あるフードコートの一角に、韓国食材が売ってるとこがあって、『チャパゲティ』と記された商品に目がとまる。
パッケージにはオリーブの絵。
スパゲティみたいなもんだろうなとひと袋レジにもっていく。
レジの女性(韓国人)はこのパッケージの裏を見ながら、説明書きが韓国語しか書いてないのを見て、
「これ、鍋でゆでた後、焼きそばみたくお湯を全部捨てないほうがいい。ゆでたお湯を全部捨てずに少し残してそこにソースを混ぜるのがポイント。」
と親切に教えてくれました。
鍋にこの乾麺が浸かるくらいの水を入れ、鍋に入れやすい丸い形状になっている麺を投入。何分ゆでるんだ?とパッケージをみてみると、
8(9だったかな?)と、5の数字。ゆで時間はどっちの数字だ?(笑)
まあ、赤いきつねのカップ麺なんかは、5分だから、5の数字がゆで時間とみよう。 かやくも一緒に入れ、ゆでる。
言われたとおり、ゆで汁はすこしとっておいて、そこにペヤングソース焼きそばの倍量はありそうな粉末のソースを入れる。
混ぜる。そして、付属のオリーブオイルも入れ、さらに混ぜる。
うん。これは、粉末が多いという意味では、少しゆで汁とっておかないと、ソースが全体にまざりにくそう。
ちょっと太麺のソース焼きそばみたいなものができあがりました。
(できあがりは、パッケージの写真のまま。というかんじなので、あえて写真をとるのをやめた。)
さて、食べてみると。。。。。
ん???
韓国食品には珍しい辛くないタイプ。しかし。。。。
なんか、<味>というより、<醤油せんべいの醤油が膨らんだとこにたまって焦げた味>しかしない。
出汁的な旨みの味は一切なく、ただ、醤油が焦げた味。あんなに粉末ソースを入れたのに、<旨み>がないってどういうことだ?(笑)
これは、旅行先のタイでみた韓国人旅行客の団体が、タイカレーにマイコチュジャンをみんなで入れて回していたように(実話です。)、
とりあえず、マイコチュジャン入れて、コチュジャンの味にしちゃえばいいじゃん?みたいな食べ物かも。と思った次第で。
それ考えると日本の食べ物の味付けってすごいなと改めて思いました。
日本の企業だったら、この<チャパゲティ>は発売OKの味に到達していないだろうなと、そんなかんじの味です。
この後、たまたまもらった、無印良品のグリーンカレーポテトチップスを食べましたが、
グリーンカレーなんて、自国の料理でもないのに、よくここまでの味に仕上げたな。という日本の企業の努力のようなものを
改めて感じてしまいました。(笑)
このあと、1か月後くらいにこの店をみたら、チャパゲティは、ちょっとパッケージのデザインの変わった<チャーワン(新チャパゲティ)>という名に
なっていました。まぁ、味が劇的によくなったとかではないとおもうけど。(笑)
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