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ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

Never let me go

2018年02月20日 | 世の中のこと

那覇は桜のシーズンです この桃のような鮮やかなピンクの桜は「散らない」んですよ

 

メス猫の悩まし〜い「アオ〜ン ニャオ〜ン」という鳴き声も聞こえます。コロニーのニャンたちの手術はほぼ済んでるのでセーフ もう今月の「みやざわ動物病院」の手術予約は満杯だそう。

 

落ち込んだ時には:「ものすごく暗い映画を観たり本を読んだり音楽を聞く」と浮上するので、カズオ・イシグロのNever let me goを観ました。激しく落ち込んだ時や鬱の時に「癒し系」、ヒーリング音楽などを聞いてはいけません。逆効果です。あーゆーのは「ちょっとした落ち込み」とか、慢性の肉体疲労とか精神疲労にはいいかもしれないけど、今回のヤザワのように原因があって(友人の連続死)落ち込んでるような時にはダメなんです。

 

わたしを離さないで - 予告編

 

なんでコレが『ラヴ・ストーリー』に分類されているのか謎です。中島京子の『小さいおうち』は、そう分類されてもしょうがない映画化だったけど。こちらはとても暗くてジワ〜ッと滲みるような陰鬱さがありました

 

内容的にはコレと酷似してる気がする

映画『サウルの息子』予告編

 

『わたしを離さないで(Never let me go)』はSFに分類されるんじゃないかと思いましたが、ひょっとしてフィクションなんでしょうか

       

 

以前、この記事を見た時;「そこまでして肉を食う」と思ったなー

 

脳死状態にしたニワトリにチューブで栄養を送り、効率よく肉を生産する技術を駆使した肉工場コンセプトがスゴイ!!『マトリックス』方式の肉生産に倫理的な問題はあるのか!?

 

しかし幸いなことに、良い面でも科学は日々進歩しているので、iPS細胞やらSTAP細胞が開発されているわけで。ドナー(提供者)やら、そのクローンを作らなくてもいいような世の中に早くなって欲しいですね。何と言ってもアメリカでの年間600人だかの子どもの誘拐事件のほとんどは臓器目的ですから。パキスタンの農村とか腎臓が1つしかない村人ばかりとか、中国での法輪功信者もそうだと聞くし

 

今、世界中で起きている「家畜の権利」運動は、要するに:『わたしを離さないで』と同列なわけですよ。食糧としての生。せめてされるまでは健康で楽しい短い生を送らせるべきだ、という。豚の本来の寿命は20年ですが、95%以上の豚の寿命は半年ですからね。知能は犬ほどあるというし。犬の知能は人間の3歳だというし。

 

 

動物どころか魚だって海老やカニだって、「痛い」「嬉しい」「楽しい」「怖い」があるわけです。目が合って、追って逃げる生物全てに感情があるということ。虫もそうなんでしょうね

 

    

ブスターは失神させてから調理を、スイスが保護規定定める

[チューリヒ 10日 ロイター] - スイス政府は10日、動物保護規定の見直しを発表し、ロブスターなどの甲殻類を活きたまま熱湯でゆでる調理法を禁止する規則を設けた。

 3月から施行されるこれらの規則では、「ロブスターなどの活きた甲殻類は氷や氷水に漬けて輸送してはならない。水中生物は常に自然と同じ環境で保存しなければならない。甲殻類は失神させてから殺さなければならない」と定めている。

 また、違法な子犬繁殖場の摘発を狙い、吠える犬を罰する装置を禁止したり、病気や負傷した犬を安楽死させる条件について細かく定めるなどした。

 隣国のイタリアでも最高裁が昨年6月、ロブスターを不当に苦しめることになるとして、調理前のロブスターを氷漬けにして保存することを禁ずる判決を下している。

[チューリヒ 10日 ロイター] - スイス政府は10日、動物保護規定の見直しを発表し、ロブスターなどの甲殻類を活きたまま熱湯でゆでる調理法を禁止する規則を設けた。

