ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

表裏一体:SM活動

2018年03月24日 | 現代音楽

鍵盤実技における取り組み」ーピアノ実技を通した現代音楽の理解ー


ご興味のある方はコチラVol.3です 平成29年度教職課程年報Vol.3


124ページから共著で書いてます。タイトルは共著の近藤さんが考えたのかな?副題は年報委員会の先生が付けて(提案して)くれました。書いてからだいぶ経ってる(1月アタマだった気が・・)ので、「ん?ずいぶんアタシにしてはカタいタイトルだし文体だなー」と他人事のように感じましたが、校正は近藤さんがしたんでしたかね 忘れましたが・・


内容は紛れも無く「矢沢節」で、書き上がった原稿を見た近藤さんが:「やはりピアノの方はコワいです・・やっぱりピアニストは・・」とさかんに仰ってたんですが・・


「教育実践記録」ですので、生々しいでーす

曰く:

「作曲を専攻する大学3、4年生と院生を対象とした『鍵盤実技』の授業における「ピアノのレッスン」の特徴として、受講生が例えベートーヴェンの中期以前のソナタまでしか弾いたことがなかったとしても、前期の授業で全員にメシアンのピアノ作品を演奏、分析させている」


ものすごいスパルタ教育でーす。2年で脱落者を1名出しましたが、「絶対に脱落させない。必ずメシアンを弾かせて語らせてみせる」という授業でーす


中期以前のソナタどころかソナチネ・レベルでも「大丈夫!ワタシが教えれば3ヶ月でメシアンが弾けるようになります!」で、ブルグミュラーのように必修なのでーす


でも

「試験で止まったら単位は出ません」のひと言は特効薬でーす これほどハードな授業でも、(自)愛溢れる先生(←ヤザワ)のおかげで、3ヶ月で全員・メシアンが弾けるようになるのでーす

しかも試験は公開で質疑応答形式というのもヤザワの案でーす。他の科目の先生やら学生も招いて、「まな板の上の鯉」状態での採点なのでーす


ドSと言われるだけのことはアル科目なんですが、実は試験の時は:ヤザワは自分が弾く時よりずっと緊張してワナワナしているのです。

「ワタシの辞書に『失敗』という文字はないのよ。だって失敗しないんだもん」という態度らしいので、みんなに「心臓に毛が生えてるそれも剛毛が」と言われてるんですが、生徒の本番となると、これが途端に・大緊張するんです。


愛情深いのか、自分は緊張しないので、他人事で緊張するスリルを味わいたくて、このような試験なのか。だとしたらアタシってばドMじゃねそれならバランス取って結局・フツーじゃん

 

先日の発表会

トップバッターのチビ生徒ちゃんを緊張して聞きながら:「ああ良かった。上手に弾けたわ」と安堵し、その後、何人もチビを聞いてると(4歳〜)、暗譜を忘れてしまって鍵盤を見つめてしまってるコ、何回か弾き直しても暗譜が思い出せなくて、急に椅子から降りてお辞儀をしたかと思うと逃げ帰ってしまうコとかも何十人もいれば何人かはいるわけで、それを見ているうちに、ものすごく緊張してしまって。

「ひぇ〜・・あんなことになったら公開レッスンになんてならないわ・・」


模範生は小学3年生なので、4、5歳とは違うはずだけど、「出来なかったら単位は出ません」で・切り抜けるほど胆力も精神力も経験値もないはず。そういやレッスン中に急に泣き出してママにしがみついて帰ってくコもいたんだった


こ〜こ〜ろ〜ちゃ〜ん(←模範生ちゃん)頼んだわよ〜お願い〜


この公開レッスン形式というのも、アタシが自分で立案したんだよな お気楽というより、やはりこの恐怖感が味わいたいドMなのか

と自問しつつステージ袖に行けば、出番を控えたチビの群れが緊張した面持ちで椅子に座っているのを見て、ますます緊張して・その群れの中の誰よりも緊張してチビに混ざったのでした。


ステージに出すはずの机と椅子、リズム叩きを拾うはずのワイヤレス・マイクなども100名近くの出演では抜け落ちていて、元NHKディレクターのママ・ボランティアさん(←役目はやっぱりディレクター)の機転でロビーの丸テーブルと椅子を運んでもらい、マイクを手で持って生徒の音を拾ってもらいました。

もう口から心臓が飛び出そうというほどアガりましたよ 半泣き

「なんでこんなレジメ作っちゃったんだろー」と震えながら原稿を読んで、「ではここでレッスンで行っている『リズム叩き』をご紹介します」と・冷や汗もので(生徒に)渡してみれば、こころちゃんは落ち着いて集中して、普段と同じように良く出来たのでした。


