ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

アガタ四十九日

2022年06月12日 | ペット

アガタなしの日々が長く辛いです ついに東京からの引越し組全滅 という事態でずっしりと瞼が重いまま。。

3年前にオスカルが亡くなった時は:「あー・・これからオスカルのいない日々が始まるのだな・・」と思ったものだけど、アガタは逆に「今日で1日、明日で1週間」というように、まだ数えてしまうというか

アガタの四十九日に、お世話になったCS60マッサージ2名の方を招いて食事でも。と思っているのに、スコールが降ったり、毎日雨で肌寒くも湿度はあるしで、アガタの亡くなった日の晴天気温29度という4/25前後というのは何だったのか。荼毘に伏してからもう1ヶ月以上ずーーーっと梅雨です

大島弓子の「綿の国星」を久しぶりに読んで、また泣いたり

オスカルってラフィエルみたいだったなぁとか。アガタはちょっと意地悪化した諏訪野チビだなーとか。パリスはブチ猫くん。

オスカル(享年18歳位)

犬猫の知能は人間の3歳だの5歳だのと人間の基準で比較して理解しようとする傾向があるけど、人間のそんな幼児は子育てなんか出来ないし、精神的にも犬猫の1ヶ月程度だと思う

猫視線で描かれた「綿の国星」も、人間の子どもが理解するには難しい作品だと思うし。自分も猫を飼うようになってから読み返すと、その奥行きの深さと洞察力、ユーモアに感嘆しました。

やっぱり大島弓子先生は日本の宝

同じ「動物目線」でも描かれてる漫画、動物のお医者さんも素晴らしい作品

先月から桜坂劇場で「チェルノブイリ1986」を観たり、漫画を読んだり、護身術を再開したり、「話し方講座」を受講してみたり、動画制作を習ってみたりしてるんですが、どうもまだ今ひとつどれも進歩が見えない状況。悲しみをふっ切るためにやってる訳でもないのに、いや・そうじゃないからダメなのか 護身術以外は仕事で必要だと思うから習ってるんだけどね

4年前に手術して、近所の爺さんが引き取った「ねずちゃん」がアガタが亡くなった頃から訪ねてくるようになり、気がつけば爺さんは家から消えてたのでした。施設に入ったにしては夜間照明もそのままだしで、本人は帰ってくるつもりなのかもね、帰ってくるといいね、と爺さんの家をパトロールしてるねずちゃんに話しかけてゴハンをあげてノミ取り薬を点薬したりしてます。トイレは爺さんの敷地内にあるんですが侵入するわけにもいかず、かといって臭いもさほどしないので埋めてるのかな

もう1匹、いつも一緒にいた仲良しの黒ちゃんがいたはずなんですが、ねずちゃん1人だけ

ねずちゃんがウチにゴハンを食べにくるようになって1週間ほどして、玄関で猫の大声で呼ばれたので驚いて戸を開けると

この男の子が座っていて話かけてくるんですが、扉の隙間からクララがシャーシャー怒って引っ掻こうとするので、私が外に出て戸を閉めて「どうしたの」と聞いてみれば・・・

大怪我

血が止まったばかり、という深い裂傷と耳が片方無くなっていて、「やられました 」と訴えるので、おそるおそるココナッツオイルを垂らしてちゅ〜るを勧めてみたら、玄関前でしばらく休んでいきました。

足も捻挫だか痛めてるようで、満身創痍状態。

ナゼ、ウチに来たのとは思うけど、おそらく私の知り合いの猫からの情報なんでしょう。友達の友達なんでしょうね。

こんな大怪我するようなケンカ?をしてるのに、ネズちゃんが近寄ると怖がって鳴くんです。

それからも時々、この子は玄関で呼び鈴のように鳴くので、「はいはい」とヤザワがいれば出て、ねずちゃんと3人でしばし交流してます。

この子を襲った猫は、このへんのボス猫のはずで、何回も捕獲に失敗してるんです。それで、あっちこっちでこのような負傷者が出てるわけです。この子はすぐにでも手術出来てしまうほど人馴れしてるんですが、まずはボス猫を捕獲しないとなという気にまたなりました。

体格はしっかりとしているし、人馴れもしてるので飼い猫なのでしょう。ボス猫と同じ飼い主の(というか餌だけあげてる)ような気がする。

手術代は高いしめんどくさいけど可愛いからゴハンはあげる という高齢者(に決まってる)の猫を手術するのもボランティア活動。そして失踪してしまったら出来る範囲で世話を引き受ける。

保健所から殺処分される犬猫を引き取って:「里親は単身世帯、高齢者は不可。単身者の場合は安定した収入証明と保証人をつけて下さい」と、人間の結婚相談所よりハードル高いことを言って、助成を受ける保護団体というのは新たな仲介業みたいなもんだなと思ってます。条件に合う人間がいなければ、殺処分やむなし。ということになるわけだから。それって保護活動と言えるのかね だいたいそう言うアンタも年取るんだよと思うところ大。

ライトを保護してくれた団体、スマイルパウズさんでは「噛み犬」でも保護して、2年ほどトレーニングしてから里親を募集するという頭の下がる活動をしてるけど、なんだか他はな・・金脈(助成金)を偶然、見つけたという感覚にシフトしてるんじゃないかと思ってしまうこともある。

「ペットが病気になったり年取ると捨てたり、単身だと引っ越してペットが飼えない住居になったり、高齢者だと病気になるし孤独死したり」と言うのが保護団体の言い分だけど、理想的な家族像:夫婦+就学児童sだって、稼ぎ頭の旦那が病気して無収入になったり、離婚して一家離散したり、計画外の新生児が誕生して家計を圧迫したりとか、色々あると思うんだけど

よんどころない事情で離れ離れということも多いと思う。まあ要するに、助け合いましょうというのがボランティアの基本だと思うので。

手術代は出せないけどゴハンはあげる。ということなら、助成金を申請したりして手術の段取りをつけたり、ノミ取りもしてないだろうなーと思えば点薬したり。もう「みんなで飼ってる」と思うことにしてます。猫は地域の宝。おかげでネズミも出ませんと。

ねずちゃん(ロシアン・ブルーみたくグレーだから)の爺さんにも「心配しなくて大丈夫」と伝わればいいなと

その爺さんも犬をちゃんと看取ってるんですよ。こればかりは順番なのでね。

アガタもあとせめて2、3年は生きて欲しかった

とは言え、あのガリガリの状態で、あれから49日生存可能だったのかと思うと、少しづつ心の整理がつきつつもあります。

まだ時々、泣いてますけどね 自分の人生が長い。短いと困るけど。

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