[チューリヒ 10日 ロイター] - スイス政府は10日、動物保護規定の見直しを発表し、ロブスターなどの甲殻類を活きたまま熱湯でゆでる調理法を禁止する規則を設けた。

 3月から施行されるこれらの規則では、「ロブスターなどの活きた甲殻類は氷や氷水に漬けて輸送してはならない。水中生物は常に自然と同じ環境で保存しなければならない。甲殻類は失神させてから殺さなければならない」と定めている。

 また、違法な子犬繁殖場の摘発を狙い、吠える犬を罰する装置を禁止したり、病気や負傷した犬を安楽死させる条件について細かく定めるなどした。

  隣国のイタリアでも最高裁が昨年6月、ロブスターを不当に苦しめることになるとして、調理前のロブスターを氷漬けにして保存することを禁ずる判決を下して いメルエム「何故、あのようなゴミが王を名乗るのだ」

1545年のトリエント公会議で、初めて・公式に・「女性にも魂がある」と認められるまで、ヒトのメスは家畜と同じように「魂がない」ことになっていました。

 

女が人前で怒ったり騒いだり泣いたり、笑ったりすらも:「淑女(家畜女)としてみっともない」という教育をされていたのは、魂がないことになっていたからでしょう。そんな感情を露にしたら魂があると認めなくてはならなくなってしまいますからネー

 

『わたしを離さないで』の主人公が、『未来を花束にして』の主人公でもあるのは、偶然ではない、強い俳優の意志のようなものではないだろうか。

 

映画『未来を花束にして』予告編

 

こちらも主人公は『わたしを離さないで』に出演してます

『ハクソー・リッジ』本予告編

 

 

法律 in ヨーロッパ。これで「生き造り」は野蛮食となるか。

 

2018.1.11[ロイター] - スイス政府は10日、動物保護規定の見直しを発表し、ロブスターなどの甲殻類を活きたまま熱湯でゆでる調理法を禁止する規則を設けた 毎日新聞

 

隣国のイタリアでも最高裁が昨年6月、ロブスターを不当に苦しめることになるとして、調理前のロブスターを氷漬けにして保存することを禁ずる判決を下している。

 

AFP【1月11日 】スイス政府は10日、暴れるロブスターを熱湯に放り込む従来の調理法を禁じ、事前に気絶させてから絶命させることを義務づけた。動物保護法の全面的な見直しに伴う措置で3月1日から適用される。

 

ロブスターを生きたまま熱湯に入れる調理法はこれまでレストランで一般的だったが、今回の法改正によりロブスターは「死ぬ前に気絶していなければならない」とされた。スイスの公共放送局(RTS)によると、気絶させる方法も電ショックか機械を使った「脳の破壊」しか認められないという。

 

動物の権利活動家や一部の科学者は、ロブスターやその他の甲殻類は高度な神経系を持っており、生きたまま熱湯でゆでられると激しい痛みを感じると主張している。

 

改正法ではこのほか、生きたロブスターを含む海産甲殻類を氷詰めにしたり氷水に入れたりして輸送することも禁止し、「常に自然の状態に保たなくてはならない」ともされた。

 

     

 

 日本では:いまだに獣医ですら:「動物は痛みを感じません」と言うヤツがいて驚愕します。獣医学部でそのように習って生体解剖、遺棄してきたんでしょうね。731部隊の「魂」は獣医学部において引き継がれているわけです。

 

隠された731部隊の秘密」  あの忌まわしき731部隊(中国で戦時中生物兵器を開発した)が今日の日本医療の原点・・・そして、あの小保方事件でSTAP細胞をアメリカに売り渡した理研の前身

 

 

     

羽生選手の選曲、「バラード」のありえないカットというのがクラシック音楽家の中で話題です

 

