枯れた小豆を集めた次の日、今度は弟が助っ人をつれてやってきました。そして小豆で満杯のコンテナをトラックに積んで帰りました。
ざっと片付いた畑には
さやが爆ぜて落ちた小豆の粒。
枝を集めるとき、はじめはわざわざ手でひろってざるに入れていたのです。
でも、こんなことしていては埒があきません。後で拾えばいいやと思ってそれはやめました。弟に言わせれば「一升はあるぞ。」
じゃあ私はそれを賃金代わりに頂くわ。暇なん?いいえ、暇じゃないけど、ちまちまと集めるこんな作業、嫌いじゃないです。まあ、現実逃避かな?
この作業の翌日は雨。やっておいてよかった。せっかくのよく乾いた小豆がまた濡れてしまうところでした。
「あんた、お姉さんにせっつかれなんだら、採らずに放っといたろ。」助っ人(なんと幼稚園以来の親友)に冷やかされていました。弟は、どうも忙しすぎて収穫をあきらめていたらしいです。
さて、雨が上がった次の日、まだ湿ってるかなと様子を見に行ってみたら、あれ?
あちこちにあったはずの小豆がありません。あってもこんな具合。おいしくなさそうなのだけ残っていました。
どうも何者かに食べられたみたい。
拾うついでに生えている植物もじっくり見ておこうと思っていたのですけど、折角なので主な物だけ写真に撮ってきました。
一番目立つアメリカフウの紅葉
冬のさなかでも咲いているホトケノザ
ホトケノザで思い出すのはハコベ(春の七草のホトケノザは本当はコオニタビラコ)
ハコベと来ればナズナ
ナズナの大きいのは枯れています。
が、あとから生えたものに花が咲いています。
枯葉はほかにも。
ヨモギ
どっこい、新しい葉が芽生えています。
無農薬のこの畑ならヨモギも安全。もう少し大きくなったら採っておきましょうかね。
枯れたのといえばこれも。でも名前がわかりません。セイタカアワダチソウもこんな感じではあるけど、単独で生えていると違うような感じもするし。
ドライフラワーとして飾れそうな
アサガオのような種が巻き付いています。ヒルガオかアサガオかわかりません。
これも名前がわからない。そのあたりに普通にある草なのですけど。なんだったかしら。
これも問題
以前ならあっさりとオオイヌノフグリと書いたところですが、そうなのか? れんげそうさんのブログでイヌノフグリとかタチイヌノフグリとかあることを知ったばかり。この青い花は小さいけれどやっぱりオオイヌノフグリかなあ。
最後に、道具置き場にしているビニールハウスには、早くも草イチゴの花が咲いていました。
追記
ビワの木の下でイヌノフグリらしき植物を見つけました。
これ、イヌノフグリであつてますか?
ああー、よく似たのにフラサバソウというのがありました。葉っぱがこれに近いかも。植物の名前も難しいですね。
先日の日記、すごく面白かったのですが、
お返事書けずじまいですいませんでした。
今回もすごく面白い!
あのね・
残念ながら、イヌノフグリは超小さめで、本当に咲いてるの?っって感じなの。だから、見つけるのは難しいと思う。それにこんなに鮮やかなブルーじゃないの。どっちかといえば、小さな点で白くみえます。それから、このどうしたって帰化植物に見えるのは、イチビっていうの。イチビは結構大繁殖するから、私は見つけたら嬉しいけれど、農家さんは困ると思うので、適当に抜いてね。
それから、毛深いイヌノフグリに似たのが、フラサバソウ♪私はこれに会えたらすごく嬉しいの。
結構遠くの植物園の裏山に生えてるはずなんだけど、もう少し暖かくならないとさかないわね。
それも、出会いがあるかどうかは時の運よ。
イチビは黄色い綺麗な目立つ花よ。
5弁花で可愛いけど、この実が奇怪で面白いです。
今度は、花も見てね(#^.^#)
(適当に間引かないと大変なことになるかも)
残念ながら、日本在来のイヌノフグリじゃありませんでした。お便り嬉しかったです(#^.^#)
「これも問題」のは、たぶんタチイヌフグリじゃないかと思います。オオイヌノフグリの花より小さくて
花色はブルー、茎が立ち上がって咲くから解り易いですよ。いいなぁ~大豆、煮たのが欲しい~(=^・^=)
あんこ大好きです!
あとね、コゴメイヌフグリっていうのがあって、それは完全にシロバナで、愛らしいの。そう、フラサバソウは、二人のフランス人の発見者の名前からついた名だったと思うわ。なかなか、出会えないの。良かったわねー。フラサバソウに会えるなんて羨ましい限りです。かお文字
いつも違和感を感じていたタチイヌフグリ。小さい花だし花のわりに背が高いし。
フラサバソウーイヌノフグリと大きさは違うものの、よく似たのがあったなあと思いまして家の周囲を歩いてみたらあったんです。これもオオイヌノフグリに似ているのになんか違うと思ってたんですよ。
イヌノフグリは愛媛県では絶滅危惧種になっています。私の住む東予地方ではまだ発見されてないそうです。だから、簡単に見つかるはずなかったんですよね。
イチビー最近目立ってきた花です。アブチロンの仲間なんですね。そういえば、葉といい花といい、よく似てますね。
去年小豆を持ち帰って残った鞘や枝葉を畑に捨てたところ、今まで生えてなかったこの植物が生えたんですって。外来植物って、こうやって広がっていくんですね。