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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その215 『横浜開港の歴史を訪ねて、三塔物語』 その13

2017年09月28日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
緑青色のドームが特徴的な建造物で、横浜市の歴史的建造物にも認定されています。
夜にはライトアップ演出がされています。



税関と聞くと堅苦しいイメージですが、建物は税関のイメージに反して優美で気品あるデザインです。
三代目税関庁舎(現庁舎)建設時に、神奈川県庁の高さ(49m)、横浜開港記念会館高さ(36m)”が港横浜の高層建築物でしたが、塔の高さ47mの税関庁舎の当初の設計図を見た金子税関長は『日本の表玄関たる国際港横浜の税関の庁舎とするなら、高くすべき…』と言及し、設計図が書き直され、当初より4m高い現庁舎の高さ(51m)が完成したと秘話として紹介されていました。



1階には税関資料室(クイーンのひろば)があり、横浜税関の歴史や役割、ホンモノ・ニセモノコーナー、ワシントン条約コーナー、密輸の手口などが紹介されています。



入口では税関イメージキャラクター「カスタム君」が出迎えてくれます。
カスタム君は撮りましたが、大蔵大臣高橋是清の直筆と伝えられている正面玄関の標札は忘れてしまいました。



歴代の税関本庁舎です。
初代横浜税関は1873年(明治6年)の建築、2代目横浜税関は1885年(明治18年)建築、3代目横浜税関は1934年(昭和9年)の建築です。
現在の本庁舎は2003年(平成15年)に全面改装され現在に至っています。



開港当時を思わせる運上所の門の再現のようです。
なのか、カスタム君も年代物?ですかね



カスタム君の説明です。
展示室には、横浜港・横浜税関の歴史年表、これまでに取り締まった密輸の記録、明治時代の税関職員の制服など様々な資料が展示されています。



歴代の税関長が勅任(ちょくにん、天皇の意思で任命すること)した際に着用する大礼服も展示されています。



最後に海側からの横浜税関の写真ですが、やむを得ない時代とはいえ、背景の高層ビルがないほうがより歴史を感じることができると思いますね。



何とか、半日かけて横浜三塔を見て回り、勉強になりました。



最後に、横浜三塔を同時に観える場所を探せると幸せになるという話もあるということから、何とか探し出して今回の散策の最後の写真にします。



次は何を調べながら散策(暇つぶし?)しようか、思案中です。
横浜中華街の歴史か、元町の歴史ですかね..............................。

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