「それはないだろう」と思う場面が多過ぎて、演技を集中して観れなかった等々。

それでも人類最大のパフォーマンスであると思います

 

今後、チータと人間のハイブリッドで時速100キロで走るキメラ人間やら、鳥とのキメラで驚異的な「高飛び」記録を出されたりした日にゃ、オリンピックの行く末って、純人間種は出場できるのとか思います。

 

色々思う事があって、ちょっと復活したかもです。

 

食糧も:これからは『人口肉』の時代になって、「牛を殺して食べてたのー」と驚く世代が出てくるかもですね。

 

牛肉だけど牛じゃない?実験室で生まれた人工肉ミートボール 

メンフィス・ミーツ社のミートボールは、牛や豚の幹細胞を培養し実験室内で誕生した。

 

培養技術でカニバリズムも可能

人肉はどんな味? 自分の足で検証したら超意外な結果が…!


アメリカの医学界の「人間と羊のハイブリッドを作り出すことに成功した」報道への賞賛から見る「人間は完全に単なる物質である」とする現代社会に生きること



もう好きにして。って世の中なんですね。

KFCのチキンもハイブリッドだともっぱらの噂だし・・


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人生50年 ヨハン・ヨハンソン逝く

2018年02月16日 | 日常

半年放置されたヤザワの畑。もうジャングル〜

 

すっかり凹んでます

先々週はノラ、先週はヨハンと立て続けに訃報を聞き、さすがに堪えました。

なんだか食欲もなく、夕ご飯はポテチとか、買ってきたオニギリとか。それと(グルテンフリーの)お菓子。

こんなことじゃ次は自分が死んじゃう 栄養つけなくちゃと外食してみるものの、なんかエネルギー不足。

 

日本人の平均年齢が70歳以上なので、自分も友人も当然、まだまだ生きてる予定なんだけど、思い出してみれば、けっこー50歳前後で亡くなってる友人知人もいるんでした。そうでした。

 

最初のジャーマネは46歳で亡くなってるんです。癌でした。当時は自分が20代だったのでオジさんだと思ってたけど。順天堂の最上階に入院(天国が近くなると入る個室らしい)してたところを見舞いましたが、2週間弱でめっきり悪くなって、2回目に行った時は喉に穴をあけて呼吸をしていたので、もう話せなかった。確かにそんな部屋に1ヶ月もいたら莫大な入院費をどうするのか騒動になりますね。。最期に:「ウソ・・」と呟いて亡くなったそう。あんなに不摂生でも70歳までは生きると思ってたのかも。

 

その後自分も大病をして、30歳まで生きられるか自分でも分からなかった。こんなに長生きできるとは思ってなかったけど、もっと長生きしたいと思ってます。

 

20代終わりで病気をしたので、人生観も変わりました。

それまでは「10年先を見据えてキャリア作り」とか、バブル世代だったのにミョ〜に戦略的な(見た目は)ギャルだったのが、「3年で結果を出す」「人生に必要のないことは削ぎ落とす」という短期での目標設定に変わりました。その「3年」は「1年」になり、今じゃ2ヶ月とか3ヶ月。短気に拍車がかかってるけど、これは老化なのか時代を反映しているのか

 

30代後半で母が亡くなった時、残された家族全員(父、弟、ヤザワ)が「まだ死にたくない」と禁煙をし、健康的な生活にシフトしました。母以外は喫煙者だったんですよ。。祖父母以外の死が身近に起きたことで、「やっぱり死ぬんだ」ということを深く理解して怖くなったんです。

母の癌の原因はインプラントだと思っているので、今後、歯が抜けるようなことがあったら入れ歯でいいやと思ってます。

アンチ・エイジングに積極的でないのも、若くして亡くなっていった友人、知人を思い出すから。本当に歳を取りたくなければ死ぬしかない。若くして亡くなった友人たちを思い出して鏡を見ると、「けっこー頑張って生きてるよな〜」とは思う。ワタシはまだ大丈夫。まだ生きれる。シワシワになるまで生きてみせる。みたいなね。

