あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

こんにゃく作り

2012-02-16 01:05:17 | 野菜・果物・料理など
 夕方近く、ぶじおくんが大きな鍋を持っていそそいとやってきました。今からこんにゃくを作るというのです。

 うわっ、うわっ!
 写真撮らせてね(手伝うといわないのがあた子流。無理に気を遣わないことです。)
 それにしても、なぜにうちで? こぶじ(孫)がじゃまをするからですね。

 材料のこんにゃくいも
 2年ものでこの大きさ。 中くらいのみかんとくらべてみてください。


 にょきっと角が生えたように見えるのはすでに今年の芽が出ているのでは?
 こんにゃくいもは毎年秋に掘り起こしては、春に植え直すのだそうです。すると年々大きくなっていくのだとか。

 そうそう、初夏の頃撮った写真がありました。



 50センチほどの背丈だけど、まるで大木のような貫禄。 木立のような様子がおもしろくて変なアングルでとったので、本当の姿はわかりかねますが、これがこんにゃくになるなんてちょっと想像がつきにくいですよね。

 さて、作り方ですがー
 見てるだけなので分量はわかりません。作り方を知りたくてここへたどり着いた方には申し訳ありません。全く参考にならないと思います。

1 芋の皮をむき、おおきな銀杏切りにします。厚さは2センチくらいかな。 猛烈に手がかゆくなるということで、ゴム手袋をしておりました。


2 これをひたひたの水でゆでます。お湯からではなく水から。


3 箸が通るくらい柔らかくなったらざるにあげ、ミキサーにかけます。
4 炭酸ナトリウムを水に溶かせてまぜます。


 このあたりでわたしは別のことをしていたので見ていません。

 再び台所へ行ったときにはこんな状態でした。



 たった2個の芋で、特大のボール満杯に!!




 しゃもじですくい取るとこんなになります。柔らかいけれど崩れない固さ。 でもしばらくおくとまたはじめのようなつるつるの表面に戻ります。う~ん、粘りのある豆腐って感じかしら。

5 丸めて沸騰したお湯でゆでます。


 芋どうしがくっつくと一つになってしまうので、ときどき箸でかきまぜながら、15分くらい茹でたかな。

6 冷水で冷やしてできあがり



 形が悪いのは、ぶじおくんが丸めるのを手抜きしたからですよ。 なにしろ大量にありましたから。我が家の一番大きな鍋と、ぶじお家の一番大きな鍋二つを動員して延べ6回くらい茹でました。
 夕飯の時間になってぶじおくんはこんにゃくの素を残したまま帰宅。 残りは夕飯を食べながらわたしがのんびりと茹でました(はは・・・ほんのちょっとお手伝いね)

 さっそく刺身にして食べてみました。
 う~ん、やっぱりちょっと柔らかいなあ。 市販のこんにゃくに比べると粘りがないというか・・・ ぶじおくんは炭酸ナトリウムを溶かす水が多すぎたかもしれないと言っていました。(おいおい、そんな適当なことでいいんかい? まあ、できてるからいいんでしょうね。) 

 この手作りこんにゃく、ほんとうにおいしいのは煮物にしたときです。柔らかかったのがしゃんと締まって、味がよく染みこみます。たっぷりおでんにしておいしくいただきました。
 

コメント (8)
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