クレープ

　クレープだ。クレープというと、江戸の原宿なんかのおしゃれな街で、オンナコドモが食する軽食だ。とはいったが、別におっさんが食ってもバチは当たらんだろう。こんなぺらぺらなもの食ってもハラの足しにならんと思うかも知れないが、それなりの具を用意すれば、おっさんの昼食にもなる。南蛮のお好み焼きだと思えばいい。
　さて、生地だが、卵をボールに溶き、牛乳を混ぜて、薄力粉をこし器でふるいながら入れていく。充分に溶かしたら塩少々を加えて、これをこして、ボールにラップをして30分ねかす。溶かしバターを入れたら生地のできあがり。
　具は、スモークサーモン、いんげん、ウィンナソーセージ、アボガドを用意した。スモークサーモンはそのまま。いんげんはゆでてバターをからめた。ソーセージは軽く焼いた。アボガドはマヨネーズ、醤油、わさびで味をつけた。
　生地と具の用意が出来たら、ホットプレートを160度にして、各自焼きながら、お好みの具を巻いて食う。