 

でも

 

友人も全員一緒にシワシワになるまで生きて欲しいです

ヤザワより先に死ぬなんて許さないけど、ヤザワは120歳まで生きるつもりだから

 

半年ぶり以上で畑に行ってみれば、手前のレモングラス(なんだよ。種が垂れてるヤツ)の奥でバナナが成長してました。1回も収穫してないバナナ。ようやく根付いた模様。

 

雑草を刈れば、ローズマリーやらセージやら、ハーブもあるはずなんだけど、もう畑はこれで卒業することにしました。

 

楽しかったけど、今は本業に回帰する時期のような気がします。足を怪我したのが「お知らせ」だったような気がする。論文も書いて(書かされたと怒ってたけど、結果・自分のためになったような気がする)自分の人生の流れが本流に合流しようとしている感がある。

 

畑をしていた時は、腕がまだ全然ダメだったので、それならそれで他のことをして人生を楽しもうと思ってたんです。麹作りや味噌作り、料理など、それまで知らなかったこともやってみて、面白かったし人生の宝となりました。人生で何が起きても、私は楽しく暮らせるという自信にもなった。荒れ地を農地にしていくことから学んだし。

 

ここからまた仕切り直します。

 

やはり健康は人生で1番大事。

ミック・ジャガーとか、かつてジャンキー寸前だったロッカーが、ヘルシー志向に転向してランニングをしたりヨガをして菜食になって、キャリアを続けているのを見ると、クラシックの音楽家も見習ったほうがいいと思う。

 

最近イオンでも買える玄米パン。パン・コーナーにあるパンの中では、ひときわ高価(6個で700円とか)なパン。ここのメーカーの「大豆と玄米のソイミート」は前から使ってたんです。麻婆豆腐とか。

なかなか

「レンジ専用」だけど、持ってないので:パンの面を水で軽く湿らせて、トースターに耐熱カップに水を入れて120°とかでパンを温めると、レンジよりずっとふんわりします

これで自分でパンを作る必要もなくなったので、本業回帰を促されてるんでしょうね。

 

なんか矛盾するけど、私は「運命」とか信じてないんです。

そんなものがあるなら努力なんて無駄じゃんと思って。

ヤザワに関しては:人生は120歳ですから

ポテチから玄米パンにしますか。

 

ノラ・・・ヨハン・・・

 

 

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無知は罪

2018年02月11日 | ペット

 

自治会、町内会レベルで取り組まないとなかなか進展しない問題

「猫にエサやらないで 増えるしクサくて」と猫嫌いの住民に言われた猫好きが、隠れてコソコソあげて、結局増えて問題が拡大したり、抱え込んでしまって「多頭飼育崩壊現場」の家となって、やはり社会問題となってしまう。

 

先日と言っても7匹避妊手術する前のこと:

「こんなに猫が来ないようにして家の前にいられるとイヤだしクサくて」と文句言われたので、

 

「このコたちはあっちに10匹で捨てられていて、子猫がすでに2匹餓死したんです。今、餌付けして触れるようになった子から順番に手術してるので、ちょっと待って下さいね。手術しちゃえばオシッコの臭いもしなくなるし、ウンチは拾ってゴミに出せばいいし」

 

と説明したんですが、「ウチの花壇(とは言えない荒れた何も植わってない土)にウンチされたんですよ」とお怒りのようだったので、「あーじゃあ、今度見て拾っておきますね」と言ったら、今度は恐縮したように「そんなことしてくれなくても、猫が来なければいいんです

というように、ヒト(←ヤザワ)の話は聞かないで、自分の言いたいことだけ言うんです。

 

「今、手術してクサくしないために餌付けしてるんですよ?そんなこと言ってたら、この辺・猫だらけになっちゃって、もっとクサくなって大変なことになりますよ」と、私もだんだん口調が強くなっていって・・