3課題とも完璧に叩けてメロディーも歌ってくれたので、だいぶヤザワも正気に返ってきました。


あとは「聴音」ー書き取りー(耳コピ)だけど、コレは万が一、書けなかったら、ちゃちゃっとヤザワがその場で直して、あとは弾いてもらえば大丈夫。

と思っていたけど、これも・ちゃんと聞き取れて書けて、ちゃんと弾いてくれたのでした

この時は会場からどよめきと拍手が起こりましたよ


ようやくヤザワも落ち着いたのでした。やっぱり・こころちゃんを選んだのは正解だったわ



それにしても、やはり大ホールのステージで、初めての曲を観客の前で聴音して書き取るなんて、ピアノの演奏よりずっと難しいと今日になって気がつきましたよ。いや、当日に会場で気がついて、その無謀ぶりにパニックになったんでしょうね。ブザンソンの指揮者コンクールじゃないんだから。ご両親もハラハラしてたかもな〜


ステマネもしていた鶴見幸代先生(教室とかガッコでは先生、センセイとお互い呼び合う)に、「プリント配布を忘れていてごめんない(それであんなに動揺して狼狽してたんでしょう?)」と言われて、あーこれでますますツルミにアタシは変態だと思われたなー

とヤな気持ちになったのでした

ま、出番に必要なモノ全てがスルーされてたのは確かだけど。問題はそんなことじゃなかったのだよ

みんながそう思ってたとしたら、あの講義の脆弱生(こころちゃんでなかった場合)に気がついていないということで、まあヤザワ自体は見苦しかったにしても・成功だったということにしておこう


ところで。ツルミンは何かと私を変態だと思っているような態度を以前からするので:「アンタさ、アタシのことヘンタイだと思ってない」「・・・・・・(違うんですか?という沈黙)」「言っとくけどアタシ別にヘンな趣味ないしフツーだから」「・・・・・・(ヘンタイ決定だな。という沈黙)」


なんでアタシがツルミ(←毛深いデブ好き)のようなヘンタイにヘンタイと思われてんだ

というのはヤザワの以前からの疑問であります。何をもってヤツはヘンタイと判断しているのか。

今度聞いてみよ。


喉元過ぎれば熱さ忘るる

終わって満面笑顔。きりちゃんとこころちゃん(右)と。ヴァイオリンと掛け持ちの小1男子も上手に弾けてました

出演記念品(ごほうび)のカワイイ文房具とかをもらって大喜び

センセイ以外はみんな大変・よく出来ました


 

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なつかしの発表会

2018年03月18日 | ペット

 

明日〜 雨らしいので室内での発表会鑑賞はいかがですか?

始めて半年の子も出演する発表会。雨の日に家でゲーム三昧の子どもに育つより、楽器が弾ける子どもを育ててみませんか?

 

なーんて子どもを産んだことも育てたこともないワタシがこんなこと言うなんて、1年で視野がずいぶん広がったものです。

 

えー自分は何時の出演なのか分かりませんが:笑、おそらく2時とかなのではないでしょうか。ワタシがこの2ヶ月、手塩にかけたチビ生徒ちゃんが12時からのトップバッターなので、最初から立ち会うからヤザワは第1部のどこかだそう何時でもいいやと思っているので何時なのか知らないという。てゆーか先生達は朝10時半集合で設営も手伝う様なので、声がかかれば手伝って、マイクを渡されたら「入退場込みで8分ということで!」喋ります

 

室内オケ(小規模オーケストラ)規模のアンサンブルがある発表会なので、リハは前日から。大ホールで開催する発表会なんて「桐朋学園大学付属子どものための音楽教室市川分室発表会」以来。もちろん出演でしたけどね。なんか懐かしいなぁ。「あゆみ音楽教育アカデミー」も、主幹の藤野先生はじめ桐朋卒業生揃いなので、沖縄で桐朋の音楽教室のエッセンスが香るような発表会になるといいな

 

ニュージーから帰って早速の現実

カラーをしてるのがコロニー唯一の「お兄ちゃん」で、まだ未手術。このお兄ちゃんが「足を怪我してる様子ですが近づけません」とシッターさんからの報告メールで分かっていたので、帰ってきて次の日に保護しました。男の子はママに顔が似てますね。独りだと寂しくて泣いてウルサいので、姉妹も付き添ってもらうことに。

とんでもないことに

室内飼いの猫でもないのに、まるで瞬間接着剤を踏んで、固まってしまったのから逃げようとして毛皮を剥がされたような事態になってます。近所で接着剤を生ゴミに出した人でもいたんでしょうか?そのゴミを漁って事故に遭ったとか・・

 

虐待するような変質者はこれまで近所で噂を聞いたことがないんですが、気をつけて観察してないとですね。

 

捨てられた猫一家なので、飼い猫のように行動範囲が極めて狭く、200mほどの小路だけで、しかも住宅地だから、もし事故ではなく犯人がいるとしたら、ほどなく浮上してくるはず。

