TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その215 『横浜開港の歴史を訪ねて、三塔物語』 その7

2017年09月22日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
横浜には多くの、歴史的価値が高い洋館が現在まで大切に残されています。
旧神奈川県庁キングの塔は日没から22時までのライトアップを行っています。



第1層は、薄いベージュの色の大谷石を使用し、第2層は、スクラッチタイル、3層目が塔屋となります。
キング、ジャック、クイーンの塔の呼び名は、開港当時、外航船の船乗りたちが、横浜港に近づくと見えるこれらの建物(塔)に付けた愛称だと言われています。



県庁の敷地内に神奈川運上所跡の史跡がありました。
運上とは運送上納の略で、古くは年貢などの公物を京都へ運んで上納することを意味し,室町時代には課税の意味です。
運上所とは現在の税関にあたるもので、江戸時代,運上上納を扱った役所で、運上方ともいいます。
幕末から明治初年に幕府,次いで大蔵省が各開港場において輸出入貨物の取締りや関税の徴収などにあたりました。



1859(安政6)年、開港に伴い神奈川運上所が設けられました。
現在の税関業務や外交業務等、神奈川奉行所の中で最も主要な仕事を受け持っていました。
慶応2年(1866年)類焼、翌年新築、横浜役所と称し、明治元年(1868年)明治政府に移管され同5年(1872年)横浜税関に改められました。



横浜開港記念館です。
横浜開港50周年を記念し、市民の寄付金により大正6年(1917年)に創建されて以来、横浜の代表的建造物の一つとして多くの市民に親しまれてきました。



昭和34年(1959年)から「横浜市開港記念会館」の名称で、公会堂として利用されています。
今年は、横浜市開港記念会館は、開館100周年になります。



横浜市開港記念館の塔は通称ジャックと呼ばれています。



横浜開港50周年を記念して市民の寄付で建築され、辰野式フリークラシック様式の赤レンガが特色で、高さ36mの時計塔は横浜のモダン建築のシンボルとして親しまれています。



横浜市開港記念館は、創建当時の姿を保ったまま現役の公会堂として使用され、建物が丸ごと全部、重要文化財となっています。



続く.............................................。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。