12月も10日余り、
相当広い範囲、掘り起こされていたのです。
けど、何でもかんでもかじるというわけではなく、
ぽちは、この草むらに入りたがっています。
細いけものみちがあちこちに。
弟はわざと掘った芋を置いておきました。ハクビシンなどは、こうしておくと自分では掘らずにこちらを食べるというのです。楽だから。
やっと顔を出したけどまだまだ掘らなくては。
掘り上げた芋の大きいこと!
コンテナに入れました。
こちらも、カボチャより大きな芋
今年は、暑さで苗がたくさん枯れたそうです。生き残った蔓は、枯れた芋のぶんまで栄養をたくわえて、どれも超巨大。
今年中に、今までに後回しにして機会を逃してしまった記事を紹介して行こうと思います。
かなり前の話題ですが、ちょっとした事件だったので、記録しておきたいと思います。
今年弟は、うちの方の畑にさつまいもを植えました。わざわざここまで来て、とも思いましたが、まあ、さつまいもは植えてしまえばほとんど手間入らずですからそれはそれでよかったのですが...
10月終わり頃、ポチを連れて様子を見に行ったところ、何ヶ所か芋を掘った形跡がありました。それが、掘った箇所が目立たないように巧妙に掘られていたため、わたしは、だれか、自宅で食べる為に取って行ったのかなと思ったのです。うーん、これは時々見に来なくては。
それから雨が降ってしばらく行けませんでした。そして
大事件が
相当広い範囲、掘り起こされていたのです。
これは、動物の仕業?それとも人間?
動物だという証拠がありました。
かじった跡
けど、何でもかんでもかじるというわけではなく、
こんな細くて不味そうなのや
傷物には手をつけてないのです。
傷物には手をつけてないのです。
そして、ちょうどいい、食べごろの芋がまったくありません。芋をどこかに持っていったの? わたしには動物だけとは思えませんでした。
ぽちは、この草むらに入りたがっています。
細いけものみちがあちこちに。
もしかしたら、人間と動物と両方かもしれない。
わたしは散歩以外にも様子を見に行くことにしました。
人間なら、多分日没前後、あるいは暗くなってから。きっと灯りが見えるはず。
猿ならば、早朝。
しかし、わかりませんでした。少しずつ被害は広がっているみたいでした。
弟はわざと掘った芋を置いておきました。ハクビシンなどは、こうしておくと自分では掘らずにこちらを食べるというのです。楽だから。
けれどこの細い不味そうな芋は何時迄も残っていました。ハクビシンではなさそうです。マルチに爪痕も残ってなさそうでしたし。
こんなに端から順番に掘っていくのは、やはり人間か?人家もないところですから、それもありかとも思うしー。
けれどわたしは、犯人探しよりもこれ以上被害を増やさない事が大事だと考えました。そこで
掘られた場所全てに棒を立てました。被害の大きい畝は、無傷な所との境目に立てました。ーちゃんと気づいてますよ、というメッセージのつもり。
毎日、ポチと芋の周りや中を歩きました。動物なら犬の匂いに警戒するはず。以前それで成功したことがあります。
それから、出会った人に、サルの目撃情報を聞くとともに、被害の状況を伝えました。顔の広い人ですから、きっと噂が広がるはず。それでやめてくれればいいのです。
それ以来、目に見える大きな被害はなくなりました。
やっぱり、この辺の人だったのかな?それはそれで悲しいことではありました。いや、今は、窃盗団が橋を渡って来るそうですからそうとも言い切れません。
弟は、これ以上掘られないために、早めに掘り上げました。まだ小さいので勿体なかったのではありましたが。
そして、結局、猿のしわざだろうと結論しました。小さな手形があったそうです。
猿は、なかなかひどいいたずらをするそうで、草木染めの時聞いた話では、玉ねぎなと、まだ球ができてないうちに、端っこからきれいに抜いてしまうそうです。
そういえばあの人も、夏に芋の苗を全部抜かれたと言っていました。
「僕、なんか人に恨まれることしたじゃろうか?情けのうて。」仕方なく植え直したそうです。それも猿だったかも。
この辺りでは、まだ野生動物に対する知識もあまりなく、備えができていません。さあ、来年は?
おまけ
気分を変えて、こちらの写真を見て笑ってやってください。
あるところで孫たちが育てて収穫したさつまいもです。
いくつ手がある? 一人では手に負えません。
やっと顔を出したけどまだまだ掘らなくては。
掘り上げた芋の大きいこと!
コンテナに入れました。
こちらも、カボチャより大きな芋
今年は、暑さで苗がたくさん枯れたそうです。生き残った蔓は、枯れた芋のぶんまで栄養をたくわえて、どれも超巨大。
おまけに、こんな変なかたちばかり。わたしの考えですが、今年の天候不順で、成長が一時止まったのではないかと思うのです。枯れたのも、暑さではなく、長雨のせいではないかと。
これなんかも。幾多の困難に耐えて育ってきたと言わんばかりのいびつさでした。