 

茶系キジのパパとチビ、最初に友達になった親子が訪ねてきました

おはよ〜

このチビ(もうだいぶ大きい)が、コロニーで唯一パパと同じ茶系のキジ柄のせいか、パパとベッタリなんですよ。性格はママの方に似てるんだけど。両親を知ってると、「色と柄と顔はママでも性格はパパだな〜」とか分かって面白いですね。

オレそっくりでしょ

ママはちょっと細面

グレーキジのお姉ちゃん

こっちを向いてるのがグレー系キジの「お姉ちゃん」のほう。この「お姉ちゃん」とママだけは、ヤザワんちにはもう訪ねて来ないんです。路で会って、「どう、元気?」と声をかけても:「まあね。おかげさまで子どももいないから毎日ヒマよ」みたいな感じで・・

 

グレー系キジの妹

姉妹共に・ものすごい美人猫に成長しました。チビはとても懐いているので、ノミ取り薬を毎月首に落として家にちょっと入れてあげたりするんですが、パリスが恋してしまってメロメロなんです

 

ロシアン・ブルー系の「ねずちゃん」も美人猫だけど愛嬌があります。お腹が減ってると、玄関で鳴いて、開けるとケージにすっ飛んで入ってゴハンを待ってるという:笑

「チビ」は女王様気質

この頃からパリスはチビに威張られて飛びかかって殴られてもメロメロだったという

 

それでもやっぱりオスカルは別格でハンサムのようで、ねずちゃんもチビも「ステキな猫ね・・」と、パリスへの態度とは全然・違うんですよ

 

よっ おっとこまえー

オスカル

 

 

発表会終わったら、コレも行きたいな〜

この方の著書は読んだ事あるんです。なんでも登山中に遭難して10日間だか、ともかく生存を諦められる期間を山中を彷徨って生還した方なんですが、その時のココロの支えというのが:「自分は食べなくても生きていける体質だから大丈夫」ということでパニックにもならず生還したという

 

水道もガスも止められた室内で餓死とか、孤独死というニュースを目にする昨今、「不食」という光合成?で生きていけるならば心強いですよね。

けっこーその手の本を読んだりサイトも見たけど、食欲旺盛で実践には至ってないんですが、興味はアリアリ

 

発表会の準備しないと

 

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早めの春休み

2018年03月10日 | 日常

佐川国税長官、辞任しましたネ〜。やっぱり確定申告は期日内にしないとダメかなぁ

 

アホらしくて遊び惚けてたワケでもないんですが、とても楽しい日々を過ごしておりました 

 

トレッキングしたり

 

ブドウ畑

インスタは?と聞かないで ガラケーだから

冬だけど夏〜

ワインに加工されます

飲むべし

おいぴーたのぴー

試飲ちう

トレッキング

沖縄でも「やんばる」ならトレッキング・コースがあるにちがいない。行ってみよう。これまで海しか行ってなかったけど、これならライトも喜びそう

 

新年の「プチ禁酒の誓い」もちょっとお休みして、久しぶりに肝臓に働いてもらいましたぞ。買い込んではこなかったので、誓いはウソではないのだ

 

ワイヘキのヘレンのお家

窓からの風景

ヤザワのゲストルーム

眠って目覚めて窓を開けてまたベッドに戻って空気を吸ってるだけで、なんか楽しい。何もしなくても人間は生きてるだけで楽しいと思えるんだよな〜ということを久しぶりに思い出した。

 

那覇に7年前に引っ越した時を思い出しました。夜型の私が朝から起きて楽しくて。家の周りでは蛍が飛んでいて、メシアンの「鳥のカタログ」のような小鳥のさえずりが聞こえてたんです。気がついたら蛍も見かけなくなり、鳥の声も聞かなくなってました。そして生活も夜型に戻ったという。

5年ぶり

ヘレンは作曲家。パートナーのアンディはアーティストで、家にはアンディの作品や他のアーテイストの作品がいたるところにあって。

ゴハンはアンディの担当

ヘレンとヤザワで話してる間、クリケットのニュージー対イングランド戦を見ながら作ってくれました。

kiwiは熱中するクリケット

こじんまりとしたスポーツ

初めて観たので、アンディが騒ぐと:「今のナニがファイン・プレーだったんだろう」と、熱中ポイントが分からず、ルールを説明されても今ひとつ謎。ま・ワタシはもともと格闘技(プロレス)が一番・熱中する性質なんだけどね

 

ニュージーからでした もう正気に戻らなくてはなりません


コレもありますしね。実は「ソルフェージュ」について話すのは初めてなんです。なので今回は模範生の生徒さんと実際にソルフェージュのレッスンを再現して、どのようなものかを紹介します。

あゆみ音楽教育アカデミー

 

 

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