ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

別に特にメリー・クリスマス

2017年12月25日 | 沖縄

豆乳クリームでのヴィーガン・ケーキがセブン・イレブンとローソンにあったそうな

もっと早くに気がついて記事にするんだった

 

イヴの日は25°の沖縄でした。雨のうえ強風でしたけど。

コートもセーターも着ないで「寒い〜 」と文句言う前に、せめて靴下くらい履こうか。という温度。

帰郷(京)した友人は:「うっかり薄着で寝て風邪引きました・・」そうだし

 

クリスマスは:ヴィーガン/グルテン・フリーのパンケーキを焼いて、コテコテにデコって食べました

ヘーゼルチョコナッツペースト塗ってクルミを散らして豆腐クリーム塗ってイチゴジャム

 

鶏肉はもちろん卵も牛乳も食べないし小麦も食べないので食事はシンプル・リッチ

 ラタトゥイユとカボチャと銀杏の豆乳ポルチーニ・トリュフ・クリームで蕎麦粉100%のペンネ。

これらを作り置き(ラタトゥイユとクリームね)して仕事してますよー

 

30日と新年明け5日が締め切りの原稿が2つ

もう今月は寝れないかと思ったけど、始めてみれば案外サクサクと進んでるので料理も出来て、猫もとりあえず1匹手術したという。コロニーのニャン達も餌付け中であります

 

  

 

カーネルおじさんのCMを見ると、クリスマスとサンクス・ギヴィング(のほうがより酷い)時期に、NYでターキーの死骸を背負った主婦たちの姿を思い出すなぁ。所々抜き残しの羽が付いてるオーブンに入り切らないほど巨大な七面鳥の首と足先がない死体をクリスマス用に買って背負ってるんですよ。内蔵を抜かれたお腹はビラビラと揺れて空洞の中から肋骨が見えたりしてキモかったなぁ。当時は肉も食べてたけど、その光景にはビックリして、ちょっと食欲が落ちたものだった。

 

コロニーのニャンたちにゴハンを差し入れに行く途中で遭遇したリュウキュウキノボリトカゲさん。

絶滅危惧種レッドゾーン

イグアナかと思った 目がツブラで動きがトロくて、これじゃ生きてくの大変

頑張って生きていってねー ゴハンはアリとか羽虫のようなので食べる分には事欠かない

 

沖縄に来て初めて遭いました。クリスマスっぽいな〜 

さて。正月くらいはゆっくり飲みたいので、片付けちゃいますよー 

 

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イクメン猫パパ

2017年12月21日 | ペット

「ママを病院に連れて行くから、パリス、チビたんを頼むよ?」「ほいきた

 

子猫を連れていたママ猫は、ウチの前で待つまでの仲になりましたよ

待ってる待ってる

ということで、ゴハンを食べてる時にノミ駆除スプレーを首にスプレーして、まずチビを保護。チビの世話はヤザワ家で1番フレンドリーなパリスに頼んで、次に:子どもそっちのけでガツガツと食べてるママを捕獲。そのまま病院に連れて行きました

 

搬送先は:宜野湾のケルビム動物病院。ここは里親譲渡会を開催したり、シェルターを運営したり、野良猫の避妊/去勢手術は割安で実施しているという、まるで欧米の動物病院のようなところ。ヤザワもここでこれまで野良ちゃんの避妊・去勢手術をしてもらったり、譲渡会で里親が見つかったりとお世話になってます。

 

「野良ちゃんなので歳とか分からないですよねー」「そうですねー」とか話しながらも、いちおカルテに記入するので名前やら歳を書き込みます。「1ヶ月くらい前に最初に会った時、見た目2ヶ月くらいの子猫を3匹連れていました。もう子猫はカリカリも食べられるので離乳してます」など状況も説明。

 

