パレスチナのみなさん 能登のみなさん こんにちは
高校生くらいの女性がメモを見ながら訴え始めた。こんなに若い人もいたんだ。
「昨年十月にハマスがイスラエルに奇襲攻撃を仕掛け、千人以上のイスラエル人を殺し、数百人の人質を取りました。どんな理由があろうとも多数の民間人を殺し誘拐したことを非難します。その報復にイスラエルはパレスチナ・ガザに侵攻、すでに子ども、女性を含め三万七千人以上のパレスチナ人を殺しました。そして住民の多くが家を追われ避難生活を送っています。これは明らかに過剰な防衛です。虐殺です。ジェノサイドです。ハマスはイスラエルが違法な入植を続け、意に沿わないパレスチナ人を殺し、何千人も拘束している。天井の無い牢獄と呼ばれるガザも数十年にわたって封鎖されている。世界の関心が及ばない中、自らの手による正義の攻撃だと主張します。一方、イスラエルはハマスがいる限り安全は保障されない。ハマスを根絶やしにするための自衛の報復だと正義をとなえます。どちらの正義が正しいかを争っても平行線をたどるだけです。ましてや正義の殺人はありません。今はお互いの正義を横に置き、残酷を止めよう。子どもを殺すな、虐殺するな、民間人を楯にするな。イスラエルは攻撃を止めガザから撤退する。ハマスはイスラエルの民間人人質を解放する。今起きている残酷を止める、そこから始める。歴史を振り返り未来を語る、正義を求めることも、残酷を止めてからしましょう」
イスラエルへの抗議ばかりが続く中、ハマスの非を打ち人質解放を求めるアピールに、会場は一瞬静まり返った。しかしその直後、誰かが一人拍手した。それを待っていたかのように拍手が増えてくる。そして公園中に響いた。僕よりも若いのに。勇気をもって主張している。自分が恥ずかしくなる。
続く
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上記は昨年夏、イスラエルから攻撃を受けるパレスチナ・ガザを思って書いた創作です。不定期に何回かに分けてご紹介させてもらっています。約1年前の作品です。よろしければご覧ください。SNSなので少しでも多くの方に読んでいただけるように細切れです。ご容赦ください。
停戦を破ったイスラエルのガザ攻撃が続きます。パレスチナで今起き起きていることに関心を持ってください。声を挙げましょう。「イスラエルはガザ攻撃を止めなさい」
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