
このアルバムも10年以上前に作ったのかー 

どうも。旧譜から20年分のアーカイブ活動中。そんなに枚数はないけど
作業は大変ーーーーー!!

データ移行のメタデータ作成作業で1ヶ月ほどWindowsでかかりっきり、消耗激しいです

曲名、作曲家、出版社のオリジナル言語と英語、日本語(カナ)と3ヶ国語で1曲づつ打ち込んでいきます。疲れてくると何故か途中で全角のスペースを入れたり等のミスが多発します

20年前はちぃ姐がやってくれました。その時はこんなに煩雑でもタイトでもなかったはず。タイトルも日本語だったり途中で英語になってたり
。何日か入力作業してるうちに何語でやってるのか分からなくなってしまったりもしたのかも。当時は配信黎明期だったからまだユルかったんでしょね。

今回、最初に作業したのがCabaretで歌モノだったのが苦難の始まり

作曲者、作詞者、出版社の他にこの曲に付けられている販売用のコードを間違わないように読み上げながら打ち込んでいくという。これが1番神経使う。間違ったまま提出したらデータは0から作り直しだから。歌詞は英語、ドイツ語、日本語と1曲づつに言語設定して、etc...
5回差し戻されて
6回目でようやく完成。休んでる暇もなく2枚目の作業に取りかかるも、これはまた別の気苦労があったのでした


のデータを作成するに当たって、コードを細心の注意を払って打ち込んで・読み上げながら見直して、作曲家や出版社を3ヶ国語で打ち込んで、「インストゥルメンタル」アルバム設定をしたら(CabaretはVocalアルバム)
「この曲(スクリャービン)のキーは何ですか?」がプルダウン方式で、日本語でハ長調から半音づつ全ての調が表示されたのでした
かろうじてハがCとかdoであるということは分かる
楽譜を見ながら「シャープ2つの短調って・・えーとh-mollって・・えーと・・はーにーほーへーとーいーロ短調」てほんとか
とか。サティのキーは「ハ長調!(最後ファラドなのに
)」。今後、「メシアンのキーはなんですか?」「ブーレーズのキーはなんですか?」に答えます!メシアンはロ長調!(モードはガン無視)ブーレーズはハ長調 


とヒステリー
を起こしかけたところで、選ばなくても先に進めることに気がついた
。差し戻されるかもしれないけど空けておくか。サティもブーレーズもハ長調
で提出したらどんな結果になるのか興味はあるんだけど




それにしてもなんで音楽学校はドイツ語で教育したんだ。。せめてまだ英語だったら
と思う。日本語での音階(ハニホヘトイロハ)も邦楽でもないのになんか意味があるんだろうか


そういえば医者のカルテも今は英語と聞きました。
旧音大ということにはならないのか。それはそれでなんかだけど

久しぶりに「嬰」という字を見て中国漢字かと思いましたよ

データも新たにハイレゾ仕様にアーカイブ起こししました。
取っといて良かった
アナログ・オープン・テープ


ここからメシアンのエチュード4曲と田中カレン氏の初演を取り出します。
デビュー・リサイタルですよ
やっぱオレって天才
と自分を鼓舞してと







年月が経っているのでテープ面が劣化していると回した時にデータが損傷してしまうので、まず乾燥機に1日ほどかけて乾かしてからアーカイブしてもらうのです。
お金かかってます
もう毎日、自炊 



酒もやめたっきり、全然飲んでません。神経使う仕事が多すぎて(絶対に間違えられない)飲めないし、飲んでないのに疲れてスペル間違えたり

Simple Songs About Sex & Warと5回打ち込むとこ、コピペしたはずなのに、なぜか2曲がSinpleになっていて差し戻ってきたり、Chizuru Mitsuhashi & Tomoko Yazawaをほぼ全曲に打ち込むのも何故か
全角のスペースが入ってる曲があったり


「メタデータを自分で(ヤザワが)作ってるんですか
」と驚かれるけど、この入力項目を打ち込んでくれる人材をどこで見つけるんだね
と逆に聞きたい
オリジナル言語の発音記号の変換を入れたり。ウムラートとかアクサンテテギューやら。




てか
コレ(メタデータ作成業務)で仕事になるナ


でも眼は疲れるし神経使うしで自分ごとじゃなければ出来ないね

その苦労の結晶
が

11月3日にまず Cabaretがローンチされます

次いでPlaying in the Dark(審査待ち)、Transition、Flash Point、
Seriousu = Japanese、EGOIST、と続いて新録音ハイレゾ・アルバムの新作が年明けくらいには出したいかなと

新作ローンチは来年になるか年末になるか。
HPも久々に更新
。ようやく今年の苦労が形になりました


もう4踏ん張りです。。


