みなさん こんにちは
前職の大先輩のKさんに誘ってもらい、11月半ばに大阪・北新地でも指折りのふるいお店で一献を傾けました。ほんとうにうれしくありがたい。
Kさんは毎日新聞で10年ほど先輩ですが、記者時代に一緒に仕事をしたことはありません。奈良支局のデスクでいらっしゃった時に、当時神戸支局員だった私が文化財の取材で奈良まで出向いた際に立ち寄りお会いしたぐらい。その後大阪本社でも部署は違い、社内であいさつする程度でした。しかし私が「
小さな会社マスコミデビューの法則」を著した直後、Kさんが教鞭をとっていたわが社近くのO大学の教職員向けにセミナーに講師として呼んでくれました。さらには毎日新聞が協力している
家庭養護促進協会の里親探し運動「あなたの愛の手を」 でほんの少しつながったりの関係を30数年続けています。
ほんとにいろんな話をしました。四国八十八箇所 を何度もお遍路されていて、その歴史、はたまた年間10万人、内歩いては2000人遍路している今の様子。韓国の朴正煕大統領夫人の陸英修さんが1974年に暗殺された事件。犯人の文世光が使った拳銃が大阪府警の派出所で盗まれた拳銃だと毎日新聞がスクープしたいきさつ。在任中、神戸市に空港を作るのに反対していた当時の宮崎辰雄市長が退任後悔やみ、その後政治決着で神戸に空港が作られた因縁。そしてまた、参議院議員を一期務めた4代目旭堂 南陵 さんの選挙取材を担当した私、Kさんも別なところで深いつながりがあってと。話は尽きません。
そのKさんから、「岡田君は周りのことを気にしすぎ。もっと思うようにやったら」というような助言をいただき、思い当たる節がないでもなくずしっときました。まあ、これで60年もやってきて今の私があるのでしょうが。
そんなことを考えていたら、11月27日の毎日新聞の人生相談コーナーで、作家の高橋源一郎さんが、シャーンドル(知った風に書いていますが知りません)の詩を載せていました。
「希望とは何? あそび女(め)よ。
だれにでも媚(こ)び、すべてを与え、
きみがたくさんの宝物ーきみの青春を
失ったとききみを棄(す)てるのさ」
こんな意味なのでしょうか。これから生きていく中で、とても大きな示唆をいただきました。ありがとうございます。
そしてまた、Kさん若き新聞記者時代、
「10のうち5は自分のために使おうと思っていた。しかし新聞記者はそれができない。じゃ12働いて、そのうち5を自分のために使おうと考えた」と。2チャンネルの創設者でコメンテーターとして広く活躍しているひろゆきさんの著「1%の努力」に、「10の仕事を5でやって、残り5を自分のために使った」という風なことが書かれていて、今どきの人の考えは違うなと驚いたけれど。Kさん、50年前に実践されてたんですね。
その1%の努力について、ご興味おありの方はこちらをご覧ください。私の感想を書いています。
それにしてもそのふるい店、私は1年間しかいなかった毎日新聞社会部時代に2度ほど訪ねただけです。それも32年も前です。しかしその当時からいた今の2代目ママさんが、ちゃんと覚えてくれていました。ママさん曰く、送別の木曜会(毎日新聞大阪本社社会部親睦会)の後に訪ねた私に、辞めてから何をするのか尋ねたらしく、
「『家業の花屋を継ぐ』と仰っていましたよね」と。
凄いですね。さすが北新地でもふるい店です。
また行かんと。名刺をいただきました。
これから先は宣伝です。
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