風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

2008年06月03日 | スピリチュアル
「悪」に関しての本気な本を読んだことがありません。
おそらく、「悪」というのは、その世界に入って考えれば考えるほど取り込む何かを持っているのでしょう。
「悪」を魅惑的にしたのが「邪」ですね。

「悪」そのもは分かりやすいのですが、「邪」というのは、人の正義感や優しさや勇猛心にさへ入り込みます。
表面の善の裏にするりと入り込むのが「邪」です。

その力は「誘惑」です。
その目的は「堕落」です。

こういうことを書いていると、文字通り「邪魔」が入ります。
自分自身の日々慣れ親しんでいる「堕落」が猛攻撃してきます。

今まで、各宗教が口うるさく言ってきた規律というのは、規律自体が大切だからではありません。
「邪」の侵入を防ぎ、「堕落」を回避せんが為でした。

規律という規律を軽視してきたぼくが言うなと叱られそうです。
でも、規律という規律を軽視してきたぼくが言うからこそ、というのもあるかもしれません。

生きているというのは、奇跡です。