風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

デモ

2011年09月19日 | 雑感

台風がゆっくり近づいているようで、湿った空気が流れ込んでいます。
前回と同じく、近づく速度がおそろしくのろいです。

巷は連休ですが、ぼくは出勤してました。
仕事に熱心というのでは全然ないのですが、休みを取ってどうこうしたいというのも特段ありません。
休みというのはやることをきっちりやって、結果もきっちり出してこそ、充実するというものです。
その辺りが甚だ脆弱な今の状況で、休みを取る気にもなれません。

ということで、おおむねネット三昧です。

フジテレビ・デモ、すごいことになっています。
この連休中に、お台場で違う主催者によるそれぞれのデモが4回、名古屋、大阪で各一回。
各デモの隊列は数百人から数千人の規模です。
特色は、老若男女が満遍なく参加していること、コーラー(主張を叫ぶ人)に若い女性が多いこと。
組織が動員をかけたデモではなく、ネットの呼びかけに自然発生的に集まった人たちの隊列であること。
デモの前後に集会などがあるわけでもなく、勝手に集まって、デモが終わったら流れ解散という形で、解散です。
いかなる政治的な色が付くのを嫌います。
大阪のデモは強烈でした。
コーラーさんの質が、さすが大阪という感じで、明快・的確でした。
今日のお台場も盛り上がったのですが、学生有志の数百人規模のデモというのがありまして、
社会人中心であった今までのデモ参加者から、彼らに対して大きな声援と拍手を浴びていました。

その後、フジテレビ側とあるデモの主催者側とでちょっとしたトラブルがありました。
まぁ、どうってことないのですが、象徴的なトラブルで、あとあと象徴的な事件として記憶されるかもしれません。

ぼくは暇ですから、どこのデモの様子もネットの生中継で見ることが出来ました。
もうこの流れは止まらないでしょう。
フジテレビの本社の真ん前で、数千人のデモ隊が取り囲み、フジテレビの警備員と揉み合いになっているのに、
それを報道しないフジテレビ、というのが問題になっているわけです。
しかも、それはフジテレビ単独の問題というわけではないのです。
すべてのメディアの問題なのですが、フジテレビはあくまでも突破口です。
フジは分かりやすい突っ込みどころを沢山しでかしました。
明日は我が身と知っているからこそ、ほかの報道機関も一斉にダンマリです。
体質はどこも似たり寄ったりです。
この都合の悪いことには黙る、隠すという姿勢こそがメディアの問題だとデモしているのに、NHKを含めてダンマリです。
これではデモが止むことはありません。

ぼくは数年前から今の一番の問題はメディアの問題だと周囲に言ってきたのですが、まともに聞いてくれた人はいません。
聞いてくれたとしても、ぼくの言葉に誇張を感じているのが明らかに表情で分かります。
でも、メディアの問題に入り込めば入り込むほど、ぼくの言葉など吹き飛ぶような、莫大な資金と思惑と操作が渦巻いています。
メデァを操作できれば、その国の政権や首相を意のままに選び、または退陣させることが出来ます。
まぁ、こういうことを言うと、また誇張を感じて眉をひそめられるのがオチです。

まぁ、この流れは加速するでしょう。
特に今回、初めての学生の有志の参加。
これは大きい気がします。
セクトとかイデオロギーとかいうのには、ほとんどの人間が嫌悪感を抱いています。
当たり前に、日本を日本人の手でよくしていきたいと思っている人たち。
そういう人がデモをするために立ち上がり始めています。