 

「じゃあ、それでウンチしないですか」と聞かれるに及んで・ついに

「自分だってしてるくせに。人間のなんか猫のよりずっと大きくてクサいですよ。トイレで流してるからってそんなこと言って」と言ったら、『鳩が豆鉄砲』というヤツかな?という顔をして退散したのでした。

 

ちなみに、そこの飼い犬が・また超絶・感じ悪い犬で、ノエルに噛み付いて追いかけ回したこともあるんですよ。「ああ飼い主そっくりで感じ悪い犬」と当時も思ったものだった。あまりに吠えてうるさいので、駐車場経営の実家に引き取られたんだけど、その実家でも狂犬のように吠えまくってるんです。

 

犬の行儀が悪くても、ドッグトレーナーに訓練させたりする費用は惜しいらしく、「どうしたらいいですかねもう困って・・」と、ノエル、ライトとイイ子に育ててるヤザワに相談だけはする。外猫のことにヤザワが取り組んでると知って、ついでに自分の犬の事も聞いてきたわけだ。この人に以前、「ピアノの音、聞こえます?うるさくないですか?」と聞いた時にも:「他の人はお金払って聞いてるのに、私たちはタダで聞けてるからいいですよ」という返事をされて、別に嬉しくなかったことを思い出した。言う事全てがセコくてセンスがないの。

 

厚かましーオバさんだとは思うけど、ちょうどオマケでもらった犬おやつがあったので、それを差し上げて:「お客さんが来て吠えたら、おやつをあげて注意をそらすんです。何回も根気よくやって『お客さんが来るとおやつがもらえる』と思うようになればイイ子になりますよ」とアドヴァイスをしたんですが・・

 

後日

どうぶつ基金 から取り寄せた「猫にかたづけは出来にゃい」というポスターとか、「命を捨てないで」ポスターやら「桜猫手術」のパンフを、自治会の掲示板に貼って、そのウルサいオバさんにもあげようとしたら・・

 

「もう今、猫いないですよもういいです」と言うので、

「いや、いるんですけど、臭いがしなくなったのと鳴かなくなったのと群れなくなったんです。手術をするとこうなるんです。みんな耳カットされて、このへんの地域猫になってます。啓蒙のためにポスターを貼りたいし、パンフを見て下さい」

 

と言って渡たそうとした時、「そういえばワンちゃんの様子はどうですか?」と聞いてみたら、「ああ。これも返します。やっぱり無理」と言って、封を切ってないおやつを返されたのでした。「猫も関係ないから」と、最初、パンフも受け取り拒否しようとして。

 

やっぱりココロも気持ちも通じないヒトなんだなーとは思いつつ、「ナニがどうダメなんですか?」と聞いてみれば、5人姉妹の中の1人の妹が見張りの時だけ狂犬に変身するので、いつもはいい子だけど、その妹との時だけがダメなんだそう。そしてその妹の悪口を言うのでした。「あの妹に言っても無駄だから」と。

    

いつもならそこで「ああそうですか」で打ち切るんですが、今回は地域猫のこともあるしで、このババァ少し教育したれという気持ちになり、珍しく年配に説法をしてみました(キレました

 

「ワタシはアナタが『困ってる』と電話してきて、トレーナーを教えても・食い下がって電話を切らないから、おやつまであげて・色々と教えて差し上げたんですよ?それで、その失礼なもの言いは何ですか?そんなだから犬も飼い主に似て、狂犬のように吠えるんですよトレーニングをやる気がないなら、声帯除去という手術もあるんですよそれなら声が出なくなるから静かになりますよ

と・動物愛護家にあるまじき発言をしたら、さすがに「ええぇそこまで・・」と青ざめて震えてているので:

 