そういえば名前も付けてなくて、「ママ」と呼んでいたので、そのまま「矢沢ママ ♀ 2歳」とかテキトーに書いて、体重を量って(2kg以上の成体でないと手術できない)、手術方法は埋没法にするか、家で1週間ほど療養させられるなら外側も縫って抜糸にするか、耳カット(手術済みの地域猫の印)の有無などを決めて、ママちゃんを病院に預けて帰ってきたのでした。

 

ケルビムはいつもボランティアの人たちが手術のために連れてくる猫たちでいっぱいなので、1泊預けて翌日以降に手術をすることになります。手術は全身麻酔なので、当日のゴハンを抜く意味もあって。野良ちゃんはどこで最後に食べてるか分からないからね。夜ゴハンは病院でちゃんともらってますよ

 

「ただいま〜

チビがものすごく怒ってます「ひどいなんでこんなことするの」とニャーニャーと文句を言われました

 

こういう時:「しょせん猫相手に話しても無駄さ」と思わずに、丁寧に感情を込めて情景を思い描くようにして話しかけます。自分の中で「映像」になると、それは動物にテレパシーで伝わります。この動物と会話する「アニマル・コミュニケーション」は欧米ではスペシャリスト認定されていて、犯罪捜査にも協力しています。

 

「あのね、ママは今、病院で他の大勢の猫仲間といっしょに手術を待ってるの。手術が終わったら帰って来るから大丈夫だよ。ママはこれで心配事(妊娠と子育て)が減って、チビたんと楽しく安心して暮らせるよ?」

 

と、病院での映像から車で帰ってくるところ、チビと道でのんびり日向ぼっこをしてるところをイメージしながら話しかけました。

 

パリスはケージから出して、チビは今夜は1人で寝ます。オスカルは1度、挨拶に来ましたがアガタは居留守。ライトが目を爛々と光らせてヨダレを垂らし、尻尾をブンブンと振って、今にも飛びかかって食べそうな勢いなので、チビもケージから出たそうではなかったので、就寝。

なぜか・猫が全員・ヤザワのアタマ周りを囲んでましたけどね。ヤザワの気持ちというか考えを読もうとしたんでしょうか?

 

それにしてもライトのあの態度は何なんだもしかして子猫を食べたことがあるのか?とちょっとヤな感じがしたな。ライトも捨てられて放浪してたところを保健所に捕獲されたコなのでね。

 

翌日

ケルビムから電話 「今、麻酔して手術しようとしたら男の子なんですが」と言われて:「違う猫と間違えたんじゃないですかキジ柄で、鼻の周りが白くてお腹も白くて足先も白いコですよ?鼻の横にはシミのようなのがあります」と伝えたら、電話の向こうで:「もう1回見て来て!キジの鼻が白いコいる?いないわよね」などバタバタしてる気配があった後、

 

「やっぱりこのコです。男の子です。タマが付いてます」と言われて、「ええ 3匹も子猫を連れてたんですよ今は1匹になっちゃったけど、いつも連れてるんですよ」と驚くヤザワに:「そういう保母さんみたいな男の子もいます。猫は割とオスの兄弟で子育てしたりするんですよ」と言われて呆然としたのでした。

ママじゃなくて「パパ」だったのか・・・   

 

「それで手術はどうしましょうか?しますか?」「して下さい」「耳カットもですか?」「はい。カットして下さい」

 

迎えに行ってみれば、「ママ」ならぬ「パパ」も、すっかり怒っていらしたのでした  

 

パパ〜

喜ぶチビ。これでチビの人間不信は収まりました。やれやれ

 

傷口も浅いのでチビと一緒に大事をとって一晩ケージで過ごした後、玄関前にゴハンを置いて:「また食べに来るんだよ?」とリリースしたのでした。ゴハンは奮発してターキーの猫缶とカリカリとあげましたよ。術後だし。ウチの猫たちが喉をならしてましたが、今日はパパとチビだけ。

食後はしばらく玄関前で身繕いをしてましたが、そのうちいなくなってました。

 

次の日

 

ママ・・じゃなくてパパとチビはどうしたかな?

