風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

初めての畑

2010年09月06日 | 雑感
今朝、6時に起きて畑に行きました。
久しぶりに小雨模様で、畑の土も柔らかくなっているだろうと張り切っていきました。
酸性に傾きがちな畑の土を弱酸性にするために苦土石灰というのを撒きます。
畑一面に粉砂糖のように石灰を撒いたら、土と混ぜるように耕します。
この状態で石灰を土になじませるために一週間ほど置きます。

来週にはさらに肥料を撒いて、耕し、畝を作ります。
肥料を土となじませるためさらに一週間置いて、いよいよ苗やら種やらを植えます。
種を撒きさえすれば勝手に育つかのように安直に考えていましたが、いやどうしてなかなか繊細で緻密な工程です。
さらには、野菜にはアブラナ科とかユリ科とかシソ科とかナス科とかいろいろありまして、同じ科目同士の連作を野菜は嫌い、
その年毎に栽培する場所を変えなければならないといったこともあります。
つまり、今年ナスを植えたところに、次の年はナスはもとより同じナス科であるトマトやピーマンも植えてはいけないということです。
きちんと二年目以降のことも視野に入れて栽培計画を立てなければいけません。

さらには害虫の問題やら病気の問題もあります。
それに加えて、近頃異変模様の天候の問題もあります。
農業というのは思った以上にデリケートで、手間がかかり、リスキーです。

ぼくはナスや白菜の一夜漬けというのが大好きなのですが、スーパーのものはどうも保存料やら甘味料が入っていて好きでないのですが、
自分で野菜を作ったら思う存分漬物を作ってみようと思っています。
野菜作りの本などを読んでおりますと、その野菜を利用した美味しい料理方法なども書いてあるものですから、
どうしても料理を作ってみたい欲求が芽生えてきます。
味噌も作ってみたいし、トマトソースも作ってみたいし、猪の肉の味噌漬けけなんていうものも作ってみたくなります。
そのうちに、パンも焼いてみたくなるかもしれませんし、蕎麦も打ちたくなるかもしれません。

今日は厚い雲が空を覆っていて、30度を切る気温でしたがそれでも汗びっしょりになりました。
徐々に体力もついていくことでしょう。