風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

あけまして おめでとうございます

2011年01月04日 | 雑感

明けましておめでとうございます。

天晴れ正月、とそう言いたいところですが、陰鬱な空模様です。
娘は昨日どうにか退院できました。
退院したての娘を連れて、二つの神社に初詣に行きました。
娘は疲れながらもはしゃいでいます。
家内は看病疲れで車内で寝ています。

今年はとうとうお雑煮を食べれませんでした。
愚痴ではありません。
感慨です。
それでも納豆餅と、海苔餅は自力で食べました。
なにかに不足があるというわけではありません。
娘が病院で苦しんでいるときに、あれこれ食べたいという気持ちにはなりません。

農耕文化の東北では正月をとても大切にします。
貧富にかかわらず、一族郎党が集い、一年を締めくくり、来る一年を祝します。
ぼくはこの正月を締めくくることにも、祝すことにも、しくじりました。
誰のせいでもありません。
自らの意志が、一年を総括し、締めくくり、来る年を祝すパワーを失っていました。

しくじったらしくじったなりに、とんとことんと立て直すしかありません。
Nさん、Kさん、新年早々ありがとうございます。
迷い多きはもとより覚悟の上。
迷い多きが故にこそ、咲く機会があるのなら、咲く時期と理由と意味を考えすぎるのかもしれません。

なにがおめでたいのか。
簡単です。
逆におめでたくないものなんか一つでもこの世にありましょうか。

明けましておめでとうございます。