古いネタなのですが捨て難いので。
5月28日
散歩道で見つけた蝶。
では、反対側も。
多分眠っているのだと思います。近づいても動きません。
では、反対側も。
あれ?なんだか違和感が……
クイズです。何かおかしいのですが、さて、どこがおかしいでしょう?
ヒント 蝶が羽を閉じた時見えるのは? 一枚目の写真と比べてみてください。
そう、普通は羽の裏側が見えますよね。けれどこの蝶は、表、開いた時に見えるオレンジ色と黒い模様が見えていたのです。しかも腹の部分があらわになっています。
ということは?羽が欠けているのでしようか?しかし、一枚目の写真には、反対側の羽の一部が、わずかに見えています。羽が裏返ったの?それにしても、こんなに腹全体が見えるのは何故?
もしかしたら、体の右側、後ろの羽がないのかもしれません。
追記
去年撮った写真です。羽が整っています。 たぶんツマグロヒョウモン。羽の上の方は表も裏もオレンジに黒い紋が多数。
別に羽が裏返っていたわけではなかったようです。そして、下の羽が欠けているのは間違いなさそうです。
話はかわります。イベントでジャガイモ掘りに行ったウマオと母親が、芋虫を連れて帰りました。たぶんアカタテハだろうと言っていました。誰かの軍手に着いていて、振り払おうとしていた寸前、娘が見つけて危機一髪で食い止めたと言うのです。
食草はカラムシソウやケヤキ。で、畑の近くのカラムシソウにくっつけてもち帰ったと。
カラムシは水揚げが悪いらしく萎れていました。散歩のついでに取ってきてと言うので、農薬がかかってないか、慎重に選んでとってきました。翌日は念のため代替食であるケヤキも持って持って行ったところ、幼虫は枯れた葉の上で丸まっていたのです。
うわー、ダメじゃん、ちゃんと葉を変えてやらなくちゃ。手遅れかもしれないけどダメ元で、新しい葉の上に枯れた葉っぱごと置いておきました。
次の日娘からライン
前蛹になったよ
ホッ 死んだんじゃなかったのか
5月25日 前蛹
枯れたカラムシソウにぶら下がっていました。
そして
ついにサナギに
このサナギがキラキラと光っているんです。
5月27日
5月28日
そうそう、それから蝶はどうなった?
羽が一枚伸びなかったので、外へ置いたらおらんようになったーと言うことです。
蝶を見たのが6月10日。羽化の時期が合うんですけど。まさかね?
いや、そうだったらいいなあ。そうだと思いたい。いや、違う蝶でもいいのです。三枚羽でも生きている蝶がここにいるという事が素晴らしいことです。ひ弱そうな蝶の予想外の生命力に感動した夕刻でした。
追記
これが何のさなぎかが問題です。アカタテハのサナギは灰褐色。そだてたさなぎは、金茶色。色はツマグロヒョウモンに似ています。しかし、ツマグロヒョウモンにしては、突起が目立ちません。では、育てた蝶は何なのか。ヒメアカタテハ?
残念ながら、三枚羽の蝶と育てた蝶とは別物ではないかと思います。