「ワタシ(←ヤザワ)もそういうことをしたり、猫を殺すのがイヤだから時間がかかっても餌付けして、手術してるんですよ」「だからあれから文句言ってないじゃないですか」「あなたの犬は狂犬みたいで感じ悪い。あなたの考え方がおかしいからです。1円も払わないで手間もかけないで『猫はこっちに来るな』とか『犬は吠えるな』というのは無理なんですよ分かりますか

  

やはり住人同士がこうなる前に、町内会とかで「地域猫について」の話し合いというか勉強会をするべきなんですよね。猫は「てびち」の骨は食べないとか。ケンチキの骨も食べ切れなくて生ゴミなんだとか。猫カリカリとか缶詰をあげたいヒトは隠れずにあげて、お皿やらは片付けて。お金と時間があれば手術もして。なければ自治会でも「どうぶつ基金」や市役所の地域猫無料避妊・去勢手術を利用したり。

 

観察してると、ゴハンをあげる人たちは、伴侶に先立たれて子どもは独立した独り暮らしの老人だったり、生活保護?というような感じのヒトもいるんです。趣味とか交友関係もなさ気で、猫が癒しでもあり楽しみでもあるわけです。

 孤独な人たちを、地域の人が気にかけてる様子は全くなく、そういう点では東京と変わらない

 

こういう人たちの楽しみを奪わずに、共存していく方法を取り入れないと。

 

「自分たちさえ良ければイイ」で世の中は酷いことになってるから。

 

以前、近所に公務員を定年退職した鍼灸師がいて、けっこーツボに刺してくれてたんだけど、自宅兼治療院の花壇に「猫がウンチをしたら、殺虫剤をウンチにふりかける」と言うので、

 

「なんで拾って捨てないんですか?」と聞いたら:「なんで私が猫のウンチなんか拾わなくてはならないんですか」と聞き返されたので、

「だって自分の花壇に殺虫剤撒き散らすよりは土壌汚染がないじゃないですか?その殺虫剤が雨で流れて今度は海に行って公害になるんですよ?」

と言ったら「ウンチする猫が悪い」とやはり怒っていて、花壇で音がすると、治療中にも関わらず血相を変えて飛び出して行って猫を追い払うので、すっかりうんざりして行かなくなってしまいました。腕は悪くなかったけど、殺虫剤を買わせるお金を払いに行くのも公害に加担する気がして。

 

だいたい公務員だったんだから、定年後に少しは地域貢献しなよとも思ったなー

 

同じように、公立大学に通う学生にも地域貢献をさせる時間があったほうがいい。日本はあまりにも社会貢献の意識が低すぎるとは常々感じています。これがアメリカなら、必ず奨学金の出資者との面会があったりして、「こういうサポートがあって自分が今勉強出来ているのか」ということを強く自覚させられて無駄な嫉妬をしなくなる。それが将来のボランティア活動に積極的な社会人を作る土壌となっているんです。

 

「自分の力で生きていけない人を、税金などで国がサポートするべきでない」と考える日本人は3人に1人で、これは先進国の中でも群を抜いた「冷たい国民」なんです。他のフランスとかは100人のうち8人くらいしか、そんな風には考えてないから。アメリカでも12%くらい。30%以上の日本人という人種は、もう冷血なわけですよ。

 

自分たちで自分たちの国を暮らしにくく、生きづらくしてる。

 

ちょっとのお金と愛があれば足りるんです

 

 

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日々の果て:ノラ・ファレル逝く

2018年02月04日 | ペット

とうとう「さくら猫」となったチビ(グレー系キジ)とロシアン・ブルー系「ネズ」ちゃん

 もう毎週末「捕獲」「手術(の送り迎え)」「術後のケア」に追われて、人生・大充実

里親掲示板にも投稿してみたりと、裏活動も活発だし

7匹終えました あと残り1匹

最期の1匹は「お兄ちゃん」なので、来月以降で大丈夫とのことでした。メスのほうが早熟らしい。

ライトもハウスを提供

「ノエルのハウスは自分(ライト)には狭いんですが・・

別にハウスにいなくてもいいじゃないですか

「そうですネ

 

