David Bowie - Boys Keep Swinging
エディ・レッドメイン主演『リリーのすべて』を観てきました
ラストは館内、女性の鼻をすすり上げる音がそこかしこで聞こえました。ヤザワも何回か目頭を押さえました。全編を通してワンコが登場するんですよ
「こんなに深い愛に値するのは犬しかいない」と思ってしまってね。。
実話ということで:早速、検索してみれば・・なんと本人の腹腔には未発達の卵巣が存在していたという人物だったんですね
実在した人物は本当に女性の外見でしたが、エディ・レッドメインの女装は・・ボウイを連想するものがあり、思わず貼ってしまいましたよ。
ナルシーな男は:「オレが女装したら・すっげー美人なはず」と思ってるからね
『リリーのすべて』The Danish Girl
けっこーハンサムでも女装すればこんなもんだよね。ボウイもエディもイギリス人か。エディは『博士と彼女のセオリー』のホーキング博士役といい難役に挑んでますね『ジュピター』の宇宙人の王様役も良かったけど、「宇宙には人類以外、知的生命体は存在しない」と「宇宙を語る」ホーキング博士役の後だったので、仕事とはいえ、一瞬・バカなのかな?この出演作品のセレクトはとも思ったんですけどね(笑)
ボウイが映画「バスキア」でウォーホル役で出た時は、あまりに似ていて本当に笑えました。素晴らしいエンターテナーでしたね。
『リリーのすべて』:とても深い愛のストーリーでした。
遠~い知人で・夫が性転換手術をしてしまった人がいるんです。
奥さんだった・遠~い知人は:アルコール依存症になりました。夫だった彼女のことが原因なのか、もともとアルコールに走りやすいタチだったのかは分からないけど。その事件の後、遠巻きに見かけても肌が茶色くて肝臓が悪いんじゃないか、と思うような顔色ではあった。
そういえば:イスラム国に殺された湯川遥菜氏も、奥さんは確か病死するまで彼(女)を支えていたんじゃなかったっけ?奥さんは癌で先に亡くなってるんだったよね??と、当時のショッキングな事件を久しぶりに思い出したのでした。奥さんもショックとストレスで病気になってしまったんだろうか。。しかし「彼女」の最期を知らずに亡くなったのは不幸中の幸いとでも言うのだろうか。きっと深い愛だったに違いないだろうから。
ヤザワが映画館で泣いたのは:「犬」で、お利口にしてるだけで泣けてしまうからしょうがない
内容的には・・
フツーの夫婦でも長く連れ添えばセックスレスにもなるだろうから、いずれはチ◯コは付いてても無くてもさほど関係ないし、「切りたい」と言われたら、まずは命の危険と健康のことを心配するだろうね。
「服貸して」と言われても、伸びちゃったり、お気に入りを汚されたりしなければ別に構わない。なんか東大のセンセーで女装で講義もしちゃうヒトとかいるよね?
アジアでは「女に生まれる以上の不幸は去勢されること」と言われるように、女が生き抜いていくのは大変。女の王道で生きても「日本死ね」問題もあるし。
そもそも化粧が乗って オシャレが楽しい時期というのだってそう長くないと思うんだけど。
という、理解があるんだか許容範囲外なのか自分でも分からない感想。館内で泣いていた女性たちは、どっちの立場(妻か夫)に共感したのか謎。誰か解説してー
ただ1つ考えさせられたのは:この実話の人物には「卵巣」が腹腔に存在したということで、ホルモンの作用による多重人格障害の可能性があったのかなー分からないなー
うーん分からない なんだ。やっぱり分からなかったのか。。
以前ケーブルTVでやってた『マイアミ形成外科』で、どう見ても50過ぎのおっさんが、「私の足を切断して欲しい」と医者に頼んでる回がありました。「私には足は要らないんだ。頼む!アンタがやってくれないなら、自分でピストルで足を砕く。そしたらアンタはどのみち処置をしなくちゃならないだろう?」という内容。
医者が:「いい精神科医かセラピストを紹介するから!」と説得しようとしてもダメでした。50過ぎまで五体満足で生きてきたのに、やっぱり自分に足があることに違和感がぬぐえない。どうしても足を切断したい、というクライアント(クランケかな?)の話でした。「コレはトランスジェンダーをパロってるワケじゃないよな?」と狐に包まれたような気分で見てたのを思い出しました。実話に基づいてたりして。。
こちらは:ものすごく分かりやすい暗~い映画でした
アカデミー賞受賞作品『サウルの息子』予告編
一段落してるので、暗い映画を観まくることにしてます
鬱な時とか落ち込んでる時には:絶望的に暗い映画を観ると、浮上するそうなので。
音楽や絵画、小説なども:ものすごく暗いものを聞いたり見たり読んだりすると精神的に浮上するらしい。中島みゆきの根強い人気はそういうことなのかな
「防衛費」「敵が攻めて来る」とはいえ、女が他所の国へ攻め入って殺戮したり強奪したり(男を)レイプしまくったりというのは考えずらい。一体、誰から防衛して守るのか
昔、ダッハウの強制収容所を見学したことがあるんです。
写真が各部屋に展示されていたのと、「人脂石けん」「人毛カーペット」とか展示されていました。ダッハウではガス室も焼却炉も使った記録はなかったと思いますが、写真に写っている人々の顔が本当に暗くて、保健所で殺処分待ちの犬を見た時にフラッシュバックしました。保健所の設備もナチスの収容所と同じですからね。
動物にすることは必ず人間にもする。
殺処分がなくならない限り、またナチスと同じ事は起こると映画を観ながら思いました。
さーもっと暗い映画を観ないと
人間の不条理とか愚かさに怒って浮上するのだ
猫ボランティアもずっとお休みしてるし。
『キャロル』なんてどうでしょね
沖縄では4月2日から桜坂劇場でも公開なんです