と探しに行ってみれば、ヤザワの顔を見てチビは駆け寄って来ましたが、パパはすっかりビクついて近寄りません。

「そうなると思って。ハイ」とカリカリを取り出したら、パパも近寄ってきたのでした。元気で良かった

 

次の日

 

やっぱりもうヤザワの家には食べに来なくなってしまったので、探しに行くと、最初に会った付近の家の庭にパパがいました。「ここのウチもゴハンくれるの?良かったネ」などと言いながらカリカリのお皿を置くと:

ええ

あれはチビだ

隣が「ママ」なのか

あれよあれよと

グレー系のキジというか、リンクス・キャットのような5〜6ヶ月くらいの子猫が4匹と、ロシアン・ブルーのような毛並みの3〜4ヶ月の子猫と黒の子猫、チビと「パパ」を含め、(今日のところは)総勢11匹のコロニーだったのでした

 

「パパ」の担当は3匹だったのが1匹になっただけで、コロニーにはママなのかパパなのか分からない成猫2匹が「パパ」の他にもいたのでした。

 

こりゃ大変だ さっさと手術しないと来年2月にはまた繁殖シーズンだ

 

一瞬、猫の顔がお金に見えました。オス1匹¥5000でメスが¥10000(← 手術代)

 

ううー・・ しょうがない。稼ぐか

 

とりあえず手術さえして耳カットが入っていれば、保健所に捕獲されて殺されることもないので、手術はヤザワが受け持って、ゴハンをあげてる人は、そのままゴハンをあげてくれればいい。と思うことにしてます。

 

公園やケルビムではボランティアをしてる人たちに会いますが、フツーの住宅地の住民に「エサをあげる外猫の避妊、去勢手術をしましょう」なんて話すだけ時間の無駄なんです。それで増えれば、他の住民から保健所に電話されて殺されてしまうから。

 

手術代は高いから払いたくないけど、ゴハンをあげるくらいならいい。という感覚。

 

どう考えてもファイナンシャル・リテラシーが低く、絶対ボンビーから抜け出せない、カネ貯まらないだろうなーとは思うけど、人生それぞれだから。

 

どんなに安いカリカリでも、どんどん子猫を産んで増えちゃったら、けっこうな出費。手術をして増えなければ半年ほどで損益分岐点を迎えるはずなんだけど。

 

でもその人も家の中で飼ってるわけじゃないから、自分のモノでないものに、まとまったお金(5000円とか10000円)を出すのはイヤなんでしょうね。ひと袋¥800ほどのカリカリを1ヶ月に2袋買うのは平気でも。

 

私の場合はまず、猫を殺すことに使っている税金を納税していることに罪悪感があるし、猫を地域で大事にしたいと思っている。人慣れしたカワイイ猫がいれば里親を見つけて家猫として飼って欲しいと思ってるし。

 

と以前、畑の老名主。みたいな婆さんに言ったら:「へぇ。ありがたいことだねぇ。あんたみたいな人がいて助かるねぇ」と言われて、私の電話番号を「この人に電話すると手術した猫をタダでくれるよ」と悪意込みで撒かれ、不愉快な思いをしたので、それ以来、黙ってやることにしました。

 

「善行は隠れて行う」の真意は案外、こんなもんかもしれませんね。

「備蓄の成否は近所の人間に悟られないこと」とも言いますしね。だいぶ意味が違いますね

 

ボランティアというと、物好きとか、金持ちの余暇と思うような心の貧しい人間が多いです。そんな人と交流したり交際費を使うよりは、動物の保護活動に使うほうがいい。

 

日本人の40%近い人が:「自力で生きていけない人間を(税金で)助けるべきではない」と考えているそうで、先進国中、もっとも冷たい国民だそう。ヨーロッパはたいてい10%未満なので、日本人は大丈夫なのかと思いますね。猫のコロニーのほうが、ずっと支え合ってるように見えるし。

