-MIX 2022  

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休みらしい映画

2022年09月06日 | 世の中のこと
先月終わりに夏休みらしい映画を2本観ました。桜坂劇場の戦争映画週間の続き、「島守の塔」と「Jurassic World」
 
 
「島守の塔」は邦画では予算のある映画だったのでしょう。ハリウッド風な映画音楽もついて、出演者もそれなりに名前の知れた俳優。
 
戦争映画は記録を残すことに意義があるから、このように分かりやすい邦画の大作があるのは良いことだと思う。ただ、前に観た「野火」と「乙女たちの沖縄戦〜白梅学徒の記録」に比べると、予算があるが故のなんというか・・
 
まず、主役の知事役が食糧難のはずなのに、肉付きが良かった。「野火」の役者はみんな役作りで落としてた感じなので。なんかオペラの「椿姫」が肺病で死ぬのに歌手がふっくらしてて大声でアリア歌う。みたいな違和感というか。
 
女子の出演者も本土の顔なのに、誇張された沖縄のアクセントで話すと言うのも違和感があったな。元「白梅学徒」のおばあさま達は標準語でしたよ。だいたい色白だし。昔のハリウッド映画がクレオパトラ役に白人のエリザベス・テイラーを起用するような感覚を感じたんですよ。
 
そして音楽。急にオーケストラ(DTMかもしれない)の音が入ってきて、まあシーンに合わせた盛り上げ仕様ではあるのだが・・安っぽく感じてしまう自分はひねくれてるんでしょか
エンディングも沖縄民謡で歌ナシでフツーに三線だけでいいと思ったんですがね。まあグアムでもハワイでもオーケストラはありますけどね。今は沖縄にも。ただ戦争映画なんだから時代考証して衣装と音楽も合わせて欲しかったというか。せっかく予算あるなら。
 
 
「島守の塔」本予告 2022年7月22日公開!
 
 
「アメリカ兵は降伏した民間人をむやみに殺さない」と言い切る知事ですが、他の島では惨殺もされています。基本、人権意識の高い兵隊は使えないでしょ。そういう使命なんだから
 
元白梅学徒のおばあさまのインタビューでも語られてたように、自分たちが殺される側にならないと「敵に勝つぞ」と勇ましく団結してしまうんですね。
 
特に日本人は集団意識を大事にするし。文化的にも着物にに象徴されるように、同じ形で素材によって格付けするし、現代でも正装なら女性は体型もタオルで補正してクローンのように集団の美を体現してる。言葉も同じ意味で敬語や言い回しがあって、相手の格によって使い分ける。上下関係がここまで徹底してる文化も珍しいと思う。
 
 
まあだから洗脳しやすい民族なんだろうなーと最近は納得することが多いですね。まじめな人間ほど騙されやすいというのは悲しい現実。

 
まあこれは相手が悪かったとは思います
 
2019年4月に急に思う所あって後半、カルトについても書いてるブログ
 
 
 
そして5月からずーーーーっと楽しみにしてたジュラシック・ワールド
 
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』新予告映像<7月29日(金)全国公開>
 
 
楽しかった
 
まあ「モンサントの不自然な食べ物」とか陰謀論とか色々観て読んでますから、「奴らの予告ムービー」とは思うんですが、エンターテイメントとしての完成度はやはり凄い。色々知ってても楽しめました
 
Appleの本社にクリソツな研究所に、現在のCEOにこれまたクリソツな研究所の所長
もしかしてデビル・ゲイツより悪人なのかななんて思わされますよね。
 
影響も凄い 観てなければ逃げないと思う。ディズニーのミッキーと変わらないでしょ
 
 
 
 
どこまでも「陰謀論」であって欲しいんですけどね
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする