風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

ある日のチャンポン

2008年06月02日 | 雑感
昨夜から妙な風がビュルビュル吹いていました。
近頃の風の吹き方は乱暴な吹き方をしているように思います。
四方八方から突風で煽るような吹き方をしています。

昨日は恒例のお宮参りをしてきました。
昼過ぎから行ったので、境内には人影もなくじっくりとお参りが出来ました。

お参りを済ませた後、チャンポンが食べてくなったので、柄の悪い地域にある汚い店に行きました。
そこのチャンポンは安くておいしいのです。
ジャージ姿の親父さんたちの先客が数人店内にいました。

おばちゃんが注文をとりに来ました。
半チャンポンと半チャーハンとビールを一本頼みました。
おばちゃんはビールを持ってきてくれると、辛子高菜をつまみに食べるようにと小皿を持ってきてくれました。
厨房にはリーゼント姿の若者が料理を作りながらおばちゃんと冗談を言い合っています。

先客の一人が持ち帰り用のサラダを二人前頼みました。
おばちゃんが気持ちよく注文を受け、ドレッシングかけとくね、うん、多めに頼むわ、というような会話が交わされます。
レジにはリーゼントのお兄ちゃんが気持ちよく会計します。
ジャージにサンダル履きの親父さんが、ごっそさんと言って出て行きます。

入れ違いに、足下もおぼつかない野球帽をかぶった爺さんが入ってきてカウンタんーに坐ります。
リーゼントのお兄ちゃんが元気よく、いらっしゃいと声をかけ、注文を聞きに行きます。
爺さんは豚汁とご飯と聞き取りづらい声で注文します。
お兄ちゃんは、豚汁セットにしますか、それとも豚汁と小ライスにしますかと、聞きます。
爺さんにはセットのご飯だと量が多いから、気を効かせて聞いているのだと、ぼくには分かります。
ところが、爺さんには質問の意味が分かりません。
お兄ちゃんはメニューを取り出して、豚汁セットと、豚汁単品+小ライスの違いを丁寧に説明します。
爺さんは結局豚汁セット頼みました。

そこで兄ちゃんとおばちゃんが入れ替わって、おばちゃんが爺ちゃんに久ぶりだねと声をかけます。
爺ちゃんがもごもご何かを言いましたが、ぼくには聞き取れません。

この店は、チェーン店です。
うどん屋も市内に何十店も持っていますが、そのうちの数店は中華の店です。
どのメニューも安くておいしいです。
うどんのダシもきちんと天然素材で作っています。
ダシに採った後のシイタケや昆布も佃煮にして、100円で惣菜として売っています。

知り合いの女性がこのチェーン店のオーナーと顔見知りだそうです。
ケチだということですが、おそらく無駄なことが出来ないのだろうと思います。

たらだらと書きましたが、なんかとても気持ちのよい光景でした。