 

 

猫は「猫可愛がり」と言われるだけあって、本当に子猫を可愛がるんですね。「パパ」も子育てしてたりさー

そういえば昔、「子連れ狼」という侍テレビドラマがあったよね

猫とか狼はイクメンなんですね 

 

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初冬の帰京:6年ぶり

2017年12月12日 | 日常

リュクサンブール公園。と見まがう代々木公園の一角。

 

東京の冬は6年ぶり。所用で4日ほど帰京。「寒いよ〜 と友人達が口を揃えて言うので、6年ぶりにダウンコートを持って、セーターも着て、23°の中、那覇空港まで汗をかきながら東京に向かったのでした。

 

着いてみればなんてことはない(12°/8°)。何日か前の福岡みたいな感じで涼しい。ダウンコートを着てると汗ばむくらいで、せっかく涼しい所に来たというのに、「あつい・・あつい・・」と昼間はコートを脱いで抱えて歩く始末。夜は寒いけど、冷えるというほど寒くもない。本格的に冷え込むのは1月と2月でした

 

用事は半日もかからないのですが、観たい展覧会が3つあったのと、母校の桐朋学園が新校舎になったというので見学もしたかったので長逗留しました。桐朋は高校に今年、キムタクのお嬢さんがフルートで入ったそうで、セキュリティが厳しくなったという話でしたが、一段落したようで落ち着いてましたよ。

 正面

隣は「桐朋女子普通科」

亜砂ちゃんと

桐朋学園大学音楽学部の付属である「桐朋女子高等学校音楽科(共学 / 驚愕)」は、経営の都合上こういう学校名になっています。桐朋学園大学の付属にあるのは「子供のための音楽教室」です。

普通科は幼稚園からあり、中学で桐朋男子と女子に分かれます。両方とも制服がありますが、音楽科は私服で交流もありません。入試も通常通り外部扱いでの入試で、桐朋学園大学へは内部入試となります。

 

ヤザワの学生時代でも:埼玉の僻地から通う男子が定期券を購入する際、駅で「女子校」の学生証を持っているので不審がられたり、マラソンの全国大会に出場した男子が、学校名を読み上げられて、どよめきが起こった。など逸話には事欠きません。「気の毒」を通り越してセクハラに近いよな〜とは思うけど、このまま行くんだね

 

学生ホール

 「桐朋女子校等学校音楽科」の男子生徒の後ろ姿。大学生かもしれない。一緒の教室なので分からないんですよ。

 

お弁当を食べるヤザワ

予定が詰まってて、お昼をゆっくり食べてる時間がなくなってしまったので、お弁当を買って学生ホールで食べて、見学しました。逆に楽しかったなー

廊下でも練習

この階はヴァイオリンとかチェロ、弦楽器のテリトリーの様子。

 

動画を撮れば良かった。音大ってこんなにうるさいんだ というほど、みんなそこかしこで練習してるんです。

この階は管楽器のテリトリー

コントラバスとハープ、打楽器は同じ4階

並んでます。ハープ部屋はどこかな?

 

地下教室 かつて高校生のクラスは地下だったので「モグラ」と呼ばれてました。

地下教室の廊下

地下はレッスン室になってました

悲喜こもごも333

333は入試、実技試験の教室。そういえば333て悪魔の数字じゃなかった

333にニンニクと十字架を

 

同級生の亜砂ちゃんと、代々木八幡から代々木公園を抜けて表参道を歩いて北青山まで散歩し、レンタカーで芦花公園の『澁澤龍彦展』を観て、仙川の桐朋に寄って、その後ヤザワは府中の多摩霊園に墓参りをしたり。6月に負傷した右膝は完治。けっこうな距離を歩きました。東京にいると歩くものだけど、こんなに歩くのはよほどヒマな時。