この自主活動を・つい・漏らして:「エラいですねぇ(よくやるよ)」と言われると

 

「エエ。アタシ人間の友達いないんで交際費要らない分回してるんですよ」とか、自分でもヤケクソなのかと思う瞬間もあったけど、最大の理由は:この猫コロニーが美猫揃いだったということ。ブサイクが1匹もいなくて、どのコもペットショップで売ってる純血種より美形

 

「こんな美形コロニーを全員・断種してしまったら、世の中にはブサイクな猫しかいなくなってしまう」というのは毎度の葛藤なんですが、それでもこんな美形軍団が殺処分された日には、後悔と悲しみでヤザワが具合が悪くなってしまうから、もうこれは自分のためでもあるんです。

 

かつて奥武山公園で、とてもカワイイ、行くと飛んで来てくれて、帰りも送ってくれたロシアン・ブルー系の猫姉妹が、耳カット(手術)してなかったばかりに、ある日、殺処分されたと聞いて、完璧に鬱状態になってしまったんです。今でも思い出すと辛い。あんなことになるなら連れて帰ってきて近所に住まわせて地域猫にするんだった

 

そんな日々のある日。仕事の帰りに「浮き島ガーデン」で夜ゴハンを食べてると・・

 

「お久しぶりでーす」と見覚えのあるよーな印象がなんか違うような人に声をかけられて、誰だったか・どんな人だったかも思い出せないうちに、あんまり親し気だったので・うっかり同席してしまってサイアクなディナーにしてしまったのでした

 

記憶を辿れば、会うのは確か2回目とかで、最初はどっかのパーティーで、SNSでメッセージが来たので「観に行く予定の映画」を知らせて、別に待ち合わせでもなかったつもりだけど、そこにも現れたので帰りに1杯だけ飲んだことのある人。その後もメッセージが来てたけど、話も合わないしつまんないので、返信しなかったんだった。思い出した

 

3回目に偶然・遭遇したその人は・・

 

自分は先月、転職して、その職場がいかにつまらないか、という話をホロ酔いで疲れを取ろうとしてるヤザワに話だし、スマホを持ってないヤザワは、次の料理まで「(本でも読もうかな・・)」と「あ〜そう・・」とバッグの中に手を入れたところで料理が到着したら、なんとそのヒトが・・

 

「ワタシ、大腸癌なんです。だから糖質制限食で、炭水化物は食べないんです。肉と野菜だけです。ヴィーガン食にすると下血がスゴくて・・・云々」

という話を始めたのでした。ならマクロビの『浮き島ガーデン』なんか来んなって

 

「コレは一体、何の修行でコイツのこんな話を聞かされながら食事をしなくちゃいけないんだ」とは思ったものの、適度に酔っぱらってたので、「へーそれは大変。肉をやめれば治りそうなのに」と、相づちまで売ってしまったので、そいつの下血話に拍車がかかってしまって

 

手振り付きでの下血話を聞かされながらの食事。「(コイツは氏んでも惜しまれないだろうなー)そうなんだーアレルギーテスト受けてアレルゲン除去したら?」と、なんとか「トイレが真っ赤」話から脱出したのでした。「美意識が高過ぎて美肌を求めるあまりにステロイドを全身に塗っていて、気がついたらアタマもおかしくなって」という話もしてたな。「ああそれで内蔵もね」とか何とか。特に美人でもなく下血話を食事時にする人の「美意識」だもんなあ

 

そうこうしてるうちに、隣の東京から旅行に来てた女子が話に合流して、なんとか・どーでもいー話になって、ようやく気持ち良くホロ酔いになったのでした。やれやれ。

 

後日

またその下血女から「ゴハン食べに行きましょう」メッセージが来ていたので、さすがに:「もうアナタとサシはイヤでーす。ゴハンの時に下血話とか超イヤ〜。信じらんな〜い。お体大切にね〜」と返信したのでした。

