風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

ススキ

2006年10月04日 | 雑感
というわけで、いろいろ慌しいです。
航空券は明日届くはずです(前日!)。
宮殿みたいなところでコンサートがあるので、タキシードも持って行かなければなりません。
ちょっと腹回りが出てきたので、非常に窮屈な思いをしてタキシードのズボンをはかなければなりません。
タキシード用のシャツを買ったら2万円もしました。

泊まるところはまだ分かりません。
明日届く航空券と一緒にホテルの予約確認書が入っているみたいなんですが。
まぁ、何とかなることは何とかなっているんで、あれなんですが。

今日も空を見上げたら秋晴れでした。
今年の秋は今のところとても気持ちがいいです。

ぼくが子供のころ、秋になり、家並みを抜けるとそこら中にススキが揺れていました。
ススキを見ると子供心にももの寂しさを感じたものです。
ススキって見るからにもの寂びしげですよね。
首をうなだれてふわふわ風に揺れています。
初めから枯れているようなその色もパッとしませんし。

その頃になるとトンボもコオロギなどの虫も姿を消しています。
音のしない殺風景な風景の中で、ススキは揺れているわけです。
時折、渡り鳥だかカラスだかが空を渡って行きます。
田んぼの稲も刈られた跡で、どこもかしこも茶色っぽいです。
まもなく霜が降り、雪がちらつく日が来ます。
ふと顔を上げて西の空を見ると、形容しがたく鮮やかに燃え上がった夕焼け雲なんかが見えたりします。

どうしてそういう寂しい風景が好きな子供だったのかはわかりません。
たぶん前世の虚無僧時代にでも、そういう風景の中をさまよっていたからなんでしょう。
「夢は枯野をかけめぐる」だったか、芭蕉の句があったかと思いますが、そういう句に共感してた子供というのもあれですね(笑)

で、昨日お酒を飲んでいるついでに煙草を一本吸ってみました。
くらくらぐらぐらおいしく吸いました。
でも、あと一本吸おうとか思いません。
一本で止められます。
大成功です。
飲み屋で気分転換に一本だけ吸うというのが可能です。
これはちょっと嬉しいです。
今だって別に吸わなくても平気です。

なんでもハワイでも全面禁煙になりそうです。
近いうちに麻薬と同じ扱いになりそうな勢いですね。
それならそれでかまいませんが。←余裕の発言