観れて良かった

 

中学〜高校2年まで代々木公園付近の参宮橋と代々木八幡の間に住んでいたので、原宿から渋谷のハチ公口から公園通りは徒歩圏内。

高校の時は渋谷から代々木5丁目の自宅までよく歩いて帰ってたな〜

元・自宅の『チュリス代々木』

変わらない〜。ここの204号室は防音窓になってるはず。ピアノのために2重にしました。ここは当時、新築で買って、出る時は倍以上の値段が付いて、その後「億ション」になるというバブルの洗礼を受けてます。「もうちょっと持ってるんだったなー」と両親が『アパート・マンション情報』を毎月見ては地団駄してたのを思い出した

 

付近一帯は今や超・高級住宅街でコンビニもなく、500メートルほど歩いて参宮橋商店街に行くまで店もない所。当時も今も不便。しかも高台なので買い出しなんてした日にゃ登山部のトレーニングですよ

 

かつては近くのアパートに住んでいた代々木中学の同級生もいたけど、アパートはほぼなくなっていて、富裕層向けのマンションと豪邸ばかり。同級生の家も公園になっていたり(相続税問題で物納か)、マンションになっていたりと、時の移り変わりを感じながら散策したのでした。

参宮橋の駅は変わらないな〜

 

駅は参宮橋が1番近かったけど、桐朋へは初台から京王線で通ってました。初台まで徒歩8分ほど。それにしても東京は電車代と外食や総菜が安いな〜。那覇だとモノレール1駅で260円だから。東京の倍 しかも駅区間は徒歩5分ほどで。

やはり10両編成で蛇のように長〜い電車に満員の乗客でラッシュ時は3分おきくらいの需要がないと130円で2駅。というワケにはいかないんですね。ホームだけで100メートルくらいあるんだからね。

 

代々木八幡は夏のお祭りとかでよく来てたな〜

神社はどこも似てるけど

出世稲荷神社だった

 

ここの神社と、参宮橋の東京乗馬俱楽部の馬を見にアリス(当時のワン)を連れて散歩したり、代々木公園にも散歩に行ってたのでした。

 

代々木公園のイチョウはすっかり成長して、公園のマラソンコースも整備されていたので「こんな公園だったっけ」と、思ったけど、アリスと散歩によく来た見慣れた広場も。

ここは変わってない

ドッグランも出来てました

道幅が広くなって

まだ紅葉も

 

そういえば:「杉並」「世田谷」ナンバーが出来ててビックリしましたよ。

「練馬」なんてイヤ〜 とずっと思ってたから。

 

車を返して表参道を原宿まで散歩

原発事故も収束してないのに、こんなに電気使っちゃダメだよ。。とふと思ったけど。

キレイっちゃキレイ

表参道はブランド店ばかり。この不景気に誰が買うんだろう中国人観光客

ここだけ(表参道)なら分かるんだけど、銀座もあって、新宿だってデパートにブランド店が入ってる。まるでZARAとかユニクロのようにヴィトンがあって、シャネルもエルメスもあって、とっても不思議。

 

新宿の伊勢丹のマクロビ・チャヤで横井一江おねえさまと

食べ終わった後

たいてい食べ終わってからハッとして写真を撮る。それすら忘れることもアル:笑

 

美術展は『北斎とジャポニスム』展、『アンデス文明』を上野で観ました。コンサートは『東京シンフォニエッタ』の入野賞の世界初演曲のコンサート。那覇では桜坂劇場で上演中の『婚約者の友人』を新宿で観て。充実

 

その感想はまた次回に。

 

今週は布団に入れるのかな という感じなので、楽しかったことを反芻して頑張ります

 

師走ですね〜

 

そうそう。OISTで開催中の『人工知能美学芸術展』で、ナンカロウの自動ピアノの曲が演奏されているようですよ

 

