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6月23日その2 来季も岡田阪神に賛成


 日刊スポーツによれば、阪神タイガースは来季も監督は岡田彰布氏で行くことになった。岡田さんがOKすれば、すんなりと来季も岡田阪神ということになる。
 小生は賛成だ。確かに小生の周辺には、タイガースファンだが、岡田さんは嫌いという人は少なからずいる。確かに華のある見場のいい人ではない。いしいひさいちの漫画ではひょっとこ面にしか描いてもらえない。阪神勝利後の監督インタビューでも、視線が定まらず、あっちこっちキョロキョロしながらインタビューに応じる。さっそうとしたかっこいい監督さんではない。
 しかし、プロ野球の監督はチームを勝たせてなんぼ。岡田さんがタイガースの監督に就任してからの成績を見てみよう。
 2004年 4位
 2005年 優勝
 2006年 2位
 2007年 3位
 2004年に4位になったものの、それ以後はずっとAクラス。今年も、猛烈な開幕ダッシュに成功。一度も首位をあけわたすことなく、2位中日に6.5ゲームと、大差をつけて快調に独走状態をキープしている。昨年負け越した交流戦も、優勝一歩手前、と、いうか優勝したソフトバンクと同率の首位。
 新井、久保田、藤川、渡辺、矢野、赤星、それに林も、らが抜けるオリンピックさえ無事乗り切れば、優勝は間違いないだろう。
 以上のことを考えると、岡田彰布さんが来季の阪神の監督を勤めることに反対の阪神ファンは少ないと思う。
 岡田さんは基本的に選手思いの監督だと思う。もし、球団と選手が対立することがあれば岡田さんは選手の側に立ってくれる監督だろう。確かに、頑固で臨機応変さに欠けるところもある。相手の先発ピッチャーの左右によって、打線を機械的に左右と決めつけたり、2005年の日本シリーズのように短期決戦に弱い欠点はある。
 しかし、星野さんが2番に使っていた赤星を1番に固定し、赤星の足の威力を最大限に生かし、金本を4番にどっかりと座らせて、得点力を上げ、さらには今年は3番に新井を据えて鬼に金棒とした。
 それに、なによりJFKを構築して、阪神の攻撃は9回まで、相手チームは6回まで、という磐石の阪神勝ちパターンを作ったのは岡田監督ではないか。
 本来、岡田監督は2軍監督経験もあるように、「育てる」監督だった。1軍の監督は「勝つ」監督でなくてはならない。それが今年の岡田さんは「勝つ」監督になってきた。驚異的な代打成功率にそれが現れている。
 岡田さん。来年も頼んまっせ。
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6月23日(月) 「文珍・南光わがまま演芸会」を観る

「文珍・南光のわがまま演芸会」を観る。この番組、以前は金曜8時から、独立した番組として、放送していたが、このたびより「上方演芸ホール」ワクで放送されるようになった。
 今日のイチ押しは桂三若さん。自作の「ひとり静」を演じていた。
 さすがに、師匠の三枝の芸風がほのかにみえる。若い噺家らしく力一杯の高座であった。ただ、少しすべりぎみなところが見えた。
 くすぐりを入れて「突っこんでよ」とやるが、客にいってんのか、噺の中で処理されるギャグかよくわからない。しかも、それが何度も。面白いぎりぎりの線でとどまっていたが、あれ以上やると白けていたな。
 元気一杯で勢いのある噺家さんだ。
 文珍師匠の演目は「老楽風呂」
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