えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

隔世遺伝

2004年12月30日 22時33分19秒 | 我が家
 父が朝4時半に起きて卸売市場に正月のご馳走を買いに行きました。お供は私の息子。あんまり朝が早いので私は仕事を方便にサボりました。と言っても、一度もお供をしたことはありませんが。
 息子に「我が家の伝統やから、どこで何を買うか学んでこい。いずれお前もしやんとあかんねんから」とそそのかすと、
 「そんなら、お父さんが行けばええ」と反論するので、
 「これは隔世遺伝なんや」と訳の分からないことではぐらかして、駄賃を渡してうまく納得させました。
 息子はかなり役立ったようです。

 母と妻も朝早くから煮しめの下ごしらえ。今年は初めてお惣菜の幾らかを買ったので、昼前には終りました。 鏡餅も届き、しめ縄も買ってきました。 昼から近くのお墓にお参りしました。
 
 明日は鏡餅を家中(神さん、仏さん、三宝さん、床の間、仕事机、娘、息子、私の机)に飾る。玄関を掃除してしめ縄と松を飾る。年始の挨拶を貼る。煮しめを炊いてお重へ。車を洗う。 年玉の用意。を済ませば、我が家の年越し準備は終わります。夕方早めにお風呂に入ってそばを頂く。

 散々なこともありましたが、いつもと同じ大晦日をこなして、また新たな年を家族全員で迎えられる。 幸せな年でした。

 
 スマトラ沖大地震の被害が拡大しています。
 奈良の少女誘拐の容疑者が逮捕されました。
 容疑者が逮捕されてもお亡くなりになられたお子さんが戻るわけでもありません。
 新年をどのようなお気持ちでお迎えになられるのか、察するに余りあります。
 ご冥福をお祈りし、関係者のご心労、ご苦労をお見舞い致します。 
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スマトラ沖大地震救援金

2004年12月28日 22時53分40秒 | ドンキホーテ
 スマトラ島沖で発生した地震による大津波でインド洋沿岸諸国に大きな被害が出ています。
 毎日新聞と毎日新聞社会事業団は、被災者のための救援金を募集しています。
 
 〒530-8251 大阪市北区梅田3の4の5
 毎日新聞希望のネットワーク
 「スマトラ沖大地震救援金」係
 (郵便振替00930・8・185415)
 通信欄に「スマトラ沖大地震救援金」と明記

 各国政府をはじめ様々なNGOやNPOらが救援活動を開始しました。現地に赴くボランティアもいます。こちらは危険にさらされること無く暖かい部屋でニュースを見ています。そして些細なお金を送る。あまりに大きな災害にどれほど役立つのでしょうか。それでもあえて、何か出来ることを出来る範囲で。かすかな希望を抱いて。

 お亡くなりになられた方のご冥福、お怪我をされた方のご回復、被災地の早期の復興をお祈りいたします。 
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ペシャワール会ー教育と素朴

2004年12月26日 17時29分11秒 | ドンキホーテ
 パキスタンとアフガニスタンで医療支援を行っているペシャワール会の会報が届いた。福岡出身の中村哲医師が20年前に始め、両国で診療所運営、井戸掘削、灌漑用水路建設と活発な活動をしている。米国のアフガニスタン侵攻の際には、戦火に見舞われた現地住民への支援団体として脚光を浴びた。
 
 会報によると現地では医師ら技術者の不足に悩まされている。一部地域での復興ブームでNGOや国連が高給で技術者達を雇う為に、せっかくペシャワール会の診療所で技術を教えた医師や専門家が能力をつけるや否や高給を目指して転職すると言う。その傾向は高学歴者に多いらしい。
 中村医師は「教育水準が高いほどプライドが高く、人としての謙虚さやモラルが低いことが多い。豊かさを求めるのは人情だが、汗水流す農作業や労働など下積みの仕事を厭い、『進歩』と新しい変化に追いつかねばならぬと錯覚にとらわれている」と言う。そして「近代教育と人間的な素朴さは反比例する」と嘆く。
 