・ナンカロウのロール紙自動演奏ピアノ実演
人工知能美学芸術展の会期中毎日、OISTエレベーターホールにて、人工知能
音楽の先駆者コンロン・ナンカロウのピアノロール実演を行っております。
※毎日、午後12:30より(12/2, 9, 13-17を除く)
https://groups.oist.jp/ja/aiaae/exhibition-events#nancarrow

 

■AI美芸研(人工知能美学芸術研究会)

公式サイト
http://aloalo.co.jp/ai/
Facebook
https://www.facebook.com/groups/1155307841158207/
Twitter
https://twitter.com/AIbigeiken


そして

「本日(12/4)、OISTのトンネルギャラリーにコンサート時の映像が入りました。矢沢さんの演奏も平石さんの曲も改めて感激です」

 

と中ザワヒデキ画伯よりお知らせいただきました。

 

OIST行ったら見てみてくださいね

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ルー・ハリソン生誕100年記念コンサート@福岡

2017年12月03日 | 現代音楽

ルー・ハリソン生誕100年記念コンサート@福岡に行ってきました〜

 

ガムランとピアノという、いかにもルー・ハリソンなセッティングに期待が高まります

 

1日目(11月29日)は:「ガムランを超えて〜混在化するアジアへ〜」と題したコンサートで、ガムラン・アンサンブルでのルー・ハリソンの曲、ガムランの楽器を使ったピアノとヴァイオリンとのトリオなど、アジアンな香りながらもアメリカ人のチャーミングさが伝わるステキな音楽。音楽も演奏も雰囲気も、ほっこりとした感じで温かい気持ちになれました。

 

企画の藤枝守氏が福岡に住んで15年とか経ったのかな?藤枝さんの生徒さん達が制作して演奏するまでになって、九州の音楽レベルは高くなりましたね。藤枝さんは九州の芸術文化にとって大変な功労者です。福岡まで聞きに行くに値するコンサートが、地元で制作されているんだから。

真ん中が藤枝さん

左はピアニストのサラ・ケイヒル。翌日のピアニスト。藤枝さんとも10年近くぶりの再会。だいぶデコが広くなったけど、髪もまだあって元気で良かった

「上から撮らないで下から撮って〜顔がデカく写ってるぅ」と記念写真に文句つけて撮り直し

ポーズ どうよ?

なんだかヤザワの服が特攻服のように見えますが、今期のZARAです。やっぱパツキンのモデルでないと難しかったかな〜。モード系というよりヤンキー系に見えちゃいますね 福岡っぽいけど(←偏見)

 

コンサート2日目(11月30日):「ピアノを超えて〜多元化する音律へ〜」ですよ〜

左からチェンバロ(キルンベルガー音律)、ピアノ(ヴェルクマイスター音律)、ピアノ(平均律)、アップライトピアノ(純正律)と全て音律の違う鍵盤楽器を一晩で聞く、なんともラグジュアリーなコンサート。アップライトとチェンバロまで搬入して、調律費だけでもスゴいことになってるはずだし、こんなコンサートは次にいつ聞けるか分からない。

 

アップライトは純正律での調律のうえ、ダンパーにメタルを両面テープで取り付けてた「タックピアノ」。

見える?

蓋は外してます

コンサートはサラ・ケイヒルのピアノと砂原悟さんのチェンバロ。砂原さんはピアニストでクラヴィコードは弾くけど、チェンバロも弾く人がいない時には弾くそうで京都からいらしてました。サラはサン・フランシスコから。

とても良かった 藤枝さんもサラも砂原さんもエキセントリックな感じのアーティストではないので、じんわりとした温かい優しい気持ちになれる音楽性なんです。ルー・ハリソンに藤枝さんが惹かれるのも分かる。

 

