えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

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三井寺展 思わず手を合わす涅槃図 明日から目玉中の目玉も展示

2008年11月25日 18時50分26秒 | 芸術
 出張続きで延び延びになっていました「特別展 国宝 三井寺展」(毎日新聞など主催)を見に、大阪市立美術館(天王寺公園内)に行ってきました。期待した以上の充実した展示に大満足です。お薦めします。

 まずは展示仏像の多さに驚かされました。「国宝 智証大師坐像」は尖った頭が大師の偉人ぶりをあらわしています。同じく国宝の「新羅明神坐像」は、中国だけでなく朝鮮半島とのつながりを示しているのでしょうか、顔相の白髭が異様さを出しています。

 曼荼羅絵や涅槃図も数多く、天女が舞い、象や獅子も描かれた仏涅槃図(目録番号142番)の前で女性が手を合わせていました。蓮座を枕に横たわる仏様の穏やかな面立ちに思わず祈らずにはいられなかったのでしょう。

 そして、仏像、仏画の次は一転、狩野光信による金箔画、丸山応挙の作と障壁画が続きます。こちらはこちらで、ろうそくの火に照らされたように黄金色を際立たせる工夫された照明に納得です。

 平安から鎌倉、室町、そして桃山江戸への日本の仏教美術といったら言いのでしょうか、寺院美術を一筋の流れとして鑑賞できます。
 
 惜しいのは、今回展示作品の目玉中の目玉、一部のチラシやインターネット掲載不許可の秘宝「国宝 不動明王像」(平安時代、9世紀)=イメージ図のみの写真=を展示期間外で見られなかったことです。明日26日から最終日の12月14日まで展示されていますので、まだ行かれていない人はこれから行かれるのが、正解です。私ももし時間が許せば、もう一度行ってみたい。

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コメント (2)
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