 近代物質文明においては、よりよい専門技術を持った者が重宝がられ他人より手厚く遇されるのは自明の理だ。だからこそ、現在のアメリカを頂点とする経済産業合理社会が生まれ、日本もそのピラミッドの最上部で物質的な豊かさを享受している。この社会においては中村医師の嘆きは誰も取り上げない身勝手なルール違反の論理になってしまう。
 
 ただ、思うのはこの経済産業合理主義の対極となりうる考え方、対極とならなくても機軸を異にする考え方が現代世界においてはもはや存在しえないのであろうかと言うことだ。社会・共産主義の幻はもはや崩れた。イスラムの地、アフガニスタン・パキスタンでもこうである。欧米一神教社会とは違ったはずの日本でも何をか言わんである。
 
 それなりの高学歴教育を受け、大阪生野の暖かい部屋でペシャワールからの便りを紐解きながら、それでもなおかつ、「ドンキ・ホーテでもいい、何か出来ないか」とかすかな希望を抱くのである。

 ペシャワール会への連絡は
ホームページ http://www1m.mesh.ne.jp/~peshawar/
Eメール peshawar@mxb.mesh.ne.jp
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辛抱が足りん

2004年12月25日 17時27分34秒 | 幸せ
 会社のゴミ収集に来てもらっているおじさんが辞められました。「80歳を超えたので、ゆっくり過ごしたい」が理由です。
 覚えているだけでも40年近くずっとこの仕事を続けてこられました。実際はもっと長くお勤めになられていたのでしょう。ほとんど休まれたことはありません。頭が下がります。
 
 たまに話す機会がありました。口癖のように
「最近の若いもんは辛抱が足りん」
人が嫌がるきつい仕事なので辞める人も多かったのでしょう。
この方から見ればまだまだ若造。「辛抱が足りん」と言われないようにしよう。

 私はわりと早く結婚したりで、50歳を過ぎる頃には下の息子は大学卒業です。それから十年ほど働いて、後はゆっくりと好きなことをして暮らそうと思うことがあります。この方のように体が動く間はお給料をもらいながら社会に貢献する。真似ができるでしょうか。そして、どちらが幸せなんでしょうか。

新しい人生をどうかお幸せに暮らして頂きたい。本当にご苦労様でした。
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サンタ0412Ⅲ

2004年12月23日 17時53分50秒 | 幸せ
家族6人で夕ご飯を食べながらサンタの話をしている時です。高三の娘が真顔で、
「ちゃんと教えて、でないと子どもがかわいそう」と尋ねました。
びっくりして妻と顔を見合わせました。

娘の話を解説すると、
高三になってもまだサンタさんを信じているようです。
それで、
「自分に子どもが生まれた時に、クリスマスにはサンタさんがプレゼントを運んで来てくれるからと、もしその子に自分がプレゼントを買わずにいて、子どもがプレゼントをもらえなかったらかわいそうだ。だから、本当にサンタさんがいるかいないのかを今のうちに教えといて」
と、言うのです。

親の贔屓目で見れば、普段はしっかりしているのに、そんなにおぼこかったのかと驚いた次第です。高一の息子はさすがにサンタがいないこと知っています。実は小学何年生かの時、枕もとにプレゼントを置こうとして、見つかってしまったからです。

娘にその場でなんと答えていいのか分からず、
「弟に聞け」
と言っておきました。

喜んでいいのか心配しないといけないのか。
それはさておき、娘も気が早い。
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冬至 ナンキン ゆず湯 そしてレモンとポークチャップ

2004年12月21日 23時44分21秒 | 我が家
今日の夕ご飯はポークチャップ。
とんかつソースにケチャップを混ぜてレモンを絞ったタレで食べるのが大好きだ。
妻に、
「レモン頂戴」
と言うと、
「『レモンは買わへんでええ』て前にゆうてたでしょ」
と言いながら、レモンを出してきた。

毎年12月になると徳島の知り合いがゆず100パーセントの汁を一升瓶二本送ってくる。いくら六人家族でもそんなにゆずばかり食べられないのでゆず汁が貯まっていく。それならと、
「レモン買わんで、ゆずばかり使えばいい」
と前に言ったらしい。

