新年を迎える準備は午前中でほぼ終わりました。
後は早めにお風呂に入って、年越し蕎麦を食べ、テレビを見ながら、箸紙の名前を書いたり、お年玉の準備です。
そのお年玉の数も50を十分超えます。
妻が鏡餅に飾る伊勢海老を二匹茹がきました。
生きたまま鍋に入れる、思えば残酷な料理です。
熱くなってくると海老が何度も飛び跳ね暴れるので、毎年、必ず手足や髭が折れたり欠けたりします。
しかし今年は二匹とも綺麗なまま茹で上がりました。
父に言わせると、こんなこと初めてだそうで、大喜び。
先ほどのお昼ご飯の時にそのことが話題になり、私が、
今年、脳卒中で少し手足に障害が残った父と、膝の手術をした息子を例えて、
「二人が海老二匹の身代わりになったんや」
(茹でる時に手足が折れる海老の代わりに父と息子が足を痛めた)
もちろん、親父やお袋も大笑いでしたが、少しきつい冗談でしたので妻が、
「そんなこと言わんと。これは来年はみんなの手足も良くなると言うこと」
とうまく引き取りました。
ところで、昨日の「ALWAYS 三丁目の夕日」についてのブログで、
「平成17年を20年後、30年後、50年後に共有できるほのぼのしたエピソードがあるんでしょうか。私は思い浮かびません」
と書きましたが、妻によるといくらでもあると。
例えば、
「電車の中での携帯メール」
そう言われてみれば、ブログだって30年後に振り返った時に皆が共有できる「ほのぼのとしたエピソード」になっていそうです。
今夜の紅白司会のみのさんも力道山の代わりに出てきそう。
今日一日となった平成17年の今年は、世間でも我が家でも様々な事が起きましたが、案外、三丁目の夕日の昭和33年のような「ほのぼのとしたそしてちょっぴり切ない」年として語られる年になるような気がしてきました。
ノー天気ですみません。
良いお年をお迎えください
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