焼き魚に大根おろしはつきものですが、こんな大根おろしはいかが?
なんだか魚までまずそうに見えてしまう・・・・・
この大根おろしは、辛み大根をすり下ろしたものです。
名前の通り辛いです。 辛い大根おろしはあまり好きでないので敬遠していたのですが、先日母がこの辛み大根を酢に漬けたものを食べさせてくれました。 これが意外とおいしかったので、うちでも作ってみました。
まず大根をスライサーで薄く切ります。 切り口はこんな感じ。
塩をしてしんなりさせ、出てきた水分を捨てます。 ここへ甘酢を入れます。 今回は橙の酢を使ってみました。 酢を入れた途端に、
酢の色がピンクになってぱあっと広がりました。
2日目には白く残っていた部分がピンクに染まり、
3日目には緋のカブラ漬けのように、鮮やかなマゼンタ色に。
2日目くらいからおいしく食べられます。 普通の大根に比べると固くてたくあんをバリバリと食べているのと同じ気分です。
大根おろしも余分な水分が出ないのでそのまま使えます。 秋口にはとても辛かった大根も、甘みが出て辛さもやわらいできたような気がします。
きれいな色を見るとつい遊びたくなる・・・・・・・
白い大根おろしとまぜて紫のグラデーションの大根おろし。 ただ、醤油をかけると途端にまずそうな色に変わってしまうんですよね。
あるいは、大根をくるくると巻いてバラの花に
お料理の飾りにいかがでしょう。
肝心の甘酢漬けはみんなあまり食べてくれなくて、わたし一人がバリバリと食べています。