今日は冬至、ポークチャップと付け合せのナンキンを食べてゆず湯につかった。ふと、そんなにゆずが余っているなら、もったいなくても一升瓶丸ごとお風呂に入れてやろうと贅沢が浮かんだ。でないと、特製タレでポークチャップも食べられないし。
湯船から妻に
「余っているゆずはどこ」
と聞いた。
「もうあげちゃった」

来年の冬至には贅沢ができるだろうか。





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サンタ0412Ⅱ

2004年12月19日 10時25分20秒 | 幸せ
サンタの話にモミジはないだろうと、テンプレートを変えました。
背景でこんなに印象が違います。
なにかしら、ウキウキする。
文字は小さくなりましたが、お楽しみ下さい。

そのサンタの続き。
妻にブログを見て貰った。
「『息子がひがんでいる』と書いてあるけど、ひがんでるんじゃないよ。プレゼントを催促してるねん」
「『来年はほざかない」も間違い。きっとひつこくほざくよ」
子のことでは父(私)は母(妻)には勝てないようだ。
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サンタさん

2004年12月18日 19時17分07秒 | 幸せ
「お姉ちゃんは中学二年までサンタ来たけど、僕は小学校までしかけーへんかった」
クリスマスが近づくと息子がほざく。

息子が小学校を卒業するまでサンタの代わりをしていた。息子だけにプレゼントがあって二つ上の娘に無いと可哀想との親心で、姉はうまく中二までプレゼントをもらえた訳だ。それをひがんでいる。

今年もまたほざくので、
「サンタは子どもにしかプレゼントせえへん。だからお姉ちゃんは中二まで子どもやったんや。お前は小六で子どもを卒業したんやから、ええことやないか」と言ってやった。

来年はもうほざかないだろう。

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ケプラー

2004年12月16日 23時57分29秒 | ドンキホーテ
日本の子らの学力が低下したと複数の調査が伝えている。読解力、理解力から計算力、はたまた理科的な能力まで落ちたと言う。

「子どもらにもっと勉強させよ」
「ゆとり教育で授業時間が減っているせいだ」
「いやいや、それでもまだ上位。学力だけが重要じゃない」
と意見が飛び交っている。

論議する前に
青年劇場の公演「ケプラー あこがれの星海航路」
を子らと一緒にご覧になられてはどうだろう。

地動説を唱えたコペルニクス直後の天文学者ヨハネス ケプラーの生涯を描いた劇だ。
居丈高に「もっと勉強せい」と叫ぶより効き目がありそうに思えるのだが。

「ケプラー あこがれの星海航路」
日時 12月19日(日)午後2時開演(1時半開場)
場所 森ノ宮ピロティホール(JR大阪環状線森ノ宮駅下車)
参加費 一般4700円(前売り4200円)
    学生(小学生以上)3000円(前売り2500円)
主催 NPO法人子どもセンターあさひ
後援 大阪市教育委員会 (財)大阪科学振興協会(大阪市立科学館)
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楽しい入院生活外科編

2004年12月14日 23時11分51秒 | 幸せ
12月3日の日記でご紹介した高さんが昨日手術された。
術後丸一日も経っていないだろうに、もうメールが届いた。

手術は成功で、ゆっくりと歩いていらっしゃるらしい。

大手術だったのに、驚きだ。
気の持ちようだけで済まされない回復振り。
体の作りが違うのかとさえ思う。

お元気になって退院されるのもさぞや近かろう。
私が祈るほどのことも無さそうだ。

ご様子をHPで紹介されています。
http://www.inbong.com/bong/nyuin04/index1.html
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水呑地蔵’04.12

2004年12月12日 21時53分09秒 | 水呑地蔵
待ち合わせ場所に先輩が美人を連れてきた。
ご夫人とは15年前に一、二度お会いしているので、
「神戸のご自宅でお会いしましたね」
と、挨拶すると。
「私は神戸にいませんでした」と言う。

え、じゃあの時、先輩のご自宅でお会いした女性は誰だったのだろうか。
離婚されて再婚されたの。
これはまずいことを言ってしまった。
一瞬の内に色んなことが過ぎった。

