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6月9日(月) ステルス戦闘機「蛾」

 
 蛾である。なんという蛾か知らないが実に美しい。まるでステルス戦闘機のよう。ムダのないシャープなデザインだ。
 不公平だと思う。何がって。蝶と蛾のこと。蝶は、童謡に歌われたり、美しい、優雅といわれて、人に親しまれ愛されている。それに比べて、蛾は、気持ち悪いだとか不気味だとかいわれる。ほれ、この写真を見て気持ち悪いといわれる人も中にはおられるだろう。
 蝶も蛾も、節足動物、昆虫、鱗翅目。同じ種類である。さして違いはない。なにが違うかというと、主に、蝶は昼間に活動して、蛾は夜に活動する。だから、蛾は怪しの眷族と思われて気持ち悪がられるのだろうか。
 人間も「夜の蝶」なる種族がいる。大阪なら北新地、神戸なら東門筋、京都なら先斗町あたりに棲息している。「蝶」なのだから鱗翅目だ。彼女らは蛾というわけ。小生は昆虫なら蝶も蛾も美しいと思うが、人間なら、昼間、自転車で走っている女子高生と、「夜の蝶」を比べると、女子高生は美しいと思うが、「夜の蝶」は、あまり美しく思えない。
 ところで、この蛾はどういう蛾か調べたがなかなかわからない。名前がわかっていて、それがどういう形や色かは、今のインターネット検索でわかる。ところがその逆、こういう画像のこれは何か調べようと思ってもわからない。デジカメで撮った写真を検索にかけて判るようにならないだろうか。
 Googleさん考えて。Googleにかからない物は、この世に存在しない物なんでしょう。
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