大好きなガガイモのさやがはじけだしました。 今年は去年よりたくさん見つけましたので、時々様子の変化を見に行っていました。というわけで、さやがはじけて綿毛が飛び出すまでの様子を紹介します。同じような写真ばかりですがお許しを。
1月22日
種。きれいに並んでいます。
こちらは多くが飛んで行ったあと。
飛んで行った綿毛。 この辺で新しい芽をだすのでしょうか。
2個だけ持ち帰りました。
綿毛の先がくっついて、やがてそれが離れると飛べるようになるのですね。
翌日。 1月23日。 早くもこんなに開いてきました。
完全にほぐれる前の綿毛は、繊細な絹糸細工の花のよう。
一週間後。1月31日。
ほとんど鞘だけになったのが見られました。
全開のさや。
まだ綿毛が残っている鞘を裏から見ると
花をくっつけたようにきれい。
反対側は
種がウロコのようでちょっと不気味な生き物のよう。
まだ開いたばかりのさやもありました。
こちらは綿毛が広がる前。
この種の並びと綿毛の並びが、いつまで見ていても飽きません。けど、ぽちがしきりとやぶの中を気にして引っ張るもので、このへんで引き揚げます。
2月5日。ふんわりとさやから離れています。しまった、このままでは棚の上あちこちに広がってしまう。
形を崩さないようにそっとお盆に入れました。綿毛の一つが2メートルほど離れたテーブルの上で見つかりました。風もないのに。
このくらいになるとそばで動いただけで綿毛が揺れるのです。息をしたら飛んでいきます。
2月11日。すっかり種の無くなった鞘を見つけました。
さて、この美しい綿毛を長く楽しむにはどうしたらいいかしら。
去年、ふと思いついてハーバリウムのオイルの代わりに瓶にこの綿毛を入れてほかのドライフラワーと一緒にしてみたらどうかと思ったのですが、細い口から無理やり押し込むと綿毛が縮こまって思ったよりきれいじゃなかったのです。
といことで、いろいろお試し中
ハーバリウムによくある細長い瓶は不向きだとわかったので、リンゴジュースの空き瓶にビーズを入れて、その上から綿毛を少し。
瓶の模様がじゃまだなあ。まずはおしゃれな瓶を手に入れるところからですね。
ちょっと変則的な形の瓶。 開いたのは入れにくいので、これから開くのを入れてみました。なかでゆっくり開いたらきれいかも。けど、ちょっと多すぎた。開く空間がなさそう。
一緒に入れるドライの花びらも用意しているのですが
あまりきれいに仕上がらなかったのでやり直しね。これは花の終わったカーネーションとバラの花びらだけをレンジで乾かしています。一番きれいにできるのはカーネーション。バラはごく小さいのであれば丸ごと乾かしてもかわいいです。ピンクよりも濃い色のほうがうまくできます。
これを開いた綿毛の上から入れたらどうかしらと思っています。
ケセランパサラン! 子どもたちが小さい頃聞いたことがあつたような。日本語か何語かわからない名前。虫なのか植物なのか、他の生き物なのか正体不明の物体!
わたしは急いで子どもの本を探しました。確か昔は「てんさらばさら」とよばれてたんですよね。付録の大人向けの解説にケセランパサランとも呼ばれると書いてあった記憶があります。残念ながら解説書はすでになく確かめられませんでしたが、おかげさまで懐かしく本を読みました。ありがとうございました。