コンサートのあとはみんなで飲み食いに

サラはルー・ハリソンやテリー・ライリーの曲を紹介しているピアニストで、藤枝さんの「植物文様」ピアノ・シリーズもリリー スしてます。このコンサートの2日前は東京で「植物文様」のピアノリサイタルだったそう。砂原さんもクラヴィコードでやはり「植物文様」をリリースされてます。ヤザワも植物文様は第7集だけリリースしてます。

 

サラが弾いた:ルー・ハリソンが12音で書いてシェーンベルクに絶賛されたというAria and Conductus from Suiteという1945年の曲が、かなり良くて、ヤザワも弾きたいと思っていたら、砂原さんも同じく弾きたいと思ったそう。

ピアニスト3人

サラは「何でも食べる」と言ってタコの唐揚げを食べていたので、「それはoctpusよ」と教えたら、うえぇっと我慢して飲み込んだ後は決して食べないのでした。砂原さんも、ほぼヴィーガンだそう。

 

 

**************ここからは博多探訪記

 

沖縄は27°の日に13°の福岡に向かったので、どんなに寒いことかと思ってたら、涼しくて過ごしやすくて気持ちよかった。

イチョウ並木

紅葉

懐かしい風景

でもソテツがあって、やっぱりここもまだ南国なんだと思ったり。

街並は整備されていて東京にある店があって、なんというかジャカルタみたいな感じがする。

別に魅力もないし

東京のベイサイドのパクリ

観光したい?

こんなだから3月に来た時は日帰りしたんですよ。福岡は芸術に力を入れないと素通りの地方都市でしかない。そうは言っても韓国、中国人観光客だらけで修学旅行団体までいたけど。一体どこ観光してんだ ヤザワは「波葉の湯」でふやけてましたよ。今回はコンサートが夜に2日あったから2泊したわけで、昼にマチネならやはり帰るな〜

 

それに地方都市なのでZARAが遠くてこんなに歩かないとZARAがないのかとイラッとしました。東京だと新宿の東口と南口にもあるし、渋谷のも西武より近いし吉祥寺にもあるしで、ザラは「買い物に行く」というより、そこにあるから入って買う店だと思ってたから。やっぱここ(福岡)はジャカルタだたかが1枚セーター買うのに

 

沖縄にはないんですけどね。出店予定もないそうで。分かるけど。。

 

やはり気候がある程度涼しい〜寒い所でないとオシャレなんて出来ない。九州はかろうじて涼しい時期もあるから、ちょっとはオシャレしようという気になるだろうけど、年中・汗かいてるような所じゃオシャレなんて気合いの入ったことはそうそう出来ない。まあ今の時期なら沖縄でも特攻服(by ZARA)は着れるかな?

 

たまたま目に入った

立派でオペラハウスのような『博多座』では、「屋根の上のヴァイオリン弾き」が上演中。まあそんなもんだよな、福岡だし。とは思ったけど、アジア美術館の展示と展覧会はとても良かったです。博多リバレインの隣。リバレインの中もゆったりとした作りなのにブランド物や高級品の店が入ってるわけでもなく、趣味の良い店が多くて気に入った

 

こんな感じでマクロビのカフェが入ってたり。ここは定食とテイクアウトのお弁当もあって、ボリューミーで菜食とは思えない

米もマメもオシャレ

 

 そら豆

食べると美味しくて止まらない〜けど、高価なスナック。

こちらは米やら雑穀やらがオシャレに鎮座する穀物屋さん。1袋5合ほどのサイズ。とても高価。中国人観光客用

 こんなことになったら米はもう常食出来ないです

ヤザワも先月、自然栽培のイセヒカリ900gというのを買いましたが、もったいなくてまだ食べれてないです。古米にする前に思い切って封を切って食べなくては。おかずはナニにしようかこの高価な米に合うおかずとは・・

 

なんだかんだ言いつつ、温泉で垢擦りと足ツボマッサージもしてもらって、買い物もして、美術館も観て、すっかり充電して帰って来たのでした

 

また行くぅ〜  

 

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