しどろもどろになっていると、先輩が気付き、
「嫁さんじゃないの。会社の後輩」

確かに以前お会いしたご夫人とは印象が違う。
あーびっくりした。紛らわしいことせんといて。

そんなこんなのでこぼこでスタートしたが、
水呑地蔵にはいつも通り一時間で登って昼食休憩一時間、下りは一時間弱。
先輩、後輩、妻、娘、私の5人で楽しく過ごした。

来月もまた登ります。

街道沿いのお地蔵さんのほこらを地元の方が新しくされていた=写真
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緑の地球ネットワーク

2004年12月10日 20時07分16秒 | ドンキホーテ
中国・黄土高原で緑化協力をしている「緑の地球ネットワーク(GEN)」の事務局から数年ぶりに便りが来た。
「会報が100号を迎えたのを機に会員紹介コーナーを作る。ついては自己紹介文を送って来い」
ありがたい話である。92年の準備会の時から関わってきたが、ここ数年は会報を楽しんで読んでいるだけ。参加していると言うのもおこがましい。それでも会員紹介で取り上げると言う。
ありがたい。

色んなことに関わる癖がある。GENのように関わってはその後も止められず参加し続けている会がたくさんある。それぞれがそれぞれなりに必然として参加する。一時的な問題であれば解決すれば止めればいい。しかし、そんなことはない。大抵の問題はずっと続く。解決していないのに、一人抜け出すことがどうも出来ない。だから関わりは減らずに増えていくばかりだ。

ヅカファンの妻からは「私の宝塚と一緒」と揶揄される。趣味のようなものだと言うことらしい。真摯にそれぞれの問題に関わっていらっしゃる方には不謹慎な形容で申し訳ない。だが、癖のある私はそういう参加しか出来ないようだ。「せめて、一度関わった事には、解決するまで私なりに関わり続けよう」と思う。関わりはやはり減らない。

緑の地球ネットワークのホームページをご覧下さい。
http://homepage3.nifty.com/gentree/index.html


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水呑地蔵に登ります

2004年12月08日 17時34分30秒 | 水呑地蔵
この12日の日曜日に水呑地蔵に登ります。
ご一緒して頂ける方がいらっしゃいましたら、
tukasahajime@mail.goo.ne.jp
へ10日(金)夕方までに御連絡ください。
詳細をお知らせします。

先月6日から約一ヵ月、韓国旅行中を除いてほぼ毎日日記をつけてきました。
要領も手間もだいたい分かりました。
自分の能力も考えて、これからは二、三日に一度のペースで記していきます。
今後とも水呑地蔵日記をよろしく御願いします。

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山里通信

2004年12月07日 23時06分24秒 | 幸せ
前の職場で上司だった大先輩が九州の山里で暮らされています。
不定期にメルマガ「山里通信」が届きます。読むほどに味わい深い文です。
私のコメントなど不要です。お読みください。

庭先で薪を割っていたらマコトばあちゃんが通りかかりました。「よか焚きもんが出来たねえ。米と薪があったら、もう安心ばい」。
山里に移住して間もなく4年。いつも薪て゛風呂を沸かしています。山から風倒木や立ち枯れの木を切ってきて、薪小屋や軒下にたっぷり貯えができると、とても豊かな気分になります。健康と米と薪、それに晩酌の焼酎、少々のお金があれば「安心たい」。
風呂窯の炎を見ながら、行く末も来し方も考えす゛放心している時間も山里ならではの贅沢でしょう。
さて、爺さんは明日も山で柴刈りです。孤老犬
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中華ポテト

2004年12月06日 22時42分50秒 | 幸せ
昨日は水呑地蔵日記を休みました。
先日から鼻水、咳、頭痛が続いていました。
その風邪をやっつけてやろうと一日休んでいたのです。

朝寝坊して、昼間から日本酒一合と飯を食べて寝て、
夕飯に缶ビール一本呑んでまた寝てと。
やらなければいけないことが山ほどどありますが、
その誘惑をうっちゃって、ひたすら休みました。

その代わり、
娘と息子と一緒にDVD「ビートルズ IN USA」を見ました。
父が作った中華ポテトをおいしく食べました。
韓国語の勉強も少ししました。
何より、
風邪もほとんど直り、今日は一日元気に仕事が出来ました。

仕事も趣味も家族の団欒も休息もと、全てをこなすのは難しい。
欲張らなくてよかった。
今日もこのへんで
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