アタシもヒマだなぁ猫にかまけてるだけあってとは思ったけど、また忘れた頃に声でもかけられるとヤだからね

 

まだ(見るからに)四十路でアレかぁ〜 先が(あるとしたら)長そう〜

 

ひとえに本も読まず音楽も知らず、映画も観ず、何も自発的に吸収したことがなかったんでしょうね。休みはディズニーとかパワスポ巡りとかショッピング。

 

老人ホームって「塗り絵」したり「夕焼け小焼け」を歌ったりする所らしいけど、そんなことでもしてないと、あんな話(下血話)くらいしか話すことがないんだろうね。それかテレビの話。それで老人て行く場所なくて話し相手も話すこともなくて医者詣するのか。

 

老人は:少しはボランティアとかして、社会の役に立ったらどうなんだと思う。託児とかさ。公園に行くと、ボランティアで花を植えたりしてるグループもいるけど、仲間のいないヒトは猫ボランティアとかがいいと思う。もう今さら中身は変えられないので、つまらない話を一方的にして他人の時間を潰すよりは、猫に親切にして慕われたほうが意義のある人生を終えられると思うな。ヤザワも既に始めてますし。ゴミも拾ってますよ

ヤザワ父に:「再婚したら?」と勧めると、「バーカ。女なんてコリゴリだ」と言うんですよ

それでも・いちお・老人ホームは見学に行ったようで:「もうな、爺同士がババアを取り合って殴り合いのケンカして入れ歯を吹っ飛ばしてんだぞー」と報告してましたな。挙げ句、ボケてもないのに「塗り絵」したり「夕焼け小焼け」歌ったり、介護士のタメ口もヤなようで、孤独死を受け入れた様子

 

「独りっきりで死ぬ瞬間」を想像して、それがコワくて、塗り絵やら夕焼け小焼けの日々なら、自分の気に入ってる生活を出来る限り長く続けたほうがずっと良いとは思う。

 

なんだか(猫ボランティアしてるほど)ヒマなのに、感傷に浸る気持ちの余裕があまりない日々。ショックすぎるというか一種の思考停止なんだろうけど。

2007年

ビル(ウィリアム)ダックワースとノラ・ファレル@杉並公会堂

初めてビルとノラが日本に来た時

03も07年も、ヤザワが企画したプロジェクトで招聘してお呼びしたのでした。イヴェント後は、このメンバーで京都旅行をしたのよね。楽しかったなぁ。龍安寺とか開門前に無理ヤリ「米国の著名なケージの研究者ですから!VIPですから!」で、1時間、貸し切りにしてしまったり。

 

2012年の9月に、ノラから突然「ビルのメモリアル(追悼)イヴェントをします」とメールが来た時には、PCの前で凍り付いたものだった。

そして今日:

 

btw, on a sad note: Nora Farrell (widow of Bill Duckworth d. 13 Sept 2012) died on Sept 6 last year in Brisbane, a sudden heart attack

 

ノラとヤザワは同い年。NYでヤザワがレーベルを立ち上げる時に尽力してくれた、元ボスでもある。

'12にビルが亡くなる前の1年を、看病して看取ってから5年。

 

やっぱり再婚することもなく、失意のうちに亡くなってしまったのかと悲しくも思う反面、これでビルにも会えて、辛いことも終わり。良かったね、という気持ちもする。心配したビルが呼んだのかもしれない。友人を訪ねた旅行先のオーストラリアで客死とは、周りの人もショックだけど、きっともう独りでNYに帰りたくなかったんだろうなという気もする。

 

ショックではあるけれど、友人としては、ノラのアセンションを祝福しなくてはいけないような気がして。

 

人に嫌われたり迷惑をかけるというのは、死ぬに値しない理由だと思ったということでした。

 

 

 

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