今日は、恒例、市のコーラスフェスティバルでした。 毎年9月末頃開かれるのに、今年は夏。 どうしてかな?
大ホールの舞台でリハーサルです。
あれれ? なんだか少ないねえ。
聞くところによると今日は子どもたちにとってはあまり都合のいい日ではなかったらしいです。 なにやらスポーツ少年団の試合があったり、学校のほうで合唱の講習会があったり(合唱コンクールが迫っています)、ピアノの発表会があったり・・・・
ほんと、なんで今年は開催日を変えたのかしら。
ところで、今日の司会者はらくさぶろうさん。
歌う前に代表者がインタビューを受けます。 らくさぶろうさんのジャケット、鮮やかですねえ。
らくさん「緊張してますか?」
うちの子「いいえ、してません。」
らくさん「どうして?」
うちの子「もう慣れてるから。」
客席からどっと笑いが。 そう、合併してから4年間ずっとこのフェスティバルには出ているのです。
らくさん「先生はこわいですか?」
別の子「言い方はやさしくて、良いところや上手になったところをほめてくれます。 でも、いけないところはきちんと注意して教えてくれます。」ー模範解答。やらせではありませんよ。
らくさん「中学生とは思えない答えですねえ。」
またもや笑いが。
らくさん「男の子は少ないねえ。」
そうなんです。 うちの合唱団で男子は3人。 もう一つの児童合唱団も男子は3人だったと思います。どうしても男の子はスポーツに流れてしまいますね。
この3人の男の子、学校はみんな違います。 「たとえ友だちがいなくても好きなことをやる」、そんな信念を持ったあっぱれな根性の子たちなんです。 今まで在籍した男の子はほとんどが小学校卒業までやり通しました。
先日、俳句甲子園の愛媛県予選で優勝したチームが新聞に紹介されていましたが、実にさわやかな笑顔でした。 そして、「ピュアに熱く、すがすがしい文系の姿」という表現に共感しました。 ともすれば体育会系が注目を浴びがちですが、文化系だってひとつのことに情熱を注ぐその精神にかわりはないのです。 そろそろ、男の子=運動という図式を変えてもいいんじゃないでしょうか。
今日のコーラスフェスティバルでは、うちの子だけでなく「ピュアですがすがしい」男の子をたくさん見ることができました。
去年全国大会に出場したK中学校。 男声を真ん中おいてのすばらしい歌声でした。
そして今年も見せてくれました。 楽しいパフォーマンスと、確かな技術に支えられた表現力。 かつての男の子や、まだ男の子と言っていい年代(高校生)の男声合唱団です。
それにしても、子どもたち、よくがんばりました。 新しい曲を初めて2ヶ月ちょっと。 小学2年生で早くも3部合唱。 めちゃくちゃハードです。 技術的にはまだまだだけど、客席を歌に引き込んでいく表現力がついてきました。 だからなおさら、もう少し団員が欲しいのよねえ。