華やかな仕事

　息子、
　「俺　もっと華やかな仕事したいな」

　母、
　「それやったら俳優とか、歌手にならんと」

　妻、
　「お父さんに替わってもらって、たこ入れたらええやん」

　息子、
　「違うねん、たこ焼きの花形ゆうたらくるっと回すやつやろ。それがええねん」

　この会話の意味が分かったでしょうか。

　お昼はたこ焼きでした。家族で分担して作るのですが、今日はたまたま私がたこを入れる役、息子がキャベツを入れる役になりました。

　その分担の話しをしていて、息子が地味なキャベツを入れる役よりも他の役目がしたいと言う意味で「もっと華やかな仕事をしたい」と言ったのですが、その会話の流れを聞いていなかった母が、「それなら俳優に」と答えた次第です。
　そして、妻はその話の流れから「たこ焼きと言えばたこ」なので、息子がてっきりたこを入れたがっていると思ったのです。

　しかし、たこ焼きで「華やかな仕事」と言えば、息子の言うように櫛一本でくるっと回すあの仕草です。まさしくたこ焼きの花形です。
　もちろん、その役は息子も含め家族で共有したんですが。
　
　１１時半から焼きだして、終わったのは１時過ぎ。この間、「たこ焼きの花形」とかの無駄話しをしながら満腹に。　
　
　そして今日は彼岸の入り。昼間からビールを飲んでしまったので、息子の運転でお墓参りに行ってきました。

　きのう東京出張から戻りました。出張中、更新もしないのに訪問して頂いたたくさんの水呑地蔵日記ファンのみなさん。ありがとうございます。

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