風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

現実

2008年09月13日 | 雑感
すっかりご無沙汰してしまいました。
新店舗開店前後のごたごたがずっと続いていました。
おかげさまでどうやら落ち着きました。

今までの店のように一日中ネットで遊んでいるというようなことは許されそうもありません。
新しい店がすべきことをどんどん創りだしてくるという感じです。
怠け者のぼくにはしんどいながらもありがたい状況です。

実のところ、伊勢ー白山から帰ってから日常に戻れというような啓示みたいなものがありまして、
新店舗を巡る忙しさは日常に足を下ろすにはちょうどよいタイミングでした。
日常に戻れって、じゃあ、それまではなんだったんだという話ですが、そりゃもう心が浮遊してました。
どういう具合に浮遊していたかと聞かれればちょっと返答に困りますが、心ここにあらずが常態でした。
それで大して困ったことも起きなかったのですが、時間の中を生きるというよりは、
時間が傍らをぼくとは関係なくぐんぐんと流れていく感じでした。
現実を空想の膜が覆っていて、触れても現実の手触りがない、そんな感じでした。

というわけで、現実にしなければならないことに追われているうちに、現実を覆っていた空想はどこかに吹き飛んでしまいました。
生の現実の手触りは荒々しくて、いたるところに棘が突き出ています。
まぁ、そんなものでしょう。
今後も体中に引っかき傷を作りながらも、現実の上をてくてくと歩いていくことでしょう。

今までは文字通り空想の繭のなかでまどろんでいたようなものなのでしょう。
快適この上ないです(笑)
繭は壊されました。
さて、どうするかです。

明日は年に一度の恒例のネネさんたちとの滝行です。
水もひんやりとしてき始めているだろうと思います。
いろいろな